現在の位置:TOPスペーシアメールマガジン>71号 WWW を検索 スペーシアサイト を検索

 

  ◆ ■    ◆    ◆ ■   ◆
 ◆  ■◆   ◆    ■  ■  ◆   都市研究所スペーシア
■   ■ ■  ■   ■   ■   ■      メールマガジン
 ◆  ■ ■ ■■  ■    ■  ■■    (隔週発行予定)
  ■ ■◆  ■ ■  ■   ■  ■ ■  
 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第71号]2003/3/24
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 549−−□

 スペーシア・メールマガジンの第71号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・(社)都市住宅学会の中部支部設立準備総会が開催されます
   ・地域づくり活動出会いの広場フォーラム 
  ◆図書紹介◆
   ・策あり!都市再生〜第一線建築設計者から30の提言〜 
  ◆視察レポート◆
   ・近代建築物を高級フランス料理店として活用 〜シェ・ワダ高麗橋本店〜
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

☆*****************************************************************
 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
******************************************************************☆
○ (社)都市住宅学会の中部支部設立準備総会が開催されます ○

 都市住宅学会が設立されて10年になりますが、中部支部を立ち上げようということで、
この4月19日に設立準備総会が開催される予定です。
 これまで、関東支部、関西支部、中国・四国支部があったのですが、中部では会員が少
ないこともあり支部は設立されていませんでした。国の省庁再編で地方整備局が強化さ
れ、その強い後押しもあって、九州、東北でも支部設立の準備が進められています。中部
では、豊橋技術科学大学の三宅先生を発起人代表として支部設立の準備が進んでいます。
中部の都市住宅の望ましいあり方を考えていくため、様々な支部活動の展開が計画されて
います。この機会に都市住宅学会に入会されますようお願いいたします。 
 
【日時】2003年4月19日(土) 開場13:30 開会14:00
【場所】昭和ビル9階ホール
【プログラム】
 (1)設立準備総会 14:00〜14:30
 (2)常議員会    14:30〜14:50
 (3)記念講演会   15:00〜16:00
   テーマ:「需要構造転換時代の都市・住宅政策:ドイツとの比較を通じて」」
   講 師:大村 謙二郎先生(都市住宅学会副会長、筑波大学社会工学系教授)
 (4)交流会      16:00〜17:00
   参加費 1,000円 (昭和ビル会議室にて)
【問合せ先】
 水谷 明大(国土交通省中部地方整備局)  
 毛利 哲男(国土交通省中部地方整備局)  
 丹羽  守(都市基盤整備公団)  
 小川 陵介(愛知県)  
 石田 富男((株)都市研究所スペーシア)  
【参加申込み】
 記念講演会はどなたでも参加(無料)できます。スペーシア・石田までお申し込み下さ
い。

〜スペーシア・石田〜

--------------------------------------------------------------
○ 地域づくり活動出会いの広場フォーラム ○
   「MONOまちづくり」の新たな展開をめざして  
   −セラミック、ファッションなど個性的なものづくり都市の連携・交流−

 大都市やその周辺地域には、陶磁器、繊維、和紙、漆器、刃物等の特色ある地場のもの
づくり産業が集積し、大都市圏の発展を支えてきましたが、近年、産業のグローバル化の
進展などにより、これらの産業基盤が脆弱化し地域の活力の低下が懸念されているところ
です。
 今後、産業の競争力を高め、魅力あるまちづくりを進めていくためには、他都市との同
業種・異業種連携による高付加価値化、大都市の消費者・NPOなどとの連携による消費
者のニーズ把握や消費者への情報発信、フィールド・ミュージアム等の産業観光ネット
ワークの形成など、多様な主体との連携が重要となってきています。こうした、ものづく
りとまちづくりを密接に連携させ両面の相乗効果を図る、「MONOまちづくり」の新た
な展開を推進することにより、世界に通用する魅力的な個性を多くの都市が持ち、さらに
大都市圏の発展に大きく貢献することになると期待されます。
 このフォーラムは、「MONOまちづくり」の取り組みを行っている都市間の連携や、
大都市の消費者・NPOなどとの連携の、きっかけをつくる場として開催いたします。

●と き/2003年3月28日(金) 14:00〜17:00
●ところ/セラミックパークMINO−オリベスクエア− 国際会議場
●主 催/国土交通省 協 力/岐阜県、多治見市 【参加費無料】

●プログラム
第一部 基調座談会                            
 テーマ; 「MONOまちづくり」「ファッションタウンづくり」運動の基本的考え方
       とその歴史的意義
 メンバー(案);大阪産業大学教授・MONOまちづくり研究会座長 今野  修平
        ;環境デザイナー・ファッションタウン推進委員会委員長 泉 眞也
        ;福井県鯖江市長 辻 嘉右ェ門
        ;岐阜県多治見市長 西寺 雅也
 司会    ;日本開発構想研究所理事・MONOまちづくり研究会会員 阿部 和彦

第二部 パネルディスカッション             
 テーマ; 「MONOまちづくり」「ファッションタウンづくり」運動のこれからの展
開方策
 コーディネーター;(株)マーケティング企画代表 藤原 肇
 パネリスト(案) ;(財)神戸ファッション協会部長 岸上 龍平
            「21世紀の世界へはばたく人材育成と産地連携への期待」
          ;池内タオル(株)社長 池内 計司
            「欧米で認められた今治のオリジナルブランドを東京の直営
             店で販売」
          ;都市計画家 伊達 美徳
   <休  憩、模様替え>

第三部 交流フォーラム                            
 ご参加の皆様の活動等をご紹介していただくとともに、MONOまちづくり運動に関す
る情報やニーズ等について意見交換等を行います。

●参加申込み
○下記をご記入の上、お申し込み下さい。
○定 員;150名(先着順)
○参加費;無  料(旅費等のご負担は、各位で願います。)
○会 場;セラミックパークMINO−オリベスクエア− 国際会議場 
岐阜県多治見市東町4-2-5  TEL:0572-28-3200 JR中央本線多治見駅→車約15分
(開会前と閉会後の適切な時刻に、送迎無料バスをご用意します。)
○お問い合せ; (財)日本開発構想研究所 矢崎、阿部
 〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-16-4 アーバン虎ノ門ビル7階
 TEL:03-3504-1768 FAX:03-3504-0752 E-mail:yazaki@ued.or.jp

〜日本開発構想研究所の阿部さんから情報提供いただきました〜

☆*****************************************************************
 ◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
******************************************************************☆
○ 策あり!都市再生〜第一線建築設計者から30の提言〜 ○

 10年前80兆円以上あった日本の建設投資は、ついに60兆円を割りこむほどに落ち込
んできているそうだ。特に2000年以降の2年間ではT兆円も減っており、今後もまだ
まだ縮小すると予想されている。
 こうような不況の中、建築界はもとより、日本全体の活性化をも視野に入れた都市
再生への提言をまとめたものがこの本である。30もの提言は「建築戦略研究会」と名
づけられた研究会の2年間にわたる活動の成果で、メンバーは大手建設、組織設計会
社から40歳前後の有能なスタッフ14人が集められたそうだ。14人もの提案を1つにま
とめるのはさぞ苦労が多かったことだろう。しかし、その甲斐あってか、本書の提言
は一つのテーマに対し実にさまざまな視点のアイデアが盛り込まれており、意外な展
開の方策が語られている。反面、アイデアが多岐にわたる分、実現性への問題点をい
ろいろ指摘したくなるのだが、この本を読んで一番感じたことは、私たちが日常ふと
思った些細なアイデアが、多くの人の意見にもまれ、多くのアイデアと結びつくこと
で、意外なまちづくりの方策につながる可能性を持っているということである。自分
も日々の仕事に流されてばかりではなく、些細なアイデアを忘れないうちに留めてお
く場所を持たなくてはと、強く感じる。   (堀内 研自)

→ホームページに表紙の画像を掲載しています。
  http://www.spacia.co.jp/Mati/tosyo/sakuari.htm

☆*****************************************************************
 ◆視察レポート◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
******************************************************************☆
○ 近代建築物を高級フランス料理店として活用 ○
   〜大阪市中央区 シェ・ワダ高麗橋本店〜

 大阪市中之島にある中央公会堂から南へ約500m。明治時代後期に建てられた風格ある
赤レンガ造建築がそびえ立つ。保険会社、証券会社の事務所として長年使われた後、昨年
10月、高級フランス料理店として生まれ変わった。
 証券会社の移転が決まった後、ビルの所有者がこの近代建築物の保存・活用を模索しコ
ンペを実施。そこでビル所有者とフランス料理店長のコンセプトが一致、外観は大きな修
復をせずそのまま生かす一方、内装は全面改修した。1・2階をレストランの客室として
利用し、厨房は建物裏のスペースに増築することで、近代建築物再生のハードルと言われ
る消防法の規制をクリアしている。
 この建物周辺は「船場」と呼ばれ、江戸時代初期からの長い歴史を誇る商業のまちで
あっ
たが、今はオフィス、店舗、住宅が混在し、決して落ち着いて歩けるまちではない。改修
を行った建築会社の担当者曰く、「ビル所有者、オーナーシェフの両者が満足する高級感
のある店舗ができた。ここ一店だけでなく周辺にも広げ、大人が楽しめるまちをつくって
いきたい」 風格ある近代建築物が比較的残っているこの地域。若者中心のにぎわいのあ
るまちが増えつつある中で、大人のまちとしての再生の可能性が高いまちだけに今後が楽
しみである。  (加藤 達志)

住所:大阪市中央区高麗橋2−6−4
構造・規模:コンクリート造及びレンガ造2階建
建築面積:68.7坪(226.7m2) 延床面積:163.6(540.7m2)
建築年:明治45年(1912年)

→ホームページに写真を掲載しています。
  http://www.spacia.co.jp/Mati/sisatu/kindai.htm

☆*****************************************************************
 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介− mm@spacia.co.jpへ
*****************************************************************☆
 (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします) 

☆*****************************************************************
 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
******************************************************************☆
・年度末です。「異動が決まった」などという話がちらほら聞こえてきますが、スペーシ
 アでも少しメンバーが変わります。スペーシアでの経験を新しい職場でも生かして
 ほしいと思っています。

####################################################################
◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきます。
   メールマガジン投稿用アドレス mm@spacia.co.jp
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
   http://www.spacia.co.jp/mm/index.htm
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
--------------------------------------------------------------------
(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
 〒460-0008 名古屋市中区栄5-1-32 久屋ワイエスビル5階
  TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
  URL    http://www.spacia.co.jp/
####################################################################