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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第82号]2003/8/25
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 573−−□

 スペーシア・メールマガジンの第82号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆名古屋まちづくり情報◆
   ・”やきもののまち瀬戸”ならではの体験型施設がオープン
     〜ノベルティ・こども創造館〜
  ◆図書紹介◆
   ・みどりのコミュニティデザイン
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ ”やきもののまち瀬戸”ならではの体験型施設がオープン ○
   〜ノベルティ・こども創造館〜

 やきもののまちで知られる瀬戸に、こどもたちが土と出会う「ノベルティ・こども創造
館」が8月2日にオープンした。8月半ばまで1日100人を下回る日はなく、
今年は特に雨の日が多いこともあって利用は好調のようである。
 施設は陶磁器関係の民間の工場であったところを改修しており、間仕切り壁を少なくし
たため、オープンな雰囲気を出している。玄関を入るといきなり目に飛び込んでくるのが
「つちタッチ工房」で、3tもの土があって体中を使って土と遊べるこのスペースは、こ
どもたちに好評である。その他にも、やきものの職人達や芸術大学の学生達が関わり本格
的な体験ができるスペースや、アート系作品の配置や見せ方が工夫されたディスプレイ
は、こども達だけでなく芸術系の人たちにも楽しめる施設だと思う。
 現在、アニメーション作家山村浩二さんの作品が見られる「ヤマムラアニメーションこ
どもずかん」が開催中。2003年9月7日まで。月曜休館。 (浅野健)
  http://www.city.seto.aichi.jp/setomono/novelty     

→ホームページに写真を掲載しています。
   http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/novelty/index.html

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 ◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ みどりのコミュニティデザイン ○
 中瀬勲・林まゆみ 編 学芸出版社/2002.11.30発行

 阪神・淡路大震災からの復興まちづくりでは、震災が付きつけた前倒しになった未来の
様々な問題にいやがおうでも対応せざるを得なかったために、まちづくりの分野でも様々
な先進的な取組みが行われた。この復興まちづくりで得られた貴重な教訓は、他の地域に
おけるこれからのまちづくりにおいても大いに活かしていく必要があるだろう。
 本書が報告している花やみどりを用いて様々な形でコミュニティと関わる活動=「みど
りのコミュニティデザイン」もその1つだ。
 花やみどりは単に美しいというだけでなく、不思議な力がある。みどりが人々の連携を
深めたり、まちづくりの原動力になることを復興まちづくりの取組みが教えてくれた。
 最初に紹介されているのが、「ガレキに花を咲かせましょう」だ。これは震災まもない
時期の取組みだったことから、その情報は我々にも伝わってきた。復興まちづくりに奔走
する中で、そんなことまでよくやれるなあと感心したことを覚えているが、その取組み
が、その後も大きな展開をみせていたことまでは知らなかった。草の根活動のゆるやかな
連携から阪神グリーンネットの立ち上げへ。さらにトンボ市民サミットから農都の交流
へ。様々な組織やグループによる活動が展開され、みどりのコミュニティデザインが大き
なうねりになっていることをいきいきと描かれている。
 「みどりのコミュニティデザイン」に人々を参加させる原動力になっているものは、
「楽しみながら社会の役にも立てること」ではないかという。我々コンサルタントの仕事
にも通じるところがあるように思う。  (石田富男)

→ホームページに表紙の写真を掲載しています。
  http://www.spacia.co.jp/Mati/tosyo/midori.htm

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介− mm@spacia.co.jpへ
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 (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします) 

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・今回のウイルス騒動では、スペーシアにあるパソコンで標的となったXPと2000を使
 っているものが3台しかなかったので事無きを得ましたが、改めてチェックしてみると
 普段使っていないパソコンでは、updateを忘れているものもありました。ネットワーク
 につないでいるだけで感染してしまうということで、普段あまり使っていないパソコン
 ほど要注意ですね。

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきます。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
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