スペーシア・メールマガジン(隔週発行予定) □[第400号]2015/11/10□ □配信数 733□
スペーシア・メールマガジンの第400号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
<内容・目次>
◆まちのトピック◆
・リノベーションによるまちづくりセミナー
「リノベーション・エリアマネジメントによるまち育て」のご案内
・愛知住まい・まちづくりコンサルタント協議会 交流会
ナゴヤピクニッククラブ
in 中川運河リミコライン・アートプロジェクト
◆名古屋まちづくり情報◆
・高島屋南地区第一種市街地再開発事業 「特定業務代行者及び参加組合員」決定
・豊田市における人優先の都心空間づくり
◆読者の声◆
◆スペーシアのこの頃◆
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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ リノベーションによるまちづくりセミナー ○
「リノベーション・エリアマネジメントによるまち育て」のご案内
近年、使われなくなった建物や土地が多数存在しています。また、廃校になった
小・中学校を始めとする公的遊休不動産が多く存在し、公有財産の有効活用とい
う点においても大きな課題となっています。しかし、一方で、遊休不動産のリノ
ベーションにより、エリア価値を向上させている事例も多く見られるようになっ
てきており、国においては、こうしたリノベーションによるエリアマネジメント
のためのガイドラインを作成したところです。
そこで、リノベーションによるエリアマネジメントを推進するため、このたび、
以下のとおりセミナーを開催し、ガイドラインの解説と事例報告を行いますの
で、ぜひご参加ください。
詳細はHPをご覧ください。http://www.pref.aichi.jp/0000088059.html
【日時】平成27年12月12日(土) 13:30〜16:30
【会場】名古屋大学 減災館 減災ホール
【内容】
○ガイドラインの解説
「遊休不動産再生を活用したエリア価値向上手法に関するガイドラインについて」
(国土交通省土地・建設産業局企画課 企画専門官 北田 透 氏)
○事例報告1「ゑびすビルPart1/名古屋市中区錦二丁目」
(錦二丁目まちづくり協議会 会長 堀田勝彦 氏)
○事例報告2「半田赤煉瓦建物/半田市榎下町」
((一社)赤煉瓦倶楽部半田 理事長 馬場信雄 氏)
○質疑応答・意見交換
【定員】80名(入場無料)
【申込】お名前・連絡先を明記の上、件名を「リノベーションによるまちづくり
セミナー参加申込」とし、
愛知県土地水資源課あて、平成27年12月9日(水)までにメールにより申
し込んでください。
【問合せ先・申込先】tochimizu@pref.aichi.lg.jp
【主催】 愛知県、名古屋大学大学院環境学研究科建築学教室
【共催】名古屋大学減災連携研究センター
〜愛知県土地水資源課の大橋充人様より情報提供いただきました〜
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○愛知住まい・まちづくりコンサルタント協議会 交流会○
ナゴヤピクニッククラブ
in 中川運河リミコライン・アートプロジェクト
今回は、ナゴヤピクニッククラブ※と合同開催です!
中川運河リミコライン・アートプロジェクトに参加し、
名古屋市の都市景観重要建築物である「松重閘門」の元で、
ピクニックを開催、都市の水辺空間を体感したいと思います。
是非ご参加ください!
※ナゴヤピクニッククラブとは?
東京大学の太田浩史氏を中心とし建築家,都市計画家,ランドスケープアーキテクト,
フードコーディネーター,イラストレーター等が、ピクニック生誕200 年を記念して
『東京ピクニッククラブ』を結成。都市居住者の基本的権利として「ピクニック・ライト」
を主張し、社交の場としての都市の緑地や共有スペースの利用可能性を追求する。
http://www.picnicclub.org/index.html
この『東京ピクニッククラブ』に感化された名古屋居住のメンバーが、
『ナゴヤピクニッククラブ』を結成。
■日時 11月21日(土) コアタイム12時〜14時
(12時に松重閘門公園集合)
■内容 ピクニック!
中川運河リミコライン・アートプロジェクトへの参加
■持ち物 敷物、食べ物、飲み物、その他ピクニックグッズ
■申込先 協議会事務局 machi@ai-machicon2014.sakura.ne.jp
※オプション1),2)の参加可否についてもご連絡ください。
オプション1)10:00〜 「名鉄山王駅〜 お散歩」
at 名鉄山王駅改札(駅北側)集合
オプション2)15:00〜 「中川運河コーヒーブレンドとともに、リミコライン・アートプロジェクト
についてお話を聞く」
at 中川運河リサーチ&ラボ 加美秀樹氏による写真展も開催中!
■申込締切 11月18日(水)
〜愛知住まい・まちづくりコンサルタント協議会より〜
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◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○高島屋南地区第一種市街地再開発事業 「特定業務代行者及び参加組合員」決定○
平成26年10月に設立された高島屋南市街地再開発組合は、本年5月に施行区域を
拡大することを前提に、「高島屋南地区第一種市街地再開発事業 特定業務代行者
及び参加組合員の選定募集」を開始し、事業成立が可能な事業計画を提案した戸田建設・
大京・大京穴吹不動産の3社を特定業務代行者グループとして組合の事業パートナー
にすることを決定し、10月に開催された平成27年度第1回臨時総会において、当該
グループとの協定書等の締結を決議した。
これにより、一部商業床等を含む保留床の最終処分責任を負い、組合業務の一部
である設計施工等を一貫して代行する特定業務代行者(戸田建設梶jと、住宅保留床等を
取得する参加組合員(椛蜍栫j等が本事業に参画することが決定し、施行区域の拡大に
一定の目途が立った。
組合は、当該グループの事業計画提案を踏まえ、施行区域、施設建築物の床面積
及び住宅目標戸数等の拡大を主とする都市計画変更のための説明会等を連日に
わたって開催、多くの権利者の同意を得て、岐阜市に計画書等を提出した。手続きが
順調に進めば、平成28年3月には都市計画(変更)決定が告示される予定である。
今後、組合は、特定業務代行者グループの支援・協力を得て、組合設立時の事業
計画を変更し、新たな施行区域における事業計画の認可を申請するための活動が始まる。
(浅野泰樹)
→関連ホームページ
http://www.tmk-gifu.com/
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○豊田市における人優先の都心空間づくり○
ご存知のように、街を車から人中心の空間に変えていこうという計画は全国各地にある。
先日講演会に参加した豊田市でも、豊田市駅前の都心部を人優先の空間に変えていく
大胆な計画(「都心環境計画」)を作成中であった。現在、豊田市駅前では、再開発事業が
工事中で来年度竣工予定だが、この開発を皮切りに、駅空間の改造、トランジットモール化、
大規模な駅前広場の整備と駅前目抜き通りのフルモール化(歩行者天国化)などを行い、
都心に大胆な広場空間(人優先の空間)を出現させるプランとなっている。あわせて、
都心の一定エリアを歩行者優先ゾーンに設定して、街なか全体の回遊も創出する。
今年、姫路駅前で大規模なトランジットモールが導入され注目していたが、豊田市の
この取り組みも非常に壮大で夢のあるプランである。
つい先日までは、こういった新しくできる広場空間を将来活用するための実験として、
「あそべるとよたプロジェクト」なるものが開催されていた。様々な市民団体が主体となって、
道路や歩道上の空地、ポケットパークなどまちなかの公共空間を利用して、市民参加型で
遊びやスポーツ、カフェ、ワークショップなど独自のプログラムを展開するものである。
何かと規則に縛られがちな公共空間を自由な発想で使ってもおうという柔軟さ、整備
だけにとどまらず活用主体を育てようという意気込みが素晴らしい。
また、豊田市といえばトヨタ、自動車をイメージするが、自動車に限らず交通面では
先進的な取り組みもいろいろ行っている。超小型EVシェアリングやパーソナルモビリティ
など次世代モビリティの実証もそのひとつである。大規模な広場空間ができれば、当然
それらのモビリティも活用しやすくなり、歩行者や自転車にあわせて、新しいモビリティに
乗った人々も街中にあふれることになるだろう。未来型のモビリティとの融合は豊田らしい
都心空間になるのではないか。
これら都心整備の完成目標はリニアが開通する平成39年と少し先だが、今から非常に
楽しみである。
(櫻井高志)
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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)
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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・弊社の関連以外でも様々なイベントの便りが届いています。
愛知・住まいまちづくりコンサルタント協議会の交流会への参加もお願いします。
内容はまちのトピックをご覧ください。
・2000年の創刊から15年あまりで400号の配信となりました。今後ともよろしくお願いします。
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を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成できれ
ばと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガジンに掲
載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
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(株)都市研究所スペーシア 編集:浅野 健
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