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スペーシア・メールマガジン(隔週発行予定) □[第307号]2012/4/9□    □配信数 797□

スペーシア・メールマガジンの第307号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。

<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
  ・名古屋大学大学院環境学研究科都市環境学専攻建築学コース 他
   2012年度合同建築・都市設計ワークショップ
   「減災に向けた地区スケールの計画・デザイン」成果発表会
  ・愛知まちコン・まちづくり交流会のご案内
   「歴史・文化とアートの融合による観光振興の取り組み」
   〜佐久島の事例に学ぶ〜
  ◆図書紹介◆
  ・原発と建築家 〜僕たちは何を設計できるのか。再生可能エネルギーの未来
   新しい時代の建築を考えた。〜/竹内昌義 著
  ◆読者の声◆
  ◆スペーシアのこの頃◆

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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○名古屋大学大学院環境学研究科都市環境学専攻建築学コース○
  パリ・ヴァル・ドゥ・セーヌ国立高等建築学校
  テルアビブ大学芸術学部建築学科
  2012年度合同建築・都市設計ワークショップ
  「減災に向けた地区スケールの計画・デザイン」成果発表会

 名古屋大学大学院環境学研究科都市環境学専攻建築学コースでは、2012年4月16日
(月)から20(金)までの5日間、名古屋大学東山キャンパス環境総合館1階レクチャーホールを
主会場として、パリ・ヴァル・ドゥ・セーヌ国立高等建築学校(フランス)及びテルアビブ大学
芸術学部建築学科(イスラエル)と合同で、「減災に向けた地区スケールの計画・デザイン」
について調査・提案する建築・都市設計ワークショップを開催します。本ワークショップは、
パリ・ヴァル・ドゥ・セーヌ国立高等建築学校の大学院生(9名)、テルアビブ大学の学部生
(9名)及び名古屋大学建築学コースの大学院生(計画系・環境設備系・構造系、25名程度)を
対象とするものですが、最終日の成果発表会は一般公開しますので、是非、ご来場下さい。

 日時  :2012年4月20日(金) 16:30〜18:00(開場:16:00)
  場所  :名古屋大学環境総合館1階レクチャーホール
  使用言語:英語(通訳なし)
  問合先 :名古屋大学大学院環境学研究科 村山顕人
  電話  :052-789-3750 E-mail:urbanplanning.nu@gmail.com
  その他 :参加無料、事前申込不要

過去の取り組みの様子:
http://www.env.nagoya-u.ac.jp/news/20110912○

〜名古屋大学大学院環境学研究科准教授・小松尚様から情報提供いただきました〜
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○愛知まちコン・まちづくり交流会のご案内○
「歴史・文化とアートの融合による観光振興の取り組み」
  〜佐久島の事例に学ぶ〜
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愛知県三河湾に浮かぶ人口300人弱の島、佐久島。
過疎と高齢化に悩まされてきた佐久島では、数年前からアートと
コラボした島の活性化『佐久島アートプラン21』の取組みを始め、
注目されています。建築家による『佐久島弘法プロジェクト』、この
4月に宿泊型体験農業施設「佐久島クラインガルデン」もオープン。
今回の視察では、このようなアートや新施設を見学するとともに、
島づくりのきっかけとなった「島を美しくつくる会」のメンバーから
活動経緯をお聞きします。関心のある方はどなたでもご参加ください。

>>佐久島公式HP http://www.japan-net.ne.jp/benten/
>>三河・佐久島アートプラン21 http://www.m-mole.com/sakushima/
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■開催日 4月18日(水曜日)7:15〜19:30

■集合場所・時間(お申し込み時に指定してください)
  (第1)名古屋駅西口  7:15集合 ※銀の時計前
  (第2)一色港 乗船場前 9:20集合

■スケジュール
  7:20〜名古屋駅西口出発(貸切バス)
  9:30 一色港 出港(フェリー)
  10:00 佐久島西港 到着  弁天サロン〜 自由行動(島内散策)
  12:00〜 昼食(民宿さざなみ)〜 自由行動(島内散策)
  17:15 佐久島東港 出発(フェリー)17:45 一色港到着(解散可)
  19:30 貸切バスにて名古屋駅前到着(自由解散)
※当日のスケジュールは変更となる場合があります。
※島内は徒歩での移動です。歩きやすい服装でご参加ください。

■参加費  会員企業:一人1,200円(ほぼ昼食代)
      非会員企業:一人2,700円(昼食代とフェリー代実費のみ)

■参加申し込み (バス定員25名)
  添付の申込用紙に必要事項を記載し、事務局までFAX。
  または、下記の@〜Dをメールにてご連絡ください。
  @お名前、Aご所属、B連絡先 C集合場所(上記1・2)、
  D昼食メニュー(A大あさり丼、B海老丼 Cたいらぎ丼)
  なお、定員(25名)になり次第締め切りさせていただきます。
  (万一、キャンセルの場合は手配の都合上2日前までに連絡のこと)
■申込み先
  愛知住まい・まちづくりコンサルタント協議会事務局
  (株)対話計画 藤森宛
  FAX:052-875-5077 E-mail : machi@taiwa-k.jp
■申込み締切 4月16日(月)必着

〜スペーシア・浅野健〜

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◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−
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○原発と建築家 〜僕たちは何を設計できるのか。再生可能エネルギーの未来 ○
  新しい時代の建築を考えた。〜/竹内昌義 著
  学芸出版社/2012年3月10日発行

 本著は、東北芸術工科大学教授でもあり、「みかんぐみ」共同代表の建築家である竹内氏が、
原子力発電所やエネルギーに関する様々な専門家8名に対して行ったインタビュー集である。
元原子力格納容器設計技術者、前福島県知事といった福島原発事故以前から問題を
認識していた専門家だけでなく、スマートグリッドやコージェレーションシステム、再生可能
エネルギーなど今後確立する技術の専門家にもインタビューをしており、「単なる原発への
反対表明としてだけではなく、次への希望も感じながらお読み頂けたら幸いです。」という
著者の考えがよく表れている。
  「もし、もっと原発やエネルギーのことをちゃんと知っていて、何らかのアクションを
起こせていたらこの事故は防げたのではないか。(略)そういう無自覚な行動が、将来に
問題を残すなら、それは知らなかったで済まされる問題ではない。(略)無自覚であまりにも
都合のいい豊かな状態に安住していたことが事故の遠因になっていやしないかと考え
始めている。」という考えから、直接会って取材し、本を書くことで自分の意思を明確に
表明するに至った点は素晴しいと思う。
  また、「この本には、結論めいたものはないし、私自身もまだ変わり続けるだろう。この本の
読者と共有できたら幸いである。」と書かれており、事故を機に原発と建築の関係を初めて
強く認識した著者が、インタビューによって率直な疑問を投げかけながら建築家として
できる解決方法や方向性を探るだけでなく、印象的に残った点などをレビューとして
簡潔にまとめているので、理解がしやすく好感が持てた。
  「今、私たちに必要なのは、問題があることを認識し、自分で情報収集して考える、そして
考えたことを人と共有することだと思う。そうしていくと社会の根幹の部分の成り立ちをも
考えなくてはいけない。」という著者の考えは、原発に限ったことではなく、あらゆる課題解決の
ために実践すべきことだと感じた。
(山崎 崇)

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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・昨年の春は、東日本大震災の影響で花見の自粛ムードがありましたが、その影響も
  あってか、今年は例年以上に花見を楽しまれているようです。週末には、普段は
  花見をしないような、自宅近くの公園でも、シートを敷いて花見をしている人々も
  いるなど、様々なところで花見をする光景を見かけました。(T.A)

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
  を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成できれ
  ばと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガジンに掲
  載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
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◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア 編集:浅野 健
  〒460-0008 名古屋市中区栄5-1-32 久屋ワイエスビル8階
   TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
   URL http://www.spacia.co.jp/
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