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スペーシア・メールマガジン(隔週発行予定)  □[第296号]2011/11/7□  □配信数 785□


スペーシア・メールマガジンの第296号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。

<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
  ・コミュバスに乗って 『ゆめころん 見ころん 味ころん 歩ころん
   ぐるっとバス停 たんけん隊』
  ・南知多に あいち戦国姫隊 & おもてなし武将隊 がやってくる
  ◆名古屋まちづくり情報◆
  ・南大津通での歩行者天国(名古屋)
  ・栄地区の魅力向上のための久屋大通ワークショップ
  ◆読者の声◆
  ◆スペーシアのこの頃◆

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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○コミュバスに乗って 『ゆめころん 見ころん 味ころん 歩ころん ○
  ぐるっとバス停 たんけん隊』

武豊町観光ボランティアさんのご協力を得て、かわいいコミュニティバス
「ゆめころん」に乗って観光ツアーを開催します。

◎日時:12月11日(日)
    1)午前コース 2)午後コース (雨天決行)
◎募集定員:各コース 先着15人
◎参加費:各コース100円/人(保険代を含む。ただし、バス代は実費負担です。)
      午前コースの昼食代(600円程度)は実費負担となります。

◎集合場所 武豊町役場 中庭(役場バス停)
1)午前コース(コミュバス青ルート)
  役場中庭 9:00集合、役場出発9:15乗車→転車台9:41降車
  →転車台とみそ蔵散策【昼食】→堀田稲荷13:31乗車→役場下車13:40着

2)午後コース(コミュバス緑ルート右回り)
  役場中庭13:30集合、役場出発13:50乗車→石川病院14:18降車
  →旧家・みそ蔵散策・JR武豊駅など→役場着16:30
  
※:当事業は「あいちエコモビリティライフ実践促進モデル事業」の支援事業です。
 
〜スペーシア・浅野(健)、朝倉〜
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○南知多に あいち戦国姫隊 & おもてなし武将隊 がやってくる○

 戦国の時代を駆け巡った愛知出身の武将たちを支えた6人の「あいち戦国姫隊」と、2人の
「おもてなし武将隊」が12月4日(日)、南知多にやってきます。
  スタンプラリー・フォトコンテストも同時開催中! この機会にぜひ、海っ子バスに乗って
イベントにご参加ください。

「あいち戦国姫隊 & おもてなし武将隊に会いに行こう!」
◎日時:12月4日(日)
◎内海会場(出陣式会場)
   場所 内海駅(ロータリー付近)
   時間 12:00〜
   出演 あいち戦国姫隊(6名)
      おもてなし武将隊(2名)
      知多半島和太鼓 こころ会
◎師崎会場(メイン会場)
   場所 師崎港(特設ステージ)
   時間 13:30〜
   出演 あいち戦国姫隊(6名)
      おもてなし武将隊(2名)
※駐車場はございません。ご来場は公共交通機関をご利用ください。

「海っ子バス スタンプラリー開催中!」
◎期間:2011年11月5日(土)〜12月4日(日)
     期間中にスタンプを集めて素敵なプレゼントをもらおう!
◎スタンプ設置場所:
  ・海っ子バス車内(かならずもらってね)
  ・内海駅
  ・セブンイレブン内海店
  ・白砂の湯
  ・岩屋寺
  ・豊浜魚ひろば
  ・師崎港
◎賞品引き換え  
※12/4に師崎港イベント会場に来場されると限定商品をプレゼント
※12/5〜12/11は白砂の湯(営業時間:午前10〜午後10時)にて引き換え

詳しくは、内海・山海まちづくり協議会「きずなの会」ホームページをご覧ください。
http://www.uy-kizuna.com/chiikimondai.html.

主催:内海・山海まちづくり協議会「きずなの会」
後援:南知多町
  
※:当事業は「あいちエコモビリティライフ実践促進モデル事業」の支援事業です。

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現在開催中
「海っ子バス フォトコンテスト(南知多町主催)」
◎期間:2011年8月11日(木)〜12月12日(月)
◎バスで発見、南知多!
   海っ子バスから見える風景、海っ子バスが写っている風景など
   写真をいっぱい撮って応募しよう!

◎詳しくは、南知多町役場ホームページをご覧ください。
http://www.town.minamichita.lg.jp/main/
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〜スペーシア・浅野(健)、朝倉〜

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◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○南大津通での歩行者天国(名古屋)○

 南大津通(700m)で歩行者天国が社会実験として、9月18日〜11月13日までの期間の
日曜日(12:00〜17:00)に開催されている。主催は南大津通歩行者天国協議会である。
合計9回の日曜日が含まれるが、10月16日はなごや祭りのパレードが行われるため
実施されず、8回となっている。名古屋で歩行者天国の実施は2度目である。1970年
9月6日〜1984年9月末までの14年間である。

◆恒常的な歩行者天国の嚆矢 旭川平和通買物公園 
  歩行者天国の嚆矢は北海道旭川市の平和通買物公園である。歩行者天国実現の
背景には、当時、札幌への一極集中に対する道内第二の都市の地盤沈下に対する
住民の不安があった。そこで市と地元商店街若手経営者等が幹線道路の平和通り
(1,000m)を「買物公園」にする構想を打ち上げるも、市民や関係者、関係行政機関の
反応は冷たかった。そこで地道な機運醸成のための広報活動や積極的な関係機関への
説得を通じ、1969年8月に12日間の交通社会実験にこぎ着けた。実験期間中は平常の
人出の5〜6倍と市民の支持を得、また懐疑的な商店主の賛同を得、様々な環境整備が
行われることで、恒常的(毎日)歩行者天国が1972年6月1日から始まり、今日まで継続して
いる。

◆41年前の名古屋の日曜遊歩道 
  他方、名古屋市では南大津通(0.7km)では“なごや日曜遊歩道”として1970年に市の
主催による社会実験を開始し、翌71年から本格的実施に移行した。72年には道路交通法が
改正され、「歩行者天国」が位置づけられたため、警察主導による実施に変わった。しかし、
道路上での舞台の設置やゲーム等を禁止したため、歩くだけの道路では魅力がなく、
利用者の減少やゴミ等への批判、周辺道路への交通混雑が顕著になったため、1982年に
地元商店街から中止の要請が出され、1984年に中止された。

◆今年の歩行者天国 
  このような経緯があっての今年度歩行者天国の社会実験である。今日では自動車を極力
使わず、都心は歩いて楽しむ時代となっている。そのような動きに機敏に対応して社会実験に
持ち込み、実験日のたびに主催者からスタッフを出し、警備員も雇って管理している地元の
パワーには敬服する。
  今回の南大津通での歩行者天国の実施に伴って、歩行者がどれだけ増加したかをカウント
していないそうだが、感覚的には1.2〜1.3倍ぐらいではないか。いままでは狭い歩道をひしめき
合って通行していたが、車道に広げられることでゆったりと歩くことが可能になった。そのためか
ベビーカーを押す若い家族が増えたと感じている。

◆いくつかの課題、まずは3つ 
  社会実験を超えて本格導入のためにはいくつかの課題があるように思える。
@歩いて楽しい歩行者天国を………アスファルト舗装の車道上を単に歩くだけでは、歩道幅が
  広がっただけで面白みは全くない。このままでは27年前に中止した理由のひとつ「楽しめる
  歩行者天国」になっていない。その結果、前回と同様に利用者が減少して、再び中止になる
  恐れがある。旭川の平和通買物公園では、フリーマーケット(朝市を含む)、オープンカフェ、
  ストリートパフォーマンスなどが行われ、道行く人を楽しませている。名古屋では歩行を阻害する
  という理由でそれらは禁止されている。ルールを決めて実施するなど、これを打破することが
  必要ではないか。
A歩けば疲れる、休憩施設を………歩けば人々は疲れるものである。南大津通は人通りが
  多いこともあって、休憩のためのベンチは少ない。この歩行者天国では右折レーンの3箇所で、
  オープンカフェセットが置かれている。これだけでは不十分である。実態を見ると中央分離帯の
  ブロックや衝突防止壁に腰かける人が如何に多いことか。一つのレーンを潰して休憩レーンを
  つくるぐらいが適当である。
B継続できるマネジメントを………問題が起こらぬよう、警備員も雇って、細心の注意を払い
  ながら協議会のスタッフがかかりきりになっている。これには労力だけでなく、資金もかかって
  いる。それで大勢の人が集まり、店の売り上げも大きく伸びれば実施し甲斐があるというもの。
  にぎわいと売り上げ向上に向けた沿線店舗の協力、そして前述@とA、地域の総合力を
  発揮していく必要がある。

 是非、歩行者天国を成功させて、本格実施に持っていければと思う。道路幅員が広い名古屋
ならではの活性化にむけた展開のひとつである。久屋大通りのオープンカフェ、南大津通の
歩行者天国を名古屋の名物にしたいものである。
(井澤知旦)

→ホームページに写真を掲載しています。
http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/2011/minamiotsu/index.html

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○栄地区の魅力向上のための久屋大通ワークショップ○

 10月29日(土)、名古屋市主催のこのワークショップに関わらせていただきました。この
ワークショップでは、あらかじめ4つのテーマ「賑わい・憩い」「景観・歴史」「緑・水」「移動・
バリアフリー」を設定して参加者を募集し、それぞれのテーマについて久屋大通を北側、
南側の2つに分け、計8つのグループに分かれて検討を行いました。8つのうち5つの
グループの進行は、市民参加型活動が今後も継続されることを狙ってまちづくりNPO等に
協力を依頼した結果、NPO法人プラスまちづくりとNPO法人ひとにやさしいまちづくりネット
ワーク・東海の協力を得て実施しました。また、ワークショップに合わせて、専門的な意見の
集約を目的として、名古屋周辺の7つの大学研究室から久屋大通の将来像についての
模型提案もしていただきました。
  当日は、事前に申込された70人余りのワークショップ参加者に加え、7つの大学研究室
から6名の先生と、50人余りの学生の方々にも会場に来ていただきました。午前中に
フィールドワーク、午後には意見交換及び発表、大学研研究室の模型提案の発表もありました。
発表の時間には河村名古屋市長が駆けつけ、市長の前で各大学のプレゼンと8つのグループの
意見発表が行われました。年齢も職業も様々な方々が参加し、意見交換をしたことで
有意義な時間だったのではないかと思われます。また、例えば久屋大通公園全体が
道路によって分断されていることについて、問題だという意見もあれば、逆に分かれて
いることメリットを捉えて広場ごとにテーマを変えて特色を出せるのではないかという
意見もあるように、一つのことを見る場合にも人によって違った意見もあるということを
認識できたと思われます。また、大学研究室の提案は多様な視点からバラエティに富んだ
提案がされ、参加者の方々にも大いに刺激になったと思われます。このワークショップに
参加されたみなさま、どうもありがとうございました。
  この「栄の魅力向上を考える」一連の事業では、提案していただいた模型の展示を11月
20日まで行っています。また、ワークショップとは別に、将来像に向けた「アイデア募集」も
11月30日まで実施しています。こうした貴重な意見をとりまとめに活かしていきたいと考えて
います。これらの情報は、ホームページ(http://www.hisaya758.com/)、ツイッター
「hisaya758」、フェイスブック「久屋大通の将来像を考える」を活用して情報発信していきます。
そちらの方もご覧いただけたら幸いです。
(浅野健)

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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・前回のメルマガで紹介したちょい乗りバスの社会実験に続き、「栄地区の魅力向上の
  ための久屋大通ワークショップ」も無事終わることができました。今後、これらの結果を
  随時ホームページでも更新していきます。

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
  を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成できれ
  ばと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガジンに掲
  載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
   http://www.spacia.co.jp/mm/
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア 編集:浅野 健
  〒460-0008 名古屋市中区栄5-1-32 久屋ワイエスビル8階
   TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
   URL http://www.spacia.co.jp/
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