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スペーシア・メールマガジン(隔週発行予定)  □[第348号]2013/11/13□    □配信数 737□

スペーシア・メールマガジンの第348号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。

<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
・スマートフォンスタンプラリー/名古屋市熱田区
  ・晩秋の有松を楽しむ会
  ・「中川運河再生シンポジウム2013      
   〜歴史・景観・アートで彩る中川運河〜」の開催
  ・人にやさしい街づくり地域セミナーin武豊
   楽しく暮らす「観光バリアフリーがまちを変える」
  ◆視察レポート◆
  ・出雲・松江のバリアフリー事情
  ◆読者の声◆
  ◆スペーシアのこの頃◆

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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○スマートフォンスタンプラリー/名古屋市熱田区○
  (「あったか!あつた魅力発見市2013」内のイベント)

 熱田の”まち”の魅力を体感できる「あったか!あつた魅力発見市2013」。この中のイベント
として、先日のメルマガ347号で紹介したアプリ「名古屋歴史スマートナビ」(11月20日
リリース予定)を使ったスマートフォンスタンプラリーが行われます。スタンプラリーに参加し、
アンケートに応えていただいた方に先着で素敵な特典があるそうです。
みなさん奮ってご参加ください。

●スタンプラリーの概要(リーフレットより)
日時:2013年11月23日(祝・土)、24日(日)
会場:宮の渡し公園事務局テント
特典:
スタンプラリーに参加し、アンケートに答えていただいた方に、
1日先着500名に特製ピンバッジをプレゼント!
さらに1日先着200名には、きよめ餅総本家又は亀屋芳広のお菓子と
妙香園のお茶のセットをご提供!

●あったか!あつた魅力発見市2013について
  熱田の”まち”の各所でイベントが行われ、臨時シャトルバス・船・レンタサイクルでめぐり、
熱田の魅力を体感できるイベントです。

名古屋歴史スマートナビ
http://758rekishi.com/

あったか!あつた魅力発見市2013(リーフレットをダウンロードできます)
http://www.city.nagoya.jp/jutakutoshi/page/0000042235.html

〜スペーシア・石田、浅野健〜
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○晩秋の有松を楽しむ会○

有松ではこれまでにたくさんのイベントが行われて多くの魅力を発信してきております。
このたび、晩秋に行われるイベントとして、有松のまちじゅうが、いけばな・きもの・
アートで彩らることをコンセプトとしたイベントを企画いたしました。

開催日:11月16日(土)、17日(日)、18日(月)
時間:9時30分〜16時
場所:街道沿いの町家等

http://autumn-arimatsu.net/

〜アルカダッシュ・藤澤(スペーシア嘱託研究員)〜
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○   「中川運河再生シンポジウム2013      ○
  〜歴史・景観・アートで彩る中川運河〜」の開催

1 趣旨
名古屋市及び名古屋港管理組合では、平成 24 年10月に「中川運河再生計画」を
策定し、名古屋の暮らしとモノづくりの発展を下支えしてきた中川運河の歴史的
役割を尊重しつつ、うるおいや憩い、にぎわいをもたらす運河への再生をめざして
います。
そこで、運河にまつわる歴史や運河特有の景観の活用、運河を舞台とするアート
活動の展開などを通じた再生に向けて、市民の皆さんと一緒に考える「中川運河
再生シンポジウム2013」を開催します。

2 概要
(1)開催日:平成25年11月30日(土) 午後1時30分から4時30分
(2)会 場:名古屋都市センター 11階ホール
(3)定 員:100名程度(定員超過の場合は抽選)
(4)参加費:無料
(5)主な内容:
基調講演「運河の景観と産業遺産」
・岡田昌彰氏(近畿大学理工学部社会環境工学科 教授)
パネルディスカッション
・内山 志保(名古屋市立大学大学院芸術工学研究科 博士前期課程)
・岡田 昌彰(近畿大学理工学部社会環境工学科 教授)
・木全 純治(シネマスコーレ 代表取締役・支配人)
・徳島 孝志(徳島興業株式会社 代表取締役)
・伏木 啓 (アーティスト・中川運河映像アーカイヴプロジェクトディレクター)
(6)主 催:名古屋市・名古屋港管理組合・名古屋都市センター・一般社団法人
        中川運河キャナルアート
  協 力:シネマスコーレ・中川運河 映像アーカイヴプロジェクト

3 参加者募集
   参加希望者は、申込書に必要事項を記入のうえ、FAX・E-mail・郵送により、
   11月19日(火)までに申し込み。

4 申し込み・問い合わせ先
名古屋市住宅都市局まちづくり企画部臨海開発推進室 中川運河担当
FAX:052-972-4161  E-mail:a2784@jutakutoshi.city.nagoya.lg.jp
TEL:972-2784(問い合わせは、平日/午前8時45分から午後5時30分まで)

※チラシのリンク先
http://www.city.nagoya.jp/jutakutoshi/cmsfiles/contents/0000053/53136/shinnpojiumuchirashi.pdf

〜名古屋市住宅都市局臨海開発推進室の河村様より情報提供いただきました〜
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○  人にやさしい街づくり地域セミナーin武豊  ○
  楽しく暮らす「観光バリアフリーがまちを変える」

開催日 平成25年12月14日(土)

●午前の部
時間 9:30〜11:30まで 受付は、9:00〜
場所 夢乃蔵 (知多郡武豊町字道崎55-6)
受講料 300円
内容 車いすとゆく、みそ蔵散歩道

●午後の部
時間 13:30〜16:30まで 受付は、13:00〜
場所 武豊町民会館(ゆめたろうプラザ)響きホール
知多郡武豊町字大門田11
受講料 無料
内容 講演 「バリアフリー観光 〜車いすで旅を楽しむ」
報告1 半田市赤レンガの取り組み
報告2 武豊町のこれから「名鉄知多武豊駅東から地域交流センターまで」
シンポジウム

※手話通訳・要約筆記・磁気ループがあります。
申込み/問い合わせ先 武豊町都市計画課 電話:0569-72-1111

企画運営:いっぽの会/共催:武豊町
http://www.pref.aichi.jp/0000025632.html

〜スペーシア・浅野健〜

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◆視察レポート◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−
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○出雲・松江のバリアフリー事情○

 今年は、60年ぶりに大遷宮が行われる出雲大社と、20年ぶりに式年遷宮が行われる
伊勢神宮が同年に行われたこともあり、どちらもマスコミや観光ツアーでも盛んに取り
上げられています。この60年ぶりということにあやかり、10月の連休に出雲や松江などを
訪れる機会がありました。
  まず、出雲大社の大遷宮を簡単に説明すると、現在の御本殿は江戸中期の1744年に
造営され、1809年、1881年、1953年の修造を経て、今回が4回目となります。伊勢神宮の
式年遷宮が20年に1度新しく社殿を造り替えるのに対し、出雲大社の大遷宮は、国宝に
指定されている御本殿の修造をして建物が使われ続けます。2008年4月に御祭神が
仮殿へ移られ、約5年をかけて御本殿をはじめ瑞垣内の社殿が修造され、今年の5月に
5年ぶりに仮本殿から御本殿に御祭神が遷座されました。なお、「平成の大遷宮」の事業は
境内外の御社の修造が引き続き進められ、2016年3月まで行われるとのことです。御祭神は、
ダイコク様で知られる大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)。多くの姫神との間に子を
設けたことなどから「縁むすび」の神とも言われています。
  さて、出雲・松江のバリアフリー情報について概略を説明していくと、1つ目は公共交通。
松江市から出雲へ行くのにはJRもありますが、松江しんじ湖温泉駅から出雲大社駅前まで
一畑電車で行くのがおすすめです。JRの駅は出雲大社から随分離れたところにありますが、
一畑電車の出雲大社前駅は一の鳥居と二の鳥居の間の門前町にあり、こちらの方が
境内に近くなります。また、一畑電車の路線は地上を走り、どちらの駅とも終着駅であるため
ホームと改札口の経路に高低差が少なく、バリアフリーでアクセスできます。
  2つ目は歴史ある出雲大社。出雲大社前駅から参道までは、緩やかな上り坂となり、
二の鳥居から出雲大社の境内に入ります。出雲大社の境内は昔からの社殿の造り、
砂利敷きの境内、一部の急な坂などはありますが、参道の横に迂回路が設けられるなど、
車いすやベビーカーでアクセスすることができます。また、自動車の場合は出雲大社の
隣の県立古代出雲歴史博物館に身障者用駐車場があり、駅からよりもさらに近道となります。
  3つ目は松江市内。今回の訪問では、名所である松江城(天守は国重要文化財)、
堀川遊覧船など体験する時間は少なかったものの、昔ながら雰囲気を壊さず、誰もが
アクセスできるように努力がされていると各所で感じられました。
  最後、4つ目に人の対応。初日に松江/山陰バリアフリーツアーセンターの事務局でも
あるNPO法人プロジェクトゆうあいを訪問し、現地の細かな情報を詳しく知ることができました。
今後ますます少子高齢社会に向かう中、このようにきめ細かく情報を知ることができる窓口が
必要ですが、東海地方でいえば高山と伊勢を除くと取り組みは不十分です。おまけでいうと、
行く先々で地元の方々の多くが親切だったのは県民性かもしれません。
  島根県は、県全体でも人口が70万人強と、政令指定都市並みの人口しかありません。
財政的にも厳しいでしょうが、それでも歴史的な施設ではバリアフリーに配慮され、人的な
対応も行われています。今回、出雲・松江を訪問し、このことを改めて知る機会となりました。
(浅野健)

→関連ホームページ
てくてく山陰「松江/山陰バリアフリーツアーセンター」のページ
http://tekuteku-sanin.com/

→ホームページに写真を掲載しています。
http://www.spacia.co.jp/Mati/sisatu/2013/sanin/

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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・昨年度、熱田界隈及び橘町界隈に関わる市民団体、地域住民や学生の方々に参加して
  いただいたワークショップの中で意見や情報を収集でき、これらの意見や情報を活用して
  準備してきた「名古屋歴史スマートナビ」が間もなくお披露目となります。まちのトピックに
  掲載しましたが、このナビを使った11月23・24日の「スマートフォンスタンプラリー」に
  多くの方が参加していただけたらと思います。

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
  を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成できれ
  ばと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガジンに掲
  載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
   http://www.spacia.co.jp/mm/
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(株)都市研究所スペーシア 編集:浅野 健
  〒460-0008 名古屋市中区栄5-1-32 久屋ワイエスビル8階
   TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
   URL http://www.spacia.co.jp/
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