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◆ ■◆ ◆ ■ ■ ◆ 都市研究所スペーシア
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ メールマガジン
◆ ■ ■ ■■ ■ ■ ■■ (隔週発行予定)
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◆ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ □[第7号]2000/10/9
◆ ■ ■ ■■ ◆ ■ ■ ■■ □−−配信数 331−−□
スペーシア・メールマガジンの第7号をお送りします。名古屋からの情報発信とまちづ
くりのネットワーク形成をめざしています。今回、はじめて送信させていただいた方も
今後ともよろしくお願いいたします。
<内容・目次>
◆まちのトピック ◆
・都市chubuフォーラム
・名古屋市築地地区で防潮壁の修景ワークショップ開催
◆名古屋まちづくり紹介◆
・いらなくなった器、どうしてますか?美濃焼産地からのメッセージ
◆視察レポート◆
・ハノーバー万博見聞記
◆読者の声◆
◆スペーシアのこの頃◆
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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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◎ 都市chubuフォーラム
「転換するまちづくり・すまいづくり」シンポジウム&研究報告会 ◎
〜主催:都市基盤整備公団〜
都市基盤整備公団では、社会や経済のパラダイムシフトが起こっている中で、「転換す
るまちづくり・すまいづくり」をテーマに「都市chubuフォーラム」を下記の内容で2日
間にわたり開催します。
スペーシアは第1部の企画・運営に携わらせて頂いています。皆様方のご来場をお待ち
しております。
第1部:「シンポジウム〜21世紀の名古屋」(当公団設立一周年記念)
コーディネーター:丸山優(日本福祉大学経済学部教授)
パネリスト:伊東真理子(同朋大学社会福祉学部助教授)
加藤秀樹(山大醸造合資会社社長)
佐々木葉(日本福祉大学情報社会科学部助教授)
堀越哲美(名古屋工業大学工学部社会開発工学科教授)
森川高行(名古屋大学大学院教授)
南部裕一(都市基盤整備公団中部支社長)
第2部:特別講演「21世紀名古屋圏が目指す方向とまちづくり」
講師:伊藤達雄(名古屋産業大学長)
総合研究所調査研究報告
都市再構築に関する報告、環境に配慮した技術開発等、
ライフサイクルコスト(LCC)に配慮したすまいづくり
日時:第1部−10月26日(木)13:30〜16:00
第2部−10月27日(金)特別講演10:00〜16:00
研究報告(11:00〜12:00、13:00〜16:00)
場所:栄ガスホール(栄ガスビル5階)名古屋市中区栄三丁目15-33
*参加をご希望の方はyamauchi@spacia.co.jpまでご連絡下さい。(担当:山内、加藤)
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◎ 名古屋市築地地区で防潮壁の修景ワークショップ開催(10月21日) ◎
昨年から夢塾21(住民のまちづくり活動団体)では、防潮壁の修景にとりくんでおり、
いろいろなアイデアを出し合ってきました。これらのアイデアを実験的に行ってみて、そ
の効果を確かめるワークショップを開催いたします。
日時 10月21日(土)午後1時30分〜4時30分
場所 名古屋市港区 港湾会館4F第5会議室及び現地
内容 1.防潮壁の修景の計画を知ろう(これまでのとりくみ及び修景計画案の紹介)
2.防潮壁をきれいにしよう(掃除及び花の植栽)
3.修景の効果を確かめてみよう
主催 夢塾21
→夢塾21の概要は名古屋都市センターHPに掲載されています。
http://www.nui.or.jp/dantai/yume.htm
→スペーシアHPでもこれまでの活動を紹介しています。
http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/tukizi2.htm
〜スペーシア 石田富男〜
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◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ いらなくなった器、どうしてますか?美濃焼産地からのメッセージ ○
「器から器へ」 家庭で使われないまま眠っている食器や、製造工程で壊れてしまった
食器を原料とし、再度、新しい食器へとよみがえらせる。そんな取り組みが美濃地方で進
んでいる。多治見市や土岐市などの陶磁器関係者が集い、「GL21−グリーンライフ2
1」として、平成9年より資源循環型食器の実現を目指し、活動してきた。(現在の参加
企業は約30社)メンバーは原料メーカーから製造メーカー、食器を全国へと送り込む商
社、最近はタイル製造メーカーや中間処理業者まで、美濃地方で美濃焼という「モノづく
り」に取り組む人々だ。
ここ数年で「環境」に関する法的な整備は急速に進み、「モノづくり」も環境問題を抜
きにしては立ち行かなくなっている。加えて「やきもの」の原料はいずれ枯渇するであろ
う陶土。ここにいち早く目を付けて活動を開始し、食器の製造過程で消費するエネルギー
を通常の製造過程と比較し、ほぼ同じであることを確認した上で、昨年商品化にまでこぎ
つけた。現在、基準としている原料リサイクル率は20%である。技術的にはもっと高率に
することも可能だが、産地企業が無理なく参加できるよう、20%としている。今年に入
り、土岐市の市民団体や遠方では東京の商店街なども協力を申し出て、活動は急速に高
まっている。
今年度GL21が取り組んでいる大きな課題は回収システムづくりである。市民の理解を
得て、いかに「環境にやさしく」かつ「地場産業の振興、産地のイメージアップにつなが
る」モノづくりを確立するか。今後も目が離せない活動である。 (竹内)
→詳しい活動内容についてはこちらをご覧下さい
http://www.nagoyanet.ne.jp/gl21/index.htm
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◆視察レポート◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−
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○ ハノーバー万博見聞記 ○
去る7月17、18日に2日間、ハノーバー万博の視察を行った。詳細は別稿にゆずり、こ
こでは感想を中心に述べたい。
前評判では入場者が少なくガラ隙で、面白くないと言うことであった。実際訪れてみる
と前者はそうでもなく、後者はそのとおりであった。入場者目標4千万人(日平均26万
人)は確かに過大見積もりであり、1時間待ちのパビリオンがいくつかあり、それなりの
にぎわいがある規模は10万人(約1500万人)が妥当な数字であろう(ちなみに私が入場し
た日は9万人前後であった)。テーマ「人類・自然・技術」のもとに11のサブテーマを設
け、テーマ館が設置されている。表記はドイツ語中心で英語併記の所もあるが日本語はも
ちろん無し。日本人にとっては、解説的な展示ほど拒絶反応が起こり、子供感覚での興味
とならざるをえない。見て触って面白いもの、興奮するものは特になかったように思え
る。そのせいか子供が少なかった。映像やアトラクションではもはやテーマパークやIM
AXなどを150日間の仮設パビリオンでは超えることはできない。この点はハリウッド的
娯楽でなく、哲学の国ドイツ的娯楽なのだという意見もあろうが、そのドイツ的娯楽には
馴染みがない。リスボン博のテーマ演劇やロンドンのミレニアムドームのサーカス演劇
は、生身の人間が演じているので、バーチャルで味わえない感動があった。
会場の最長のところで3kmあり、歩くだけで45分かかる。広大で数多くのパビリオン
があるだけに、今見たパビリオンが面白なくても、次のパビリオンへの期待が膨らむ。そ
して次なるパビリオンへの期待で一日が終わる。会場外で展開される世界プロジェクトの
いくつかを見たが、これもまた解説的で、惹きつけない。費用も最小限に抑えているので
あろう。
ただし、既存メッセを有効活用し(空間を持て余し、うまく使い切れていない)、恒久
利用できる展示施設の建設を奨励し、鉄道系インフラの整備が行われることによって、
メッセ産業の振興、新規産業の誘致は実現可能のように思えた。おそらく1千億円以上の
赤字を国と州で分担することになっているようだが、これを国民がどう見るか興味あると
ころである。少なくともハノーバーは良きにつけ悪しきにつけ世界的に名を売ったのは事
実である。万博開催中だけを見るのでなく、万博開催後、その成果をどのように活かして
いくのかを見続けることが重要であろう。そしてこれらの教訓を2005年の愛知万博にどの
ように活かすかが問われている。 (井沢)
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◆読者の声◆
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☆
・いつも楽しく拝見させて頂いています。
少し気になったのですが、
白壁アカデミアの1年を振り返っての井澤さんの肩書きが
「白樺アカデミア」となっているのは、
これは、井澤さんお得意のボケなのでしょうか?
もしそうであれば野暮な指摘ですが、
もし、万一間違いであれば・・・と思い、メールさせていただきます。
→得意のボケではなく、担当者の単純なミスです。ご指摘ありがとうございました。
このほかにも、誤字脱字、変換ミスは多数あるものと思われます。温かいご指摘
をお願いいたします。
・ヴォリュームいっぱいのマガジン、ご苦労様。
私も次のコーポラティヴのHPでは、0.5〜1/月の簡単なお便り出そうと思ってます。
どーやってやるの?
一から教えてください。
何処かに入る?
ソフトは?
→スペーシアのメールマガジンでは、特別なものは何も利用していません。普通の
メールソフトで宛先をスペーシア宛とし、送りたい人をBCCで送信しています。
まぐまぐ等を利用した方が読んでいただく人が増えたり、エラーメールの処理など
管理は簡単なのですが、一体誰に送信しているのかわからないという問題が
あります。利用目的に応じて、まぐまぐ等のサービスを利用した方がよさそうです。
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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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☆
・年に1回発行のラバダブ第4号の制作に着手しました。昨年のアンケートでは特集の
要望も多数よせていただき、ありがとうございました。みなさんの要望は様々でどんな
テーマにするか悩ましいところですが、次号についてはコミュニティネットワークとIT
といったテーマで(正式テーマタイトルは未定)展開したいと考えています。
・「自治体ホームページ・まちづくりランキング」に関していくつかメールをいただきま
した。その中には皆さんに読んでほしいものもあり、意見交換をする方法として掲示板
を設置することとしました。すでに数名の方から書き込みいただいています。一度のぞ
いてみて下さい。みなさんのご感想やご意見をお待ちします。
http://www.spacia.co.jp/hp-rank/
・スペーシアホームページにフレームを設定しました。トップページについては、イラス
トを入れたらなどの意見もあるのですが、なかなか手がまわりません。フレームの
設置もリンクの表示方法の指定などに手間取り、失敗したままアップしていまった
こともありますが、ようやくできました。しかし、まだ、ミスがあるかも。気がつかれ
た方はご指摘をお願いします。
http://www.spacia.co.jp/
・本日は体育の日で当初は明日の発行にしようと考えていましたが、自宅から発送する
こととしました。どこからでも発信できる、インターネットの強みです。
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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
ジンに掲載させていただきたいと思います。
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
http://www.spacia.co.jp/mm/index.htm
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。今後の送信はとりや
めさせていただきます。
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(株)都市研究所スペーシア 編集:石田
〒460-0034 名古屋市中区栄5-16-14 新東陽ビル5F
TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
URL http://www.spacia.co.jp/
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