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◆ ■◆ ◆ ■ ■ ◆ 都市研究所スペーシア
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◆ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ □[第62号]2002/11/18
◆ ■ ■ ■■ ◆ ■ ■ ■■ □−−配信数 475−−□
スペーシア・メールマガジンの第62号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
<内容・目次>
◆まちのトピック◆
・分譲マンション建替え体験ゲーム
・すまいに関する「我が家のちょっとした工夫」募集
・第5回 中部都市フォーラム・アール「成熟均衡社会の住まい・まちづくり」
◆名古屋まちづくり情報◆
・美濃和紙あかりアート
◆図書紹介◆
・コミュニティー・ソリューション ボランタリーな問題解決に向けて
◆読者の声◆
◆スペーシアのこの頃◆
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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 分譲マンション建替え体験ゲーム ○
名古屋工業大学兼田研究室で開発が進められている「分譲マンション建替え体験ゲー
ム」の公開実験が下記のように開催されます。
【日時】 11月23日(祝)11:00〜15:00
【場所】 名古屋工業大学 17号館3階 共通ゼミ室(東端)
【ゲームの構成】
第1部:実生活体験ステージ
第2部:デザインゲームステージ
第3部:建替え決議ステージ
校舎に入るときにひとつバリアがありますので、事前にメイルにてご連絡くださいとの
ことです。
E-mail masa0128@manage.nitech.ac.jp
〜名古屋工業大学 兼田敏之さんから情報提供いただきました〜
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○ すまいに関する「我が家のちょっとした工夫」募集
○
あいち☆すまい・まちづくり情報広場 http://www.smile-aichi.or.jp/
では、オープン4周年を記念してすまいに関する「我が家のちょっとした工夫」募集中。
最優秀賞1名様に賞金3万円、優秀賞4名様に賞金1万円、特別賞若干名様に記念品のプレ
ゼントがあります。
【応募資格】
なし(愛知県内外を問いません。)
【応募方法】
タイトルと内容を800字以内にまとめ、下記の項目を記入の上、Eメールでご応募くだ
さい。
・工夫した分野(収納、防犯、防災、環境 等)
・住所(郵便番号) ・氏名 ・年齢 ・電話番号 ・E-mail
・住宅の種類
(ご記入いただきました個人情報につきましては、当募集以外の目的には一切使用しませ
ん。)
【応募期間】
平成14年11月30日(土)まで
【応募・問合せ先】
〒460-0008 名古屋市中区栄四丁目3番26号
(財)愛知県建築住宅センター内
愛知ゆとりある住まい推進協議会事務局
TEL (052)264-4032 FAX (052)264-4043
E-mail: oubo@cjn.or.jp
〜スペーシア・石田〜
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○ 第5回 中部都市フォーラム・アール「成熟均衡社会の住まい・まちづくり」 ○
サブテーマ「縮小均衡下の名古屋都市圏の再編」を考える
人口減少、少子高齢化が加速する日本。名古屋都市圏でも2010年以降に人口の減少、
2020年以降に世帯の減少を迎えると言われています。郊外に拡散していた市街地も縮小を
余儀なくされ、市街地は大きく変動していきます。人口減少はこれからの社会に何をもた
らすのでしょうか。
【基調講演】
人口・文明論から見る成熟均衡社会
古田 隆彦 現代社会研究所所長 青森大学社会学部教授
【パネルディスカッション】
○コーディネーター
三宅 醇 豊橋技術科学大学工学部教授
○パネリスト
西山 八重子 金城学院大学現代文化学部教授
藻谷 浩介 日本政策投資銀行地域企画部調査役
古田 隆彦 現代社会研究所長 青森大学社会学部教授
大村 芙美雄 都市基盤整備公団中部支社長
日 時 平成14年12月6日(金)午後1時30分〜午後4時30分
場 所 名古屋国際ホテル2階 老松の間
名古屋市中区錦3-23-3 052-961-3111
地下鉄栄駅下車、8番出口より徒歩5分
主 催 都市基盤整備公団中部支社
入場無料(定員200名)
参加申し込み 都市研究所スペーシア 加藤まで kato@spacia.co.jp
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◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 美濃和紙あかりアート ○
美濃市は岐阜県のほぼ中央に位置する25,000人ほどのまちで、市の中心部は屋根の
両端に防火壁の「うだつ」を持つ町並みとして、国の伝統的建造物群保存地区に指定
されている。この「うだつの町」を舞台に、1300年の歴史を誇る特産品の美濃和紙を
使ったあかりのアート展が毎年開催されている。
全国からプロ・アマを問わず作品が集まり、美濃和紙のあかりがストリートに並べ
られ、「うだつの町」をやわらかく照らす光景は幻想的である。さすがに全国から集
まるとなれば作品のレベルが高く、1つ1つの作品を見てもかなり楽しめる。また、地
元の小中学生も数多く出展していてるため、観光客だけでなく地元の人たちが親子連
れで来て自分の作品を見つけて喜んでいる光景を見るのもほほえましい。
昨年(8回目)は出展数450あまり、観客動員約4万人で、第1回目と比べて出展
数が約6倍、観客動員が約10倍となっている。今年(9回目)はさらに増え、出展数
は700を超え、観客動員数は人口のほぼ3倍にあたる75,000人が訪れたという。夜遅
くまで開いていた店の幾つかは、おそらくこのイベントに便乗して普段より遅くまで
開いていたのであろうが、集客力と例年より早く訪れた寒さが加わって、経済効果は
かなり大きかったと思われる。
イベントを運営する実行委員会は市民ボランティアに支えられ、作品は夜間、各民
家の玄関に保管するなど市民の協力が必要不可欠となっている。地域固有の「美濃和
紙」と「うだつ」をベースに現代風にアレンジする工夫もさることながら、住民がい
きいきと暮らしながらまちを大切にしていることが魅力を高めていると思う。よく考
えてみたら、メールマガジン59号の郡上八幡、60号の明智町、私が何度も訪れている
犬山にも同じような魅力があって、どこも名古屋から十分日帰りできる距離にある。
テーマパークにもリゾート地にもない、素朴なもてなしと四季を感じながら、これら
のまちの魅力を味わってみるのもいかが?
美濃市観光協会の第9回美濃和紙あかりアート のページ
http://www.minokanko.com/4akari/art.htm
→撮影した写真はブレていますが、集客の多さは伺えるのではないかと・・・。
http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/minowasi-akariart.htm
(浅野 健)
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◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−
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○ コミュニティー・ソリューション ボランタリーな問題解決に向けて ○
金子郁容 著/岩波書店/2002.4.22発行
リナックスは、利用者が自発的にネット空間にOSプログラムを公開し改善が重ねられ
ていることで有名である。この情報の共有化とボランタリーな人と人とのつながりによっ
て支えられた問題解決の方法や思考は、企業や行政とは全く異なる。それには住民主体の
まちづくりにも共通するプロセスが含まれている。現在、企業や行政の仕組みが行き詰る
なかで、それに変わる情報の共有化とボランタリーな人と人とのつながりに支えられた仕
組みが注目されつつある。
本書は、住民みずから高齢者サービスセンターの必要性を市に提案し、施設の建築設計
を専門家と協働による議論を進め、完成後のセンターの維持管理を実現させ、さらには公
的なサービスが行き届かない人たちを対象にしたサービス提供を開始させるまでに発展し
た東京町田市のケアセンター成瀬の事例などを盛り込みながら、ボランティアによって獲
得できる経験や人と人とのつながり、共有された情報から形成されるコミュニティーが企
業や行政が解決できない問題を解決できることを分かりやすく説明している。
今後、まちづくりの仕組みを再構築してみたいと考える人、草の根の活動をしてみたい
と思っている人、住民参加のまちづくりをすすめているけれども、「計画倒れ」になって
悩んでいるプランナーの人にも、ぜひ読んで欲しい一冊である。 (浅井洋樹)
→ホームページに表紙の画像を掲載しています。
http://www.spacia.co.jp/Mati/tosyo/com-sol.htm
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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介− mm@spacia.co.jpへ
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・土井@千里国際情報事業財団です.
いつもメールマガジン有り難うございます.
勝川駅の交通量現況調査のお手伝いをしたのが確か,大学4年の頃だったと思
います.研究室の誰か修論のデータになったと思います.確か1973年の晩秋頃
だったと思いますが,それからなんと30年近くなってやっと完成したのです
ね.懐かしいとともに時間のかかる事業やとしみじみ思います.
→メールマガジンのご感想ありがとうございます。
勝川のまちづくりはそんな昔から取り組まれていたのですね。スペーシアとしては、
南口の住環境整備からお付き合いさせていただいていますが、それでも10年近く
なります。連立が完成し、南口の整備が完了するにはまだ5年以上かかりそうです。
北口の再開発もまだまだ。本当に息の長い取り組みです。(石田)
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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・スケジュール管理のフリーソフトを導入して1ヶ月ぐらいました。便利なものが無料で
提供されているものです。座ったままで各自の予定が簡単に把握できます。ただし、
ちゃんと書き込みがしてあればということですが…。いくら便利になっても書き込みを
忘れるということまでは防げないというところです。
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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
ジンに掲載させていただきます。
メールマガジン投稿用アドレス mm@spacia.co.jp
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
http://www.spacia.co.jp/mm/index.htm
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア 編集:石田
〒460-0034 名古屋市中区栄5-1-32 久屋ワイエスビル5階
TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
URL http://www.spacia.co.jp/
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