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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第85号]2003/10/6
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 589−−□

 スペーシア・メールマガジンの第85号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・第2回中部の住まいづくり・まちづくりフォーラム
〜住み手主体の住まい・まちづくりに向けて〜
  ◆名古屋まちづくり情報◆
   ・商店街による新しい「市」の創出−勝川駅前通商店街 
  ◆視察レポート◆
   ・大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 第2回中部の住まいづくり・まちづくりフォーラム ○
   〜住み手主体の住まい・まちづくりに向けて〜

【日時】 平成15年10月27日(月) 14:00〜17:00

【主催】 国土交通省中部地方整備局

【3会場】 メルパルク名古屋 3Fカトレア
  〒461-0004 名古屋市東区葵3−16−16(地下鉄・JR千種駅下車)

【趣旨】
 国土交通省中部地方整備局では、今後の中部地方の住宅施策の方向性を示すものとして
2002年6月に「中部の住宅ビジョン」を策定しました。その後、この「中部の住宅ビ
ジョン」のフォローアップ活動として、高齢者がいきいきと暮らせる住まいづくり事例研
究会、安心安全な住まいづくりまちづくりワークショップ等を開催し、先進的に取り組ん
でいる地方公共団体等からの報告を行い、情報共有・意見交換を行ってきました。
 今回のフォーラムでは、フォローアップ活動を振り返るとともに、ビジョンに示した
「住み手主体の住まい・まちづくり」について考える場として、大貝豊橋技術科学大学助
教授の講演と先進的な取組み事例の紹介を行います。

【内容(予定)】
第一部 「中部の住宅ビジョン」フォローアップ活動報告
 (1)概要報告
 (2)参加メンバーによる報告

第二部 講演・事例報告
 (1)大貝 彰氏(豊橋技術科学大学助教授)
    「住み手主体の住まい・まちづくり」
 (2)松井 学氏(社会福祉法人愛知たいようの杜)
    「住み慣れた地域で、安心した生活を支える−ぼちぼち長屋」
 (3)高橋 徹氏(NPO法人伊勢河崎まちづくり衆)
    「対立から協働へ−伊勢河崎のまちづくり」
 (4)意見交換・質疑

【定員】  130名(申し込み先着順)

【参加費】 無料

【申し込み方法・問い合わせ先】
  裏面申込書により下記までFAXにてお申し込み下さい。
  国土交通省中部地方整備局住宅整備課 磯崎、大河内
                    TEL 052−953−8574
                    FAX 052−953−8605
〜スペーシア・石田〜

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 ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 商店街による新しい「市」の創出−勝川駅前通商店街 ○

 愛知県春日市のJR中央本線勝川駅前の「勝川地区」は、春日井市の西の玄関として位
置づけられ、これまでに土地区画整理事業による基盤整備をはじめさまざまな事業が進め
られ、全国の行政担当者等が視察に訪れるなど、注目されている地区である。
 そんな勝川地区には、駅前からのびる「勝川駅前通商店街(通称:大弘法通商店街)」
があり、近隣住民の買い物先として親しまれている。また、大弘法通商店街の名前の由来
となった「勝川大弘法」が商店街の一画にあり、御線香の香りが漂い、お参りに訪れた人
たちの声が絶えない、賑やかで情緒ある名所もみられる。
 勝川駅前通商店街では、商店街活性化を目的にさまざまなイベント等が行われてきた
が、今年度からは今まで以上に地域との関係を深めまちの賑わいづくりをはかるため、若
手商店主を中心に「勝川弘法市」を企画し、出店者の募集、会場準備、運営等が行われて
いる。開催日は毎月第3土曜日で、これまでに8月を除き計5回開催され、いずれも多く
の来訪者がありその目的を果たしてきている。
 今回の「弘法市」は、基本的には、家庭の不用品等を販売するフリーマーケット的な出
店者は除き、業者を中心に構成されている点がこれまでの企画内容とは異なる。また、自
作の手芸品等を販売する個人出店者もあり、チャレンジマーケット的な雰囲気もある。当
日は、商店街を車両通行止めにし、ブースごとにカラフルなテントを並べ、各店のセンス
でディスプレイし商品を陳列する。その距離は200m以上にもなり、出店者も回を重ねる
ごとに増加しているようだ。店主との値段交渉、品物に関する情報交換、体験コーナーや
食べ歩きなど、楽しい時間を過ごすことができる。地域住民によるてづくりの街づくりが
さかんなこの勝川は、将来が楽しみな地区の一つであるといえる。
 なお、今月の弘法市は第3週が春日井まつりと重なるため、10月11日(土)午前10時か
ら開催予定となっている。  (村井亮治)

→ホームページに写真を掲載しています。
   http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/katigawa2/index.html

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 ◆視察レポート◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 9月7、8日 ○

 越後妻有アートトリエンナーレは新潟県十日町市、川西町、津南町、中里町、松代町、
松之山町の6市町、約762平方キロメートルの山里を舞台に、23カ国157組にも及ぶアー
ティストが参加するメガ・アートフェスティバルである。今年は第2回目の開催で、展示
作品数が250にもなり、県外のサラリーマンが7月20日〜9月7日の期間中にすべてを見るこ
となど、ほとんど不可能な規模である。今回の注目の作家は、現在世界的に評価されてい
るオランダの建築家ユニット、MVRDVで、彼らが日本で初めて造る建物に、非常に興
味が湧いていた。他にも有名建築家設計の建物が点在しており、建築好きの人にはとても
楽しめる芸術祭である。
 さて、この壮大な芸術祭は「越後妻有アートネックレス整備事業」という新潟県が推進
する地域づくりの事業が発端で、十日町市市長が委員長を務める実行委員会と東京の北川
フラム氏が代表を務めるアートフロントギャラリーが事務局を行っている。プロジェクト
の詳細は分からないが、地元住民や行政、経済とうまく結びつかなければこれほど広域な
イベントは不可能であっただろうし、民間のグローバルな展開がなければこれほど注目を
浴びることもなかっただろう。そして何より印象深いのは、越後の里山の自然である。米
の産地として勤勉に守り、育ててきた自然環境を、地域固有の財産としてアートを通じて
全世界にアピールできているこの芸術祭、一見の価値有りと言える。次は3年後ですが、
私は必ず行きます。  (堀内研自)

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介− mm@spacia.co.jpへ
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 (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします) 

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
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