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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第60号]2002/10/21
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 461−−□

 スペーシア・メールマガジンの第60号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・日本都市計画学会中部支部 都市計画系研究室紹介大会のご案内 
   ・あいち環境づくりネット 
   ・桑名ワンデイウォーク 〜歩桑名(あるくわな)西の丘から東の川まで〜 
  ◆名古屋まちづくり情報◆
   ・地元芸術大学による中心市街地の活性化(西春町) 
  ◆視察レポート◆
   ・明智町・日本大正村 
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 日本都市計画学会中部支部 都市計画系研究室紹介大会のご案内 ○

 日本都市計画学会中部支部では、下記の要領で各大学の都市計画系研究室の紹介大会お
よびシンポジュームを開催します。研究室発表会では中部地域の各大学の都市計画系研究
室の概要、過去の研究成果、現在の研究テーマ等をとりまとめた小冊子をもとに、複数の
研究室が発表を行います。また、シンポジュームでは「社会が望む学生像」というテーマ
で、都市計画系研究室に望む都市計画教育のあり方についてパネルディスカッションを行
います。皆様のご参加を心からお待ちしております。

                     記
(1) 日 時:2002年11月6日(水)13:30〜17:00(受け付け13:00〜)
(2) 会 場:名古屋都市センター大研修室
        (名古屋市中区金山町1丁目1番1号/tel 052-678-2200)
(3) 内 容:
 第1部(13:30〜15:30) 都市計画系研究室発表会
 第2部(15:30〜17:00) パネルディスカッション「社会が望む学生像」
                コーディネーター:瀬口哲夫(名古屋市立大学)
                パネリスト:岩本基広(愛知県)
                       斎田周治(名古屋市)
                       永柳 宏 ((株)UFJ総合研究所)
                       市橋忠幸(中央コンサルタンツ(株))
(4) 参加費:無料
(5) 申し込み・問い合わせ先:
  参加希望の方は、都市計画系研究室紹介大会参加希望として、氏名、勤務先所属、
  連絡先住所、電話・FAX番号を明記の上、下記FAXにてお申し込み下さい。
  (締め切り/11月1日)
  名古屋都市センター 気付 (社)日本都市計画学会中部支部事務局
     担当 山田 藤井(調査課)   FAX:052-678-2211

 〜玉野総合コンサルタント・田部井伸夫さんより情報提供いただきました〜
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○ あいち環境づくりネット ○

「あいち環境づくりネット」は、愛知県環境部がNPOに委託した事業で、市民によ
る環境問題の議論の場の提供を目的としています。

10/13-20がウェブページによる環境問題の討論会です。
ぜひ皆様に議論に参加していただきたく思います。
それを受けて11/2にナディアパークでシンポジウムを開催します。

詳しくは下記アドレスをご参照ください。
http://www.aichi-kankyo.net/

ちょっと時期が遅れてしまいましたが、ご紹介いただければ幸いです。

 〜名古屋大学・森川先生より情報提供いただきました〜
 (討論会の案内は発行のタイムラグから間に合いませんでしたが…)

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○ 桑名ワンデイウォーク 〜歩桑名(あるくわな)西の丘から東の川まで〜 ○
http://www.kuwana.ne.jp/kuwana-city/life/news/box/new02-10-15e.html

 桑名を“歩いて暮らせる街”にするためのきっかけづくりとして、桑名ワンデイウォー
クが開催されます。
 マラソンランナー宇佐美彰朗さんから正しい歩き方の指導を受けて、大山田ニュータウ
ンから城下町までの約10qの道のりを歩きます。住宅地の歩行者道、緑いっぱいのデザイ
ン公園、里山の小径、歴史的な雰囲気のある道など、いろんな顔の桑名を歩きます。少々
長い距離ですが、お子様連れの方や体力に自信のない方でもそれぞれのペースで歩いて頂
けますのでお気軽にご参加ください。

開催日 11月10日(日) ※雨天決行
集合場所 桑名市総合運動公園 多目的運動広場予定地(テニスコート東) 
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=136/38/05.592&scl=70000&pnf=1&uc=1&grp=all&nl=35/
05/13.266&size=500,500
   8:30〜 受付(10:00まで)
   9:00 開会式
   9:15〜9:45 宇佐美先生の青空ウォーキングセミナー
   10:00 スタート
   10:30〜 歩き方中間チェック(場所:藤が丘デザイン公園)
   12:00〜13:30 ゴール受付(場所:寺町桑名別院本統寺)
   12:00〜13:00 宇佐美先生によるウォーキングカウンセリング
               (希望者のみ)
   13:30〜 歴史の案内人による街なか案内ツアー(希望者のみ)

●歩行行程 多目的運動広場予定地→藤が丘デザイン公園→マイカル桑名→桑名駅
        →寺町桑名別院本統寺(約10q)
●参加費  300円(保険料・資料代)小学生以下は無料
●募集人数 300人
●主催   桑名ワンデイウォーク実行委員会
●後援   都市基盤整備公団  
●協力   寺町通り商店街振興組合・東京ロードランナーズクラブ
●申込方法 メールに氏名、年齢、住所、電話番号 をご記入の上下記に申込ください。
●問合せ・申込先  
  桑名ワンデイウォーク実行委員会事務局 桑名市役所中心市街地整備課
  TEL 0594−24−1232  FAX 0594−24−1355  
  メール tosinm@city.kuwana.mie.jp

 〜スペーシア・石田〜

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 ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 地元芸術大学による中心市街地の活性化(西春町) ○

 西春町では平成13年度に「中心市街地活性化基本計画」を策定し、名鉄西春駅西側の駅
前商店街を中心とする地区一帯の活性化に取り組んでいます。ハード面の柱は、駅前通り
を中心とする都市再生土地区画整理事業であり、平成17年度完了を目指し現在整備が進め
られています。そしてソフト面での柱として、「暮らしに芸術がとけ込んだまち」を目標
に、地元大学である名古屋芸術大学と地域による連携・交流活動が始まりました。
 西春駅西口を出てすぐ右側の空き店舗を、町の支援を受けて名芸大が借り、学生・卒業
生の活動拠点づくり、地域との交流拠点づくりを進めています。そのひとつとして、夏休
みも終わろうとする8月29日、30日に、町内の小学生を対象とした「夏休みこども工
作教室」を実施しました。プラスチックジュエリーづくり、石こうによるネームプレート
づくり、ウィンドベル(風鈴)づくりの3つのコースから自分のやりたいものを選び、総
勢100名近くが参加しました。先生役の大学生も参加者の多さにビックリ。子ども好きの
学生もそうでない学生も、一生懸命作り方を教えていました。終了後には子どもたちの作
品を会場に飾り、駅前通りを歩く人に見てもらおうと考えていましたが、子どもたちは自
分の作品が気に入ったのか持ち帰りたい人ばかりでその企画はなくなってしまいました。
 当スペースは現在改装中ですが、11月末を目処に大学生の作品展示・販売の場など常
設になる予定です。今後も大学生の若いパワーが西春町のまちなかを活気づけてくれるこ
とでしょう。 (加藤 達志)

→ホームページに写真を掲載しています。
 http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/nisiharu-gakusei.htm

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 ◆視察レポート◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ 明智町・日本大正村 ○

 明智町に「日本大正村」の構想をはじめて提案した人物は、明智町の人ではなく、文芸
写真家・澤田正春氏であった。大正村づくりが始まった昭和50年代後半は、全国でテーマ
パークやリゾート開発がブームとなる一方で、地方の過疎化が問題となり、この町でも国
鉄明智線の廃止問題で大きく揺れていた時である。そんな中、澤田氏は町おこしとして
「日本大正村」構想を地元有力者ともに発案するのであるが、「なぜここが大正村を名乗
らなければならないのか。」「古くさすぎる。」といった非難をあびることとなる。しか
し、この「大正」という言葉が後に脚光を浴びるきっかけを造る。
 「日本大正村」は当時非常に多くのメディアにより紹介されているが、その要因の一つ
に各界の著名人が町の要職についていたことがあげられる。女優の高峰三枝子氏をはじ
め、元警視総監の国島氏、相撲協会の春日野理事長等々である。これらの方々は明智町と
は縁もゆかりもないが、共通することは、みな大正生まれということだ。実は東京に大正
生まれの著名人で構成する「大正会」という親睦団体があり、そこが大正村のまちづくり
に一役買って出たのである。明治村だとこうはいかなかったわけである。
 大正村のまちづくりは多くのボランティアの手で行なわれており、町を歩くとその手作
り感覚の穏やかさがよく伝わってくる。私が気に入ったのは、木製建具、モザイクタイ
ル、レトロ看板といった我々の世代にたまらなく郷愁をかき立てる物をちりばめた商店
が、ほどよく寂れながらも生き生きと生活を支えている様子であった。この町は大正に限
らず、時代を通じてまちを大切にしてきた自然な姿があるように思え、それが多くの人の
懐かしさを呼び起こすのではないのだろうか。
 最後に余談ではあるが、H15年に美濃加茂市に「日本昭和村」がオープンするそうであ
る。昭和30年ごろまでの日本の町並みを再現した施設が計画されている。これで「明治
村」「大正村」「昭和村」が揃うこととなり、意味なくうれしい気がするのは私だけか。
  (堀内 研)

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介− mm@spacia.co.jp へ
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 (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・新事務所に移転して2カ月弱。たった250m移動しただけなのに食事にいく店はガラッ
 と変わってしまいました。いかに食事の範囲が狭かったというところでしょうか。

・誤ってデジカメのコンパクトフラッシュのデータを削除していまいました。貴重な写真
 をあきらめるしかないかと思いながら、インターネットで検索してみると、復元ソフト
 を発見。残念ながらフリーソフトでは復元できませんでしたが、7000円の製品ソフト
 でほとんどを復元することができました。やってみるものです。最も、もっと注意深く
 削除の作業をやればこんな苦労もせずお金も使わなくてもすんだのですが…。

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきます。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
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