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◆ ■◆ ◆ ■ ■ ◆ 都市研究所スペーシア
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◆ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ □[第43号]2002/2/25
◆ ■ ■ ■■ ◆ ■ ■ ■■ □−−配信数 461−−□
スペーシア・メールマガジンの第43号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
<内容・目次>
◆まちのトピック◆
・中心市街地すまい研究会・同窓会企画/東海地域のすまい・まちづくり交流会
・コミュニティビジネスセミナー
◆名古屋まちづくり情報◆
・橦木館 育み(はぐくみ)隊の誕生
◆視察レポート◆
・北九州学術研究都市
◆読者の声◆
◆スペーシアのこの頃◆
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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 中心市街地すまい研究会・同窓会企画/東海地域のすまい・まちづくり交流会 ○
「中心市街地の活性化を居住の視点から考える」をテーマに平成11年度にスタートし
た本会の活動も今年度末で3年を経過します。この間、東海エリアの11もの地域の方と
意見交換をし、見学会を開催してきました。またこれを契機に、田原町で空民家を活用し
た施策実験「まちかど交流サロン」を実施した他、様々な地域で住民主体のすまい・まち
づくり活動が展開されてきています。
そこで今回、3年目の区切りとして、各地域の方に交流会の呼びかけをしたところ、下
記の地域の方から参加の表明をいただきました。つきましては、下記のとおり「東海地域
のすまい・まちづくり交流会」を開催いたしますので、是非、みなさん誘い合わせてご参
加ください。
★日時 2002年3月2日(土) 午後2時〜5時 (引き続き、交流会(実費)を予定)
★会場 日本建築学会東海支部会議室(愛知建築士会内)
(名古屋市中区栄4-3-26 昭和ビル5階 TEL
052-261-1451)
★プログラム
□地域からの報告 (14:00〜15:30)
田原町/犬山市/豊田市/津島市/碧南市/多治見市/常滑市/西尾市
/岡崎市
□全体交流・意見交換 (15:30〜16:30)
★お約束
◎各地域からの報告時間は各10分とします。当日、住宅部会での議事録は用意しま
すので、その後の活動や地域の変化を中心にご報告ください。資料を配付される
場合は、30部ご持参ください。それ以上必要な場合は、こちらから連絡します。
◎全体交流・意見交換の主役は、報告いただいた地域の方々です。お互いの交流・
意見交換を優先します。その他の参加者は、基本的に質疑は禁止します。アドバ
イスをお願いします。
★参加申込
会場の準備と交流会会場(昭和ビル地下1階・我楽多文庫を予定)予約のため、
参加いただける方は下記により、事前にお申し込みください。
参加申込書(FAX 052-961-8145)
愛知県住宅企画課 尾崎 あて
所属 氏名 交流会 TEL/FAX E-Mail
〜スペーシア・石田〜
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○ コミュニティビジネスセミナー ○
月日 3月23日(土)・24日(日)
会場 桑名商工会議所会議室(桑名市民会館2F)
グローバル企業をぶっ飛ばせ!!
一人勝ちのグローバル企業と瀕死の中小零細企業、それが当たり前だと思っていま
せんか?でも全国には、そんな常識をぶっ飛ばす元気な起業家がたくさんいます。
瀕死の商店街を地域密着商売で蘇らせた組合長、リサイクルをキーワードに閑古鳥
が鳴く商店街にお客を呼び戻した人たち、全国有数の商店街ネットワークを構築し、
大手スーパーに対抗している商店主達‥・。(顧客)のいるところ(地域)、必ず
ニーズ(商品・サービス)が生まれます.
NHK21世紀ビジネス塾など各界注目の起業家の皆さんをお招きして起業家セミ
ナーを開催します。
今回のテーマは・・・・「コミュニティビジネス」
参加方法 参加費 無料 3月16日までに予めお申し込み下さい
お問合せ・申込先 What’s up in Kuwana?!
事務局 TEL O594-27-2700 FAX 0594-27-2733
桑名商工会議所 TEL
O594-22-5155
<タイムスケジュール>
3月23日(土)
13:00 開会 趣旨説明 スケジュール説明 自己紹介
13:30 講義1「社会起業(コミュニティビジネス)とは」
講師 細内信孝さん(コミュニティビジネスネットワーク理事長)
15:00 講義2「地域経済活性とコミュニティビジネスの事例」
講師 田中武夫さん(東和銀座商店街振興組合理事長)
16:30 講義3「桑名駅前商店街でのコミュニティビジネス事例」
講師 水原和希さん(オフィスエコル代表)
17:30 終了
3月24日(日)
13:00 四つのコーナーゲーム
13:30 講義4「コミュニティビジネスとしてのリサイクル事業」
講師 新海 洋子さん(中部リサイクル運動市民の会)
14:40 講義5「活力ある商店街ネットワーク コミュニティビジネス展開と情報発
信」
講師 安井 潤一郎さん(早稲田商店会 会長)
16:00 まとめのワークショップ
講師 山中令子さん(NIED・国際理解教育センター事務局長)
17:00 終了
申込書
氏名 住所
電話 E-mail
所属団体
参加日程(○をつけてください)
・23日全講義を受講 ・24日全講義を受講
・23日、24日両日とも受講
*2日間受講の講座となっていますが1日だけの参加も可能です
〜三重県北勢県民局上野さんから情報提供いただきました〜
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◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 橦木館 育み(はぐくみ)隊の誕生 ○
橦木館は、スペーシアも今まで何度も取り上げてきましたので、よく知られていま
すが、近代建築の家々が残る東区白壁の中でも先駆的なまちづくり活動をしてきまし
た。
もともと大家さんの好意で、地域の人たちの何かお役にたつならと、5年間だけ5組
の店子の手に渡され、時には議論の場になり、時にはお祝いの席になったり、劇場に
なったりして、多くの人たちが橦木館の門を通りました。多くの人たちの評価を得
て、当初は5年間だった橦木館の約束は、その後7年になり、そしてついに今年2002年
の12月で門を閉じます。
1年半ほど前、中部電力が主催し千葉大の延藤先生を隊長とした「中部すまいまち
育て探検隊(略称:住まち探検隊)」が結成されました。
学生や主婦、建築や行政
などの色々な立場の「市民」が集まって住まいや自然の環境づくりについて、考えて
いこうという会です。この活動の中から特に参加者の関心の高かった、橦木館の保存
について「スプリング隊」という活動が生まれました。
しかし、このスプリング隊の活動は、建物を保存するということが主体の目的でし
たので、店子の人たちは橦木館の活動のために7年もの月日、600坪の資産を、黙って
維持し続けてきた大家さんの気持ちを汲み、保存を前提としたこの活動には参加しま
せんでした。こういった気持ちを理解し、スプリング隊の活動は建物だけの保存では
なく、建物を通して人が出会うことの大切さ、交流できる安心な場所づくりといった
意味合いに変化しました。
そして、最後に生まれたのが次の3つの意義を唱える「橦木館育くみ隊」です。メ
ンバーは今まで橦木館に関わった人、そして地域住民で組織されています。
1) 高齢者同士、若者とともに多世代の創造的交流の機会、そして健康と生きがいを
高めるとともに地域コミュニティを内から元気にする市民活動
2) 次世代に伝えるべき市民財産としての近代建築の保全・継承・再創造
3) ハード・器としての近代建築の活用と、ソフト・市民活動育成を育み、それを運
営しうる担い手としてのNPOの創設する新しい社会機運を盛り上げる
この活動には5組の店子も賛同し、橦木館では、「まちの縁側」をテーマに、育く
み隊による交流のイベントが、この一年間を通して、今後毎月行われます。
3月には鈴鹿の南部美智代さんによる「えんがわ」・4月には「まちんなか大正モ
ダンの園遊会」、5月には「子どもとまちんなか文化」などが予定されています。夏
には落語や夕涼み、秋には橦木館を題材にした演劇祭等々・・
今橦木館では、いくつかばらばらだった活動が一つに纏まろうとしています。なに
より大切なのは、建物を残すことだけでなく、地域の人が幸せに生きていくことなの
だからという考えが生まれ、地域住民を中心に活動が始まったからです。
橦木館だけでなく、白壁の近代建築群は今また次々と姿を変えています。時代とと
もに建物の姿は変わっていこうとも、かつてその縁側を取り巻いた人の輪が地域に
しっかりと残っていくのであれば、それはまた、「文化ある道」といえるのではない
でしょうか。 (山内豊佳)
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◆視察レポート◆−まちづくりに参考になるものを紹介−
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○ 北九州学術研究都市 ○
「大学と地域の連携・交流」の調査の一環として、北九州市の北西部に位置する北九州
学術研究都市を訪れました。当研究都市は、アジアの中核的学術研究拠点となるととも
に、新たな産業の創出と既存産業・技術の高度化を図ることを目的としています。
総面積は約335ha。土地区画整理事業により3期に分け段階的に実施しており、現在は
第1期分の約121haが完成しています。既に北九州市立大学国際環境工学部、九州工業大
学大学院生命体工学研究科、早稲田大学理工学総合研究センター九州研究所、英国クラン
フィールド大学北九州研究所、ドイツのGMD-Japan研究所など国内外の大学・研究所が開
設しています。
当研究都市の開発は周辺の自然環境や都市環境を生かしながら、先端科学技術に関する教
育・研究機関の集積のみならず、良好な住宅・宅地の供給を目標に複合的なまちづくりを
目指しています。
重厚長大産業で栄えた北九州市。地域産業の再生に対する力の入れ方も半端ではなく、
市の肝いりプロジェクトのひとつである当研究都市に地元は大きく期待しています。
(加藤達志)
→北九州学術研究都市のHP
http://www.city.kitakyushu.jp/~k0407010/gakken/index_1.html
→ホームページに写真を掲載しています
http://www.spacia.co.jp/Mati/sisatu/kitakyusyu-gakuken.htm
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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介− mm@spacia.co.jp
へ
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)
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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・自治体ホームページ・まちづくりランキングの更新が昨年7月以来「近日中公開予定」
としたままほったらかしになっておりました。掲示板で指摘され、反省しています。
とはいえ、更新してないページでも見ていただいているんだということを知り、あせり
を感じながらも本業が手一杯でどうしょうもない状況です。このトンネルはいつになっ
たら抜け出ることができるでしょうか。
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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
ジンに掲載させていただきます。
メールマガジン投稿用アドレス mm@spacia.co.jp
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
http://www.spacia.co.jp/mm/index.htm
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア 編集:石田
〒460-0034 名古屋市中区栄5-16-14 新東陽ビル5F
TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
URL http://www.spacia.co.jp/
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