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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第94号]2004/2/9
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 621−−□

 スペーシア・メールマガジンの第94号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・ワークショップ「まちが劇場〜まちを仕立てる」 (2/14)
   ・愛知善意ガイドネットワーク主催講演会(2/29) 
   ・旧防潮壁前通りの愛称募集(夢塾21) 
  ◆名古屋まちづくり情報◆
   ・名古屋の白い建築 
  ◆図書紹介◆
   ・「がんばらない」宣言―スローライフのすすめ―  
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ ワークショップ「まちが劇場〜まちを仕立てる」 ○
(「第2回世界劇場会議」ワークショップ3)

日時:2004年2月14日(土)9:30〜17:30
会場:愛知芸術文化センター アートスペースG(12階)

コーディネーター:
 井澤知旦((株)都市研究所スペーシア代表取締役)

コメンテーター:
 延藤安弘(NPO法人まちの縁側育くみ隊 代表理事)

話題提供者:
 岸井大輔(劇作家・東京都)
 南部美智代(縁側サミット主宰・三重県鈴鹿市)
 間城紋江(赤岡冬の夏まつり実行委員会・高知県赤岡町)
 水野孝一(にっぽんど真ん中祭り組織委員会 専務理事)
 青柳裕久(文化マネジメント修士課程在学中、スペイン政府給費留学生)
 小川伸夫(甲冑師/郷土歴史まつりの会事務局・(社)日本甲冑武具研究保存会東
海支部長)
 近藤良成(愛知県岩倉市生涯学習課長)

ストリート、駅、広場、お寺や民家、商店街…。まちを舞台にパフォーマンスが繰り
広げられたり、突然仮設の非日常空間やアートが出現したり…。まちは、まるで「劇
場」のよう。「仕掛人」たちが語るまち空間と舞台芸術・アートの出会いが生んだユ
ニークな事例を手掛かりに、これからのまちづくりと舞台芸術の関わりにおいて、市
民・行政・専門家が織りなす「あたらしい協働(コラボレーション)のかたち」と可
能性について展望する。また、全国から大募集した事例を一挙紹介する。

主催:「第2回世界劇場会議」実行委員会
参加費:7,000円(論文・報告集代金を含む)※1日券
ただし2/13〜2/15に開催する「第2回世界劇場会議」の他の日程に参加の場合基本登
録料10,000円。学生券4,000円もある。
※詳しくは「第2回世界劇場会議」アナウンスメント又はHPをご覧ください。

お問い合わせ・申込先
「第2回世界劇場会議」事務局
 〒460-0005 名古屋市中区東桜2-22-26第2照運寺ビル225
 tel/fax:052-934-1452 e-mail:itcn@msc.biglobe.ne.jp
 http://www2m.biglobe.ne.jp/~ITC/
 HPからも登録申込できます。

追伸:第2回世界劇場会議では、「NPOと行政のパートナーシップを考えるラウンド
テーブル」にて指定管理者制度に関する徹底的な議論も予定しています。論文・報告
集にはすべての記録を収録します。(5,000円にて販売)

〜エルイー創造研究所の川本直義さんより情報提供いただきました〜

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○ 愛知善意ガイドネットワーク主催講演会 ○

 「愛・地球博パートナーシップ事業」
  ビアンキ アンソニー氏 英語講演会 

講師:ビアンキ アンソニー氏(犬山市議会議員)
「前例より前進 わしの政治」
 ニューヨーク市出身。ニューヨーク大学卒業。ニューヨーク市役所、愛知県庁義務教育
課勤務を経て、犬山市役所教育委員会に勤務し、犬山市独自の英語プログラム(NET)を
作成。2002年には日本国籍を取得し、2003年犬山市議会選挙でトップ当選。
空手二段。モットーは「前例よりも前進、条例よりも常識」。

日 時:2004年2月29日(日) 14:00〜16:00
場 所:日本福祉大学 名古屋キャンパス 北館8階
名古屋市中区千代田5-22-35  TEL:052-242-3022

※地下鉄鶴舞線『鶴舞』駅2番出口、JR中央線『鶴舞』駅公園口より徒歩2分
募 集:会員及び一般参加者 併せて150名
※申込不要 
参加費:500円 (会員無料)

主催:特定非営利活動法人 愛知善意ガイドネットワーク
後援:愛知県・名古屋市教育委員会・日本福祉大学CDPセンター
◆ 愛知善意ガイドネットワーク事務局 (AGGN) ◆
  〒458-0004 名古屋市緑区乗鞍1-405-3
           TEL&FAX:052-878-3698
e-mail:aggn@heartful.or.jp 
http://nagoya.cool.ne.jp/aggn

 〜英文情報誌「アベニューズ」の佐藤久美さんより情報提供いただきました〜

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○ 旧防潮壁前通りの愛称募集(夢塾21) ○

 名古屋市港区築地地区で夢塾21が進める旧防潮壁の修景が少しづつ完成してきました。
2年前に最初の取り組みとして、子供達の絵とトリックアートができ、この2月5日には、
子供たちの絵の第2弾が完成しました。下記にその様子を紹介しています。
 http://www.spacia.co.jp/Topic/topic/040205yume/index.htm
 3月にはパネル12枚に築地地区の昔の写真を拡大し、「なつかしき築港」というタイト
ルで展示を行い、これまでの取り組みを記す銘板も設置する予定です。このたび、この防
潮壁に愛着をもってもらおうと下記のように愛称を募集することとなりました。愛称募集
はどなたでも応募できます。みなさんのアイデアを待っています。
 夢塾21のホームページにこれまでの取り組みを掲載しています。名古屋港に来られた際
には、ぜひ足を伸ばしてみてください。

応募方法
 メールの場合は下記まで。通りの愛称案と氏名、住所、連絡先(電話番号、メールアド
レス)を明記。
 matsu9918@ybb.ne.jp

締め切り
 2月末日

賞品
 採用者:名古屋港水族館年間パスポート券2枚。(1人。多数の場合には抽選)
 優秀賞: 同 入場券 (若干名)

発表
 夢塾21ホームページ、西築地コミセン掲示板他
 http://www.geocities.jp/matsu9918/ 

〜スペーシア・石田〜
 
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 ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 名古屋の白い建築 ○

 「この道のはるか彼方の 雲流れる下に幸福がある ああ久屋大通りの花時計 花に残
したきみの微笑み 白い街 白い街 名古屋の街」
昭和42年に発売された、石原裕次郎の「白い街」という歌である。あまりヒットしなかっ
たようだが、これ以来、名古屋は白くて殺風景な街としてイメージされるようになってし
まった。しかし時代はめぐり、最近の名古屋のまちを眺めてみると、現代的な表現手法と
して「白」を際立たせた建築が増えてきている。
 日本経済新聞社名古屋支社、東海テレビ新社屋、Lasky on the park、カッシーナなど
がそれだ。いずれもここ2〜3年で栄周辺にできた現代的なデザインの建物である。
 建築の世界では20世紀初頭のモダニズムの時代に、「白」という色が脚光を浴びた。そ
れまでの様式や材料に縛られること無く、新しく自由で普遍的な理念の象徴とされたのが
「白」であった。緑の芝生に真っ白な四角い箱が浮かぶル・コルビュジェのサボア邸は、
今見ても斬新である。
 最近は当時のモダンデザインがブームとなり、その影響で「白」が好まれる傾向はある
と思うが、私は「白」という色が持つ喪失感に魅力を感じている。空間として想像すると
「白」という色は死後の世界や、記憶や方向感覚を失った世界をイメージさせる。現代は
大量の物と情報が溢れる時代である。そうした混沌とした現実世界への反発として、非現
実的な何も無い世界へのあこがれがあるのではないだろうか。
ともあれ、30年前は殺伐としたイメージを与えた「白」は、今、コンテンポラリーな建築
には欠かせない色となって、新鮮は表情を我々に見せてくれる。 (堀内 研自)

 →ホームページに写真を掲載しています。
  http://www.spacia.co.jp/Nagoya/konna/siroi-kentiku/index.htm

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 ◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ 「がんばらない」宣言―スローライフのすすめ―  とよだもとゆき著 ○

 「スロー」 最近よく耳にするキーワードである。特に外食産業の「ファーストフー
ド」に相対する「スローフード」はイメージしやすい。しかし、スローの考え方はそれだ
けではなく様々な分野で認識されはじめている。本書は、そうした考え方を食、旅、まち
づくり、生活スタイルなどの分野について事例を交えながら紹介している。
 まちづくりに関する話題では、市長自らの経験からスローなまちづくりにより地域を見
直す「スローライフシティのまちづくり」を全国に先駆けて着手した静岡県掛川市の事例
が紹介されている。行政と市民が共同して様々なイベントを開催し「スローライフ宣言」
なるものを掲げ視点を変えたまちづくりのきっかけとしている。さらに、この地域の事例
として多治見市や岐阜市での取り組みが紹介されている。地方は、都心部への一極集中が
進みまちづくりをはじめ様々な問題を抱えている。本書は、それを解決するキーワードの
一つにスローを打ち出している。しかし、そうした都心部にこそ地方以上にスローな概念
が必要なのかもしれない。掛川市、多治見市などの事例がきっかけとなり都心部でもス
ローについて議論されることに期待したい。
 スローライフは、日ごろ時間に追われながら生活している者としては、考えてみたいが
どこかで考えようとしていないテーマであり、本書はそうしたライフスタイルに変化をも
たせるきっかけになるのでないだろうか。ただ、こうしたテーマの書籍を通勤や移動の合
間に速読していてはスローライフとは程遠いかもしれない。  (村井亮治)

 →ホームページに表紙の写真を掲載しています。
  http://www.spacia.co.jp/Mati/tosyo/slowlife.htm

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介− mm@spacia.co.jpへ
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 (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします) 

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・ホームページに年1回発行の「ラバダブ」7号の記事を掲載しました。写真がカラーに
 なっています。このあたりがネットの強みでしょうか。

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきます。
   メールマガジン投稿用アドレス mm@spacia.co.jp
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
   http://www.spacia.co.jp/mm/index.htm
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
 〒460-0008 名古屋市中区栄5-1-32 久屋ワイエスビル5階
  TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
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