スペーシア・メールマガジン(隔週発行予定) □[第336号]2013/5/30□ □配信数 737□
スペーシア・メールマガジンの第336号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
<内容・目次>
◆まちのトピック◆
・「人にやさしい街づくりの推進に関する条例」講習会
・ひとにやさしいまちづくりカフェ
◆図書紹介◆
・「森林飽和 国土の変貌を考える」/太田猛彦 著○
NHK出版/2012年7月30日発行
◆読者の声◆
◆スペーシアのこの頃◆
☆**********************************************************************
◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
***********************************************************************☆
○「人にやさしい街づくりの推進に関する条例」講習会○
名古屋会場(1) 平成25 年6 月19 日(水)13:40〜16:10
名古屋会場(2) 平成25 年7 月23 日(火)13:40〜16:10
昭和ビル9Fホール 名古屋市中区栄4-3-26
尾張会場 平成25 年7 月 3 日(水)13:40〜16:10
尾張一宮駅前「iビル」2F 大会議室 一宮市栄3 丁目1 番2 号
西三河会場 平成25 年7 月12 日(金)13:40〜16:10
刈谷市総合文化センター1Fアイリス小ホール 刈谷市若松町2-104
東三河会場 平成25 年7 月16 日(火)13:40〜16:10
豊橋商工会議所3F ホール 豊橋市花田町字石塚42-1
申込み方法 参加申込書に記入の上、
所属する団体へFAXにて申し込んでください。
http://www.asanet.or.jp/pdf/20130723.pdf
申込先
愛知建築士会 FAX:052−261−0251
愛知県建築士事務所協会 FAX:052−261−2200
申込期限 平成25年6月10日まで
問合先
愛知建築士会 TEL:052-261-1451
愛知県建築士事務所協会 TEL:052-263-0666
愛知建築士会のホームページ(講習会・勉強会の案内)
http://asanet.or.jp/member/study.html
〜スペーシア・浅野健〜
------------------------------------------------------------------------
○ひとにやさしいまちづくりカフェ○
ひとにやさしいまちづくりに関する旬の話題を提供し、語り合う場
月に一度、金山の名古屋都市センターで金曜日の夜開催です
◎第13回 人にやさしい街づくりは暮らしを豊かにする 建築は活動を規定する
2013年6月14日(金曜日) 18時から20時
講師:林美博さん((株)三橋設計 名古屋事務所)
◎第14回 人にやさしい街づくりは暮らしを豊かにする 交通権
2013年7月5日(金曜日) 18時から20時
講師:森田優己さん(桜花学園大学 学芸学部)
◎第15回 人にやさしい街づくりは暮らしを豊かにする バリアフリー旅行
2013年8月2日(金曜日) 18時から20時
講師:松本泰守さん(チックトラベルセンター ハートtoハート)
◎第16回 人にやさしい街づくりは暮らしを豊かにする 地域看護
2013年9月6日(金曜日) 18時から20時
講師:坂本真理子さん(愛知医科大学 看護学部)
会場:名古屋都市センター 14階 第1会議室
名古屋市中区金山町一目金山総合駅南口金山南ビル
定員:30人 参加費:1000円/1回
申込問合先:NPO法人ひとにやさしいまちづくりネットワーク・東海
電話・ファクシミリ 052-792-1156
電子メール hitomachi@npo-jp.net
主催:NPO法人ひとにやさしいまちづくりネットワーク・東海
担当:鬼頭、小寺、星野、山川
〜スペーシア・浅野健〜
☆**********************************************************************
◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−
**********************************************************************☆
○「森林飽和 国土の変貌を考える」/太田猛彦 著○
NHK出版/2012年7月30日発行
日本の森林が飽和してると言われ、ほとんどの人が違和感を覚えるのではないだろうか。
私もその一人で、理由が知りたくて本著を手に取った。
東海道五十三次をみると山には木はまばらで、明治時代の集落と里山を写した写真には
マツの木が1本しかない。建築用資材、薪炭材、肥料用の落ち葉、飼料用の下草など、
資源のほとんどは森林資源であり、生活の場に近い里山の木を使うため、江戸時代から
昭和前期までの森林・里山は現在よりはるかに貧弱で、発展途上国の荒廃した山地の
ようなものだったそうだ。明治時代に山地保全事業によって回復を目指すまで、森林は
300年以上劣化・荒廃し続け、それによって土砂災害、洪水氾濫災害、飛砂害に悩ませ
続けられた。
その後の森林の急速な回復は、山地保全事業が決定的な要因ではなく、ひとつは
化石燃料や化学合成肥料の登場によって薪炭林としての里山や堆肥採取のための
農用林が不要になり、草地に樹木が成長するようになったこと。もう一つは、安価な
外国産木材の輸入自由化により、国内林業が衰退したことが要因である。
このような森林回復は実際には量的なものにしか過ぎず、山に木がたくさんある
「森林飽和」という急速な変化による副作用として、深層崩壊や海岸浸食という新たな
環境問題が発生している。自然の破壊ではなく飽和によっても、環境問題や災害が
発生することは発想の大きな転換であり、ぜひ一読いただきたい。
(山崎 崇)
☆**********************************************************************
◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
**********************************************************************☆
(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)
☆**********************************************************************
◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
**********************************************************************☆
・日々の業務の中で手がつけられなかった登録アドレスの再整理に取り掛かってたところ、
異動や退職、学生さんの卒業などにより配信できなくなった登録アドレスが結構ありました。
そのため、前回までと配信数が大きく変わっています。
#######################################################################
◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成できれ
ばと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガジンに掲
載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
http://www.spacia.co.jp/mm/
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
-----------------------------------------------------------------------
(株)都市研究所スペーシア 編集:浅野 健
〒460-0008 名古屋市中区栄5-1-32 久屋ワイエスビル8階
TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
URL http://www.spacia.co.jp/
#######################################################################