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スペーシア・メールマガジン(隔週発行予定)   □[第330号]2013/3/4□  □配信数 810□

スペーシア・メールマガジンの第330号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。

<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
  ・愛知県国登録有形文化財建造物所有者の会
   保存・活用講座(第7回)「保存・活用シンポジウム」
  ・東日本大震災復興支援・講演と報告の集い(主催 名城大学都市情報学部)
   「復興まちづくりと支援のあり方」
  ・ITS親子見学会の参加者募集
  ◆住まい・まちづくりコラム◆
  ・徒然随筆「建築計画におけるバリアフリー(ユニバーサルデザイン)と問題点」
  ◆読者の声◆
  ◆スペーシアのこの頃◆

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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○愛知県国登録有形文化財建造物所有者の会○
  保存・活用講座(第7回)「保存・活用シンポジウム」

 愛知県国登録有形文化財建造物所有者の会(略称:愛知登文会)は
平成23年6月に設立され、文化財建造物の保存・活用に関わる取り組み
を展開しています。
  今回の講座では、兵庫県と金沢市で活動されている方々をお招きし
その活動を紹介いただくとともに、文化財建造物の保存・活用や
維持管理の問題について話しあっていただきます。
  ご関心のある方のご参加を歓迎します。

【と き】平成25年3月6日(水) 午後2時〜5時(受付1時45分〜)

【場 所】愛知県立大学サテライトキャンパス
     名古屋市中村区名駅4丁目4-38 愛知県産業労働センター(ウインクあいち)15階

【内 容】
前半
  ○主催者あいさつ・愛知登文会の平成24 年度の取り組み報告
  @ひょうごヘリテージ機構の取り組み
   /講師:代表世話人 沢田伸氏
  ANPO法人金澤町家研究会の取り組み
   /講師:理事長 川上光彦氏(金沢大学教授)
後半 
  Bディスカッション
   コーディネーター:小栗 宏次氏(小栗家住宅所有者)
   パネラー:沢田 伸氏(前掲)
         川上 光彦氏(前掲)
         長谷川 良夫氏(愛知登文会会長)
         牧 謙治氏(愛知県教育委員会文化財保護室 主任主査)

【参加費】無料

*下記ちらしをごらんください。
http://www.aichi-tobunkai.org/cms/wp-content/uploads/2013/01/2012koza_7.pdf

〜スペーシア・石田〜
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○東日本大震災復興支援・講演と報告の集い(主催 名城大学都市情報学部)○
  「復興まちづくりと支援のあり方」

日 時 2013年3月15日(金) 15時〜18時
会 場 名城大学天白キャンパス 共通講義棟北N321講義室
      〒468-8502 名古屋市天白区塩釜口1-501  地下鉄鶴舞線「塩釜口駅」
対 象 市民、自治体関係者、専門家、学生など
     *「聴講無料」「申込不要」

■基調講演
    北原 啓司 弘前大学教育学部教授  きたかみ震災復興ステーション
                「震災復興とまち育て」 

報告1
■震災復興支援研究会の取り組み    震災復興支援研究会(都市情報学部)
■学生による現地調査活動       都市情報学部学生
         
報告2
■住民による復興まちづくりの取り組み 大船渡市碁石地区復興まちづくり協議

■被災地での調査研究活動について   柄谷友香准教授
■復興まちづくりの現状と課題     佐藤隆雄(独)防災科学技術研究所・客員
研究員

お問い合わせ:名城大学都市情報学部  電話:0574-69-0100(学部代表)

〜名城大学都市情報学部教授・海道清信様に情報提供いただきました〜
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○ITS親子見学会の参加者募集○

 カーナビやETCなど、最先端の情報通信技術により人やクルマの移動を支援す
るITS(高度道路交通システム)。愛知県では、「ITSを活用した安全で快適な地
域づくり」を目指しており、愛知県ITS推進協議会(会長:愛知県知事、事務
局:愛知県地域振興部交通対策課)を中心に、ITSの普及・啓発活動や導入促進
に向けた各種取組を行っています。
  このたび、次世代を担う小中学生とその保護者の皆さんにITSについて広く
知っていただくため、「ITS親子見学会」を開催します。

■開催日時
平成25年3月27日(水)及び28日(木)
午前9時30分〜午後4時30分(愛知県自治センター集合・解散)

■見学場所
愛知県警察本部交通管制センター(名古屋市中区)
トヨタ会館ミュージアム(豊田市)
とよたエコフルタウン(豊田市)      ※全行程貸切バスで移動

■対象
小学校5年生から中学校3年生までの児童・生徒及びその保護者(1名)。お子様
だけの参加は不可。必ず保護者同伴でご参加ください。

■定員
各日40名(応募者多数の場合は抽選により決定)

■主催
愛知県/愛知県ITS推進協議会

■参加費
無料(集合・解散場所〜自宅間の交通費及び昼食代は各自負担)

■申込み方法
参加希望日(両日でも可。参加は1日のみ。)、保護者の住所、氏名(ふりが
な)、年齢、電話番号、児童・生徒の氏名(ふりがな)、学年を明記のうえ、は
がき、FAX、E-mailで申込。(同一日・同一参加者による複数応募は無効)
平成25年3月12日(火)午後5時まで(必着)
抽選結果は3月18日(月)までに通知。

■申込み・問合せ先
〒461-0005
名古屋市東区東桜1-13-3 NHK名古屋放送センタービル10階
NHKプラネット中部内
「ITS親子見学会事務局」
FAX:052-952-7370 E-mail:its@nhk-pn.jp
電話:052-952-7381(平日午前10時から午後6時まで)

※詳しくは以下のページをご覧ください。
http://www.pref.aichi.jp/0000058518.html

■関連ページ
愛知県ITS推進協議会ホームページ
http://www.pref.aichi.jp/kotsu/ITS/

〜愛知県交通対策課・竹澤様より情報提供いただきました〜

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◆住まい・まちづくりコラム◆
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○徒然随筆「建築計画におけるバリアフリー(ユニバーサルデザイン)と問題点」○

 バリアフリーとは、建築物等の物理的障壁をなくすることを意味し、ユニバーサルデザイン
とは、すべての人が利用可能で有用な製品・建物・空間・環境などをデザインすることを
いいます。元々は製品や建築物等に対応する考えなので次第に建築計画でも考慮され、
平成19年に「バリアフリー新法」が施行されてから施設整 備・改修等は進んできており、
改善されています。というのは、この法律の中で「特定建築物等の基準適合義務」があり、
中規模以上の建築物に適用されているからです。更に都道府県レベルでも福祉の条例が
個々に整備され、法律とほぼ同様の基準が規定されています。
  バリアフリー新法の中でバリアフリー基準に適合されるべき施設は、1)出入口、2)廊下等
(通路)、3)階段、4)傾斜路(スロープ)、5)昇降機(エレベーター等)、6)便所、7)客室、
8)敷地内通路、9)駐車場、10)浴室等と規定されています。個々の基準は省略しますが、
幅と広さの確保、段差の解消、緩やかな寸法や勾配、必要設備(手すり等)の確保など、
移動し易い基準を定めているといえます。
  法律が整備され管理者の整備義務が明確になり、都市計画上の施設、例えば公共交通
機関や公共交通駅舎や停留所など多くは改善されましたが、筆者の見るところ、その地域は
都市部に限定されているような気がしてなりません。また外出しやすくなり一見すると
住みやすくなったような気がしますが、そのように感じられるハンディキャップ者は少ないと
考えます。その原因は何かと考えると、法律の整備基準がある一定の特定建築物以上に
限定したことと設計者サイドにあると考えられます。つまり新築建築物に関しては一定規模
以上の建築物で無い限り適用されないので、この規模以下の建築物のほとんどが未整備で
終わっているものが多く、ハンディキャップ者を拒否しているような気がします。一部の
小規模建築物でもバリアフリーに配慮した設備をみる機会もありますが、管理者の意識に
掛かっているといえます。一方で設計者サイドにも多くの問題があり、基準をクリアすれば
よいとか、デザインを優先するがために使用しにくい設備を設計し視認しがたい表示を
することもあり、使用者側に立った設計をみることが少ないことには設計者のモラルと
技術レベルの低さを感じます。行政側で一定以上の法令整備をしたので、今後は設計者
側が自ら学習、研鑽してよりよい建築物を世に送り出す責務があろうかと考えております。
  建築計画の中でも、バリアフリーに関して対応するときに考慮する重要な点(ハンディ
キャップ者に配慮することともいえる。)は都市計画と同様に、
1.移動できること・・・通行幅があり、段差・不陸がなく、上下移動が可能なこと
2.看板が見易いこと・・視認し易い色で、文字の大きさや看板高さが適当
3.便所があること・・・わかり易い案内看板と適当な数の便器があり、広さと幅が確保
  に絞られると考えます。今後は国民自らがこの三点に注意して建築物を観るようになり、
一般市民から設計に反映できるような意見が出てくることを期待しています。
(スペーシア嘱託研究員・田中清之)

→ホームページに写真を掲載しています。
http://www.spacia.co.jp/Topic/column/tsurezure/09kenchiku_bf/

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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・東日本大震災から間もなく2年が経ちます。最近も防災がテーマとなった会議や勉強会に
  参加していますが、個人的にも地域においても平時から災害時のことを意識しておく
  必要があると感じています。(T.A)

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成できれ
ばと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガジンに掲
載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
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(株)都市研究所スペーシア 編集:浅野 健
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URL http://www.spacia.co.jp/
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