現在の位置:TOPスペーシアメールマガジン>385号

WWW を検索 スペーシアサイト を検索

 

スペーシア・メールマガジン(隔週発行予定)   □[第385号]2015/4/15□ □配信数 734□


スペーシア・メールマガジンの第385号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。

<内容・目次>
 ◆まちのトピック◆
 ・都市住宅学会中部支部講演会
  「金沢における歴史的建物を活かしたまちづくり」
 ・「諸戸徳成邸」特別公開
 ・名駅南一丁目地区23番街区市街地再開発推進協議会 設立
 ◆図書紹介◆
 ・「道路植栽の設計・施工・維持管理−安全な街路樹・危険な街路樹−」(財)経済調査会
  平成24年1月5日発行
 ◆読者の声◆
 ◆スペーシアのこの頃◆

☆**********************************************************************
◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
***********************************************************************☆
○都市住宅学会中部支部講演会○
 「金沢における歴史的建物を活かしたまちづくり」

■と き 2015年4月25日(土) 15:00〜17:00
■ところ 名城大学図書館本館視聴覚室(地下1階)
  (アクセス:地下鉄鶴舞線・塩釜口駅下車5分)

■講師
 川上光彦先生(金沢大学名誉教授/NPO法人金澤町家研究会理事長)

加賀百万石の城下町・金沢には多くの伝統文化がいまに息づいており、
歴史的建築遺産や町並みも保全、復元、継承され、多くの人々を
引きつけています。
一方で、歴史的建物の取り壊しも進んでいるという現実もあります。
ながく金沢のまちづくりに関わってこられ、10年前に金澤町家研究会を
設立して活動されている川上光彦先生を講師にお迎えして、
新幹線開業で活気づく金沢における歴史的建物を活用したまちづくり
について、幅広く語っていただきます。

※参加希望者はメールでお申し込みください。
都市住宅学会中部支部宛  <uhs.chubu@gmail.com>

〜スペーシア・石田〜
--------------------------------------------------------------------------
○「諸戸徳成邸」特別公開○

諸戸氏庭園・六華苑(ともに国指定名勝)に次ぐ、諸戸家第三の庭園が特別公開。
山林王2代諸戸清六によって造られた、昭和初期の山荘風庭園・建物(一部)
をご覧いただきます。

*邸内での自由行動は出来ません。写真撮影は庭園のみで建物内は不可とさせて
頂きます。

見学日時 平成27年5月16日(土) @午前10時〜午前12時 A午後1時〜午後3時
     平成27年5月17日(日) B午前10時〜午前12時 C午後1時〜午後3時

集合受付 桑名市役所南玄関 (駐車場は立体駐車場をお使いください)
*会場には徒歩で向かって頂きます。現地に直接は行けません。

参加料無料 定 員 各200人ずつ (申込み多数の場合は抽選)
申込み方法 往復はがきに「郵便番号」「住所」「氏名」「年齢」「電話番号」
「希望の時間帯(第1希望〜第3希望)」 返信の表には「郵便番号」 「住所」
「名前」を記入し、「諸戸徳成邸の保存・活用を考える会」へお送り下さい。
(1枚の往復はがきに3名まで記入可)

送り先 〒511-0854 桑名市蓮花寺825-20 諸戸徳成邸の保存・活用を考える会
集山一廣 まで 申込み締切 4月24日(金) (必着)
問い合せ先 桑名市文化課(0594‐24‐1361)
      諸戸徳成邸の保存・活用を考える会 (080‐5130‐6228 集山)
■主催:諸戸徳成邸の保存・活用を考える会
■共催:桑名市・桑名市 教育委員会

〜諸戸徳成邸の保存・活用を考える会・集山一廣様より情報提供いただきました〜

--------------------------------------------------------------------------
○名駅南一丁目地区23番街区市街地再開発推進協議会 設立○

 名駅南一丁目地区23番街区において 市街地再開発推進協議会の設?総会を4月10日
(金)に開催しました。
 2027年開通予定のリニア中央新幹線の工事が去年着工して、名古屋駅前地区の再開発の
動きが加速してきました。
 その波は、民間所有の街区にも及んでいます。名駅南一丁目地区23番街区では、当NPOの
仲介により、土地建物の権利者による、市街地再開発推進協議会が設立されることに
なりました。こうした動きは一般権利者の集合体としては初のことになります。
 名古屋を元気にをモットーとするプロジェクト名古屋は土地の有効利用という原点から
関与してまいります。
 (NPOプロジェクト名古屋のホームページの情報より)

→NPOプロジェクト名古屋のホームページ
http://projectnagoya.org/

〜NPOプロジェクト名古屋・事務局長・鯉江様より情報提供いただきました〜

☆**********************************************************************
◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−
**********************************************************************☆
○「道路植栽の設計・施工・維持管理−安全な街路樹・危険な街路樹−」(財)経済調査会○
 平成24年1月5日発行

 まちづくりを考える上で、街路樹などの緑をどのように計画し、何を植えるかは、街の
景観をはじめ、潤いや憩いの提供、ヒートアイランド現象の緩和、生物多様性などいろいろな
視点から検討する必要がある。
 その中で、1つ加えてもよいのではと思う視点を紹介したい。それは街路樹の事故である。
 本書は道路管理者向けの街路樹管理全般の専門書であるが、後段でその事故について
詳しく書かれている。そこでは街路樹(道路植栽)が原因となる事故にどのようなものが
あるかを類型化し、それらの事故の様態ごとに裁判事例を示しながら、リスク管理のあり方を
解説している。例えば、
 ・樹木の枝が折れて落下し歩行者を直撃した事故
 ・根元の腐朽により街路樹が倒れて自動車を直撃した事故
 ・大木化して道路にはみ出した幹や枝が自動車に接触した事故
 など、その他にも多くの例が挙げられている。これらの倒木や枝折れ、接触などの事故の
原因は、樹木が植えられてから何十年と経って大木化、老朽化したことによることが多い。
しかし、その発生のしやすさは樹種によって異なるという点に注意したい。例えば、エンジュや
プラタナスは倒木が起こりやすい、ケヤキは枝折れが発生しやすい、ソメイヨシノは枝が
横に広がりやすく接触事故が起きやすいなどが挙げられている。本書では、そういった
樹種ごとの事故リスクの違いを見据えた予防的な維持管理の必要性を中心に解説して
いるのだが、まちづくりを計画する段階でもそれらの特性を知った上で、樹種を選んだり、
維持管理を想定したりすることが求められると思う。例えば、単純な話だが、住宅街の
狭い道路にソメイヨシノを植えると、将来、道路空間へ枝が張り出すことが予想されるため、
避けたほうがよいといえる。
 まちづくりの中で、単に“緑”とひとくくりにして語られがちな街路樹だが、樹種ごとの
特性まで細かく見ながら、考えていくことも必要なのではないだろうか。
(櫻井高志)

☆**********************************************************************
◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
**********************************************************************☆
(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

☆**********************************************************************
◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
**********************************************************************☆
・近年、全国各地で外国人の方の来訪が多くなったことが度々話題になっていますが、
 まちなかでも通りすがりの人からいろんな言語が聞かれるようになり実感できます。
 今月初めには西区の円頓寺商店街で、老舗の喫茶店「西アサヒ」が国内外の来訪者が
 泊れるゲストハウスも備えてリニューアルオープンしました。来訪者の受け入れ機能が
 名古屋でも今後充実していくのではないかと期待される出来事でした。

#######################################################################
◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成できれ
ばと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガジンに掲
載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
http://www.spacia.co.jp/mm/
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
-----------------------------------------------------------------------
(株)都市研究所スペーシア 編集:浅野 健
〒460-0008 名古屋市中区栄5-1-32 久屋ワイエスビル8階
TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
URL http://www.spacia.co.jp/
#######################################################################