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◆ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ □[第86号]2003/10/20
◆ ■ ■ ■■ ◆ ■ ■ ■■ □−−配信数 593−−□
スペーシア・メールマガジンの第86号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
<内容・目次>
◆まちのトピック◆
・コンパクトシティについての講演会と鼎談(11/19)
・津島まちなかウォーク&人にやさしい街づくり地域セミナー(10/26)
・人にやさしい街づくり地域セミナー<瀬戸>(11/16)
◆名古屋まちづくり情報◆
・雨の美濃和紙あかりアート展 −ボランティアが支えるまちづくりイベント−
◆視察レポート◆
・新時代に向け変貌を続ける都市ベルリン
◆読者の声◆
◆スペーシアのこの頃◆
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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ コンパクトシティについての講演会と鼎談 ○
このたび、イギリスからコンパクトシティ研究の第一人者であるマイク・ジェンクス教
授を招いて講演会を実施します。都市・地域環境や都市計画と都市形態のあり方をテーマ
とした講演と、日本の研究者との鼎談によって、これからの都市のあり方を考えようとす
るものです。通訳が付きます。
テーマ:「コンパクトシティと環境共生」
主催:名城大学・都市情報研究所(オープン・リサーチ・センター)、財団法人・日比科
学技術振興財団、(社)日本都市計画学会・中部支部
後援:(社)日本建築学会・東海支部都市計画委員会
日時:2003年(平成15年)11月19日(水)、
午後3時〜5時半、入場無料
講演(3−4時)
講師:Mike Jenks教授
(マイク・ジェンクス、オックスフォード・ブルックス大学建築学部長)
鼎談(4−5時半)
鼎談者1:林 良嗣教授、名古屋大学総長補佐、同環境学研究科都市持続発展論講座
鼎談者2:(交渉中)
場所:名城大学天白キャンパス・共通講義棟301教室
名古屋市天白区塩釜口1−501(大学代表電話052−832−1151)
申し込み・連絡先:海道清信(名城大学都市情報学部)
電話0574−69−0136
kaidou@urban.meijo-u.ac.jp
〜名城大学・海道先生より情報提供いただきました〜
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○ 津島まちなかウォーク&人にやさしい街づくり地域セミナー(10/26) ○
昔をしのばせる名所、旧跡、町並みが多く残っている津島。今回、津島の
まちなかを舞台に、まちなかウォークと地域セミナーを開催します。まちの
魅力を実感していただき、「歴史あるまちとバリアフリー」「人にやさしい観光」
などの視点でみなさんと考える一日にしたいと思っています。
ぜひご参加ください。
●日時:10月26日(日)
●<午前>津島まちなかウォーク
集 合:午前9:50 津島駅
コース:午前10:00 津島駅を出発〜天王川公園まで
(2時間程度、雨天でもあります)
●<午後>人にやさしい街づくり地域セミナー
「歴史のまちの魅力
〜人にやさしい観光とまちの活性化〜」
会 場:市立図書館大集会室
津島市老松町1番地の1 TEL(0567)25−2145
時 間:午後1:30〜4:30(予定) 開場1:10
●講 演
「魅力ある観光地とバリアフリー」
草薙威一郎さん(JTMバリアフリー研究所)
●ディスカッション
パネラー:黒田剛司さん(天王文化塾塾頭)
田宮祥江さん(人にやさしい街づくりアドバイザー)
草薙威一郎さん
コーディネート:NPO法人ひとにやさしいまちづくりネットワーク・東海
※当日は、手話通訳、要約筆記を用意します。
●対 象:どなたでも参加できます。
●定 員:地域セミナーのみ100名程度(定員になり次第締め切り)
●参加費:無料
午前・午後の両方参加される方は、昼食を各自でご用意ください。
●申込み:お名前、住所、連絡先をご記入の上、
FAX・Eメールまたは、直接、津島市建築課建築グループまで
(電話も可)
●問合せ:津島市建築課建築グループ
TEL(0567)24−1111 内線2411
FAX(0567)24−9010
E-mail:kentiku@city.tsushima.aichi.jp
愛知県建設部建築指導課街づくりグループ
TEL(052)961−2111 内線2839
〜スペーシア・浅野健〜
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○ 人にやさしい街づくり地域セミナー<瀬戸>(11/16) ○
〜まちの魅力・もてなし〜誰もが楽しめるまちなか観光〜
「まちの魅力・もてなし〜誰もが楽しめるまちなか観光〜」をテーマに瀬戸市でセミ
ナーを開催します。「まちなか観光とバリアフリー」などの新たな視点から、「誰も
が楽しめるまちなか観光」についてみなさんと考える1日にしたいと思います。是非
ご参加ください。
日時:11月16日(日)午後1時〜4時30分(受付12時40分)
場所:やすらぎ会館
〒489-0919 瀬戸市川端町1-31
TEL:0561-84-2011
●講 演
「まちなか観光とバリアフリー」
草薙威一郎さん(JTMバリアフリー研究所)
「NPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンターの取り組み」
野原明浩さん(NPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンター)
●パネルディスカッション
コーディネーター 水野晶夫さん(名古屋学院大学助教授)
パネラー 草薙威一郎さん、野原明浩さん ほか
●定 員/150人 申し込み順
●参加費/無料、どなたでも参加できます
●申し込み方法/はがき、FAXで@氏名A住所B電話番号
(またはEメールアドレス)を記入しお申し込みください。
瀬戸市役所建築課建築指導係まで(電話申込可)
●申し込み締切/11月7日(金)(定員を超えた場合は後日連絡します。)
●問い合わせ先/
〒489-8701 瀬戸市役所建築課建築指導係 Tel:0561-88-2712 FAX:0561-88-2724
愛知県建設部建築指導課街づくりグループ Tel:052-961-2111 内線2839
※当日は手話通訳、要約筆記を用意します
主 催/愛知県
共 催/瀬戸市
後 援/瀬戸市社会福祉協議会、瀬戸市観光協会、瀬戸市教育委員会
企画運営/NPO法人ひとにやさしいまちづくりネットワーク・東海
※地域セミナーのことについては、
NPO法人ひとにやさしいまちづくりネットワーク・東海の
ホームページhttp://www.hitomachi.npo-jp.net/
でも紹介しています。
〜スペーシア・浅野健〜
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◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 雨の美濃和紙あかりアート展 −ボランティアが支えるまちづくりイベント−
○
この美濃和紙あかりアート展は1年前に先輩所員が紹介をしている。
http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/mino/index.htm
再びこのイベントを紹介するのは、訪れた日があいにくの天気であったために違う視点
でこのイベントをみることができたからである。
このイベントは1300年の伝統を持つ美濃和紙のPRのために1994年から始まり、今年で10
回目を数える有名なイベントである。今年は684点もの和紙を使ったあかりのアート作品
が全国から集められた。そのあかりが重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「う
だつ」の残る町並みをほんのり照らす幻想的な光景を見るため多くの人が訪れる。このイ
ベントは土日の2日間で行われたが、私の訪れた日曜日は天候不順のため会場は屋外の町
並みではなく、体育館などの屋内の会場に変更になってしまった。駐車場から出発する
シャトルバスを待っている間に、会場変更を知らされた時はがっかりし、帰ろうかとも
思った。バスのルートは本来の会場である町並みの近くの乗り場を経由して体育館に向か
うものであった。途中の乗り場から小学生の女の子がイベントの説明、きてくれたお礼、
会場変更の説明、天気の良い時に町並みを見に来て欲しいというお願いをしている一生懸
命な姿がとても印象的で、沈んでいた気持ちから復活できた。小学生以外にも地元のボラ
ンティアと思われる方々が多数イベントを支えていた。あいにくの天気で幻想的なあかり
と町並みの幻想的な光景を拝見することはできなかったが、ボランティアの方々がイベン
トを支えている光景を拝見することができたので、訪れた価値があったと思えたし、来年
リベンジしようという気になった。
後で知ったことがふたつある。ひとつは、このイベントは第6回ふるさとイベント大賞
を受賞するなど、多くの市民ボランティアが参加するまちづくりイベントの成功例として
も有名であること。もうひとつは当日の日曜日の新聞に「雨の確率が高いため市体育館な
ど屋内に会場を移す予定」という記事がきちんと載っていたこと。本来はきちんと下調べ
をしなかったことを反省するべきなのだが、後者については知らなかったことでかえって
貴重な体験ができたような気がする。 (山崎 崇)
美濃市観光協会の第10回美濃和紙あかりアートのホームページ
http://www.minokanko.com/4akari/art1.htm
→ホームページに写真を掲載しています。
http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/mino2/index.htm
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◆視察レポート◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−
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○ 新時代に向け変貌を続ける都市ベルリン ○
プロイセン王国の首都としての栄光、第二次大戦後の東西分裂と栄光と悲劇の歴史
を繰り返してきた都市ベルリン。東西ドイツの統一後は新生ドイツの首都となり、今
なお変貌を続けています。オペラ、博物館、美術館などの芸術を堪能するもよ
し、戦前の建物やベルリンの壁などの歴史に触れるもよし、再開発の現場を見るもよ
し、もちろん買い物に走るもよし。今回はプライベートの旅行だったので、とりとめ
もないことを書きます。
●都心の構造
旧東ドイツ=旧ベルリン・文化と政治の中心、旧西ベルリン=19世紀の新都心・高
級住宅地の開発の二大都心からなる。おすすめは旧東ベルリンのミッテ(中央)地区
で、オペラ座、博物館、美術館など見所の多くが集中している。
●ポツダム広場周辺
戦前はヨーロッパ一混雑するといわれたベルリンの中心地で、世界最初の交通信号
機が設置された場所。ダイムラー・シティ、ソニーセンターなど東西の統一を象徴す
る再開発が続けられている。「ヨーロッパ最大の工事現場」とうたわれた再開発の現
場を見るならここ。
●公共交通
ドイツの大都市には、都市を中心に運輸連合があり、Uバーン(いわゆる地下
鉄)、Sバーン(都市と郊外を結ぶ電車)、市電、バスなどを走らせている。これら
の交通の切符は共通で、乗り換えも自由にできる。日本でいえば、地下鉄、バス、JR
や私鉄などが都市近郊で共通の切符で行けるという感じか。
ベルリンではバスが発達している。中でも100番系統、200番系統は旧西ベルリンの
ツォー駅からミッテ地区方面を結んでおり、日中は5分おきくらいに走る。この2系
統のバスと地下鉄さえあれば、市内の主なスポットを回ることができる。
●観光
ドイツの観光名所では、携帯電話のタイプやヘッドホンタイプなどの情報端末を
使ったガイドがあり、ウォルト・ディズニーがシンデレラ城をつくるときに参考にし
たといわれるノイシュバンシュタイン城など日本語OKのところも幾つかあった。
ベルリンには、市内の観光名所を巡回する観光バスがあり、10時〜18時(冬季は〜
17時)の間10〜15分おきに走っている。その観光バスは1日中乗り放題で、8ヶ国語
のガイドつき(もちろん日本語も)なのでおすすめ。 (浅野 健)
→ホームページに写真を掲載しています。
http://www.spacia.co.jp/Mati/sisatu/Berlin/index.html
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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介− mm@spacia.co.jpへ
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)
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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・前回のメルマガで「ホームページに写真を掲載しています」として記述したURLが
間違っておりました。以前のメルマガを修正しながら新しい号を作成しているの
ですが、古いままでした。このようなミスがあるので、事前に所員に見てもらうよう
にしているのですが、原稿の集まりが遅かったり、忙しい合間に作成していると、
それができずにミスをしてしまうようです。今号は所員チェックをしてもらったので
すが、ミスなしで発行できたでしょうか。
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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
ジンに掲載させていただきます。
メールマガジン投稿用アドレス mm@spacia.co.jp
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
http://www.spacia.co.jp/mm/index.htm
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア 編集:石田
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