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スペーシア・メールマガジン(隔週発行予定)   □[第332号]2013/4/2□   □配信数 811□

スペーシア・メールマガジンの第332号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。

<内容・目次>
  ◆名古屋まちづくり情報◆
  ・岐阜駅東地区市街地再開発事業 特定業務代行者及び参加組合員の募集開始
  ◆住まい・まちづくりコラム◆
  ・GISと地域まちづくり
  ◆読者の声◆
  ◆スペーシアのこの頃◆

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◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○岐阜駅東地区市街地再開発事業 特定業務代行者及び参加組合員の募集開始○

 第321号(2012/10/24)のメルマガでJR岐阜駅東地区市街地再開発準備組合が、商業・
業務、福祉、住宅による複合再開発計画の事業構築をめざして特定業務代行者及び
参加組合員の選定を検討していることを報告した。
  その後、岐阜市での検討・調整の結果、高齢者福祉計画に位置づけの必要な特別
養護老人ホームや介護老人保健施設等の整備が市街地再開発事業区域内で可能と
なるようになった。これにより、福祉施設や住宅等の床取得事業者が参画すれば、事業は
大きく前進することとなる。準備組合では、3月の理事会において、最終的な保留床処分
責任を負い事業を支援してくれる建設会社(特定業務代行者)と福祉施設や住宅の
取得する事業者(参加組合員)をワンセットにして選定することを決定し、4月1日付で
募集を開始した。
  準備組合では、1・2階の権利床としての商業・業務・駐車場の確保と福祉施設の整備を
最低限の条件とし、民間企業の事業企画提案とノウハウを生かして事業進展を図りたい
考えである(企画提案書受付期限;8月30日、事業者決定;9月下旬予定)。
  募集要項は、弊社が事務局となり配布するとともに岐阜市のホームページからも
ダウンロードできる。多くの事業者からの提案があることを期待したい。
(浅野泰樹)

岐阜市HP;http://www.city.gifu.lg.jp/14262.htm

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◆住まい・まちづくりコラム◆
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○GISと地域まちづくり○

 GIS(地理情報システム)を用いたマップ情報は、代表格であるgoogle mapをはじめ、
至るところで目にし、我々は日常的に利用している。東日本大震災の際にも、数多くの
マップが発信され、被災状況の把握、復旧などいろいろな面で役立った。現在の復興に
おいても活用されている。
  一方、名古屋のまちづくりをみると、地域委員会や地域まちづくり、エリアマネジメント
などが動き出し、行政主体から地域主体でまちづくりを担うフェーズにシフトした。その
中でもGISは大いに役割を発揮する。地域主体でまちづくりを進めるには、まずは地域
住民が現状を正しく判断しなければならず、人口の分布や将来人口、施設立地や空地・
空家分布、犯罪発生箇所などなど地域が今どうなっているのか正確な実態把握と分析が
求められる(感覚による議論は危険である)。GISはそういった様々な情報をマップ化し、
分析し、かつ結果をビジュアル的に表現できるので、利用価値は高い。例えば、地域の
まちづくり組織で、年々行政から発信される統計情報や地域内の空間情報などをGISに
蓄積し、データベースを構築する。そして、住民が気になったときに各自がWEBを通して
マップを見る、議論の際には必要な情報を見やすいマップに加工して提出する、また
将来を考えるためのシミュレーションをする、地域の声や意見をマップに落とし込むなど、
いろいろ可能性は考えられる。だが、具体化するには体制、人、技術、お金の面など
課題は多すぎるくらいにある。
  正直、GISソフトの習得はほかのPCソフトに比べてハードルが高いと思う。まずは
技術ある人たちで地域のGIS環境を整えるような支援ができるとよいのではないだろうか。
スペーシアでも地域のまちづくりにも役立つマップづくりに貢献していきたい。
(櫻井高志)

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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・先月の半ば頃から一気に桜の見ごろを迎え、まちが色づいてきています。
  アベノミクス効果もあってか、景気の方でも最近は明るい話題が少しずつ出てきています。
  景気がまちづくり分野まで浸透してくるのか不明ですが、年度も変わって新たな地域の
  まちづくりにも関わっていきたいものです。(T.A)

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
  を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成できれ
  ばと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガジンに掲
  載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
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(株)都市研究所スペーシア 編集:浅野 健
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