スペーシア・メールマガジン(隔週発行予定) [第246号]2009/12/8□ □配信数 747□
スペーシア・メールマガジンの第246号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
<内容・目次>
◆まちのトピック◆
・あいちコミバスラリー(12/2〜2/10)
◆名古屋まちづくり情報◆
・コミバスで行く小旅行/酒蔵見学とやまがのウォーキング
◆住まい・まちづくりコラム◆
?
・エコキャラとご当地キャラ
◆読者の声◆
◆スペーシアのこの頃◆
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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ あいちコミバスラリー ○
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〜コミュニティバスに乗って出かけてみませんか〜
愛知県では、クルマと公共交通、自転車、徒歩などをかしこく使い分ける「エコ モビリティ
ライフ」の推進に取り組んでいます。この一環として、多くの市町村で運行している
コミュニティバス(コミバス)を巡るラリーを実施します。
異なる市町村のコミュニティバスに乗って、車内に掲示されているキーワードを3つ集めて
応募すると、応募された方の中から抽選で5,000円分の図書カードなどをプレゼントします。
自分のまちや他の市町村のコミバスに乗ってみると、コミバスならではの新たな発見が
あるかもしれません。
ふるってご参加ください。
■実施期間
(1)キーワード掲示期間
平成21年12月2日(水)から平成22年2月3日(水)まで
(平成21年12月の「エコモビの日」から平成22年2月の「エコモビの日」まで)
※「エコモビの日」
愛知県が推進している「エコ モビリティ ライフ」を実践するきっかけとして、本年10月から
毎月第1水曜日を「あいちエコモビリティライフの日(エコモビの日)」と定めたものです。
(2)応募期間
平成21年12月2日(水)から平成22年2月10日(水)(必着)まで
■応募方法
3つのキーワードを入手した参加者は、官製はがきにキーワード及び郵便番号、住所、
氏名、年齢、電話番号を記入の上、下記の応募先(委託業者)に郵送してください。
なお、応募は1人1回とし、当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。
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応募先 〒460-0008
名古屋市中区栄5丁目1番32号 久屋ワイエスビル8階
株式会社 都市研究所スペーシア 「あいちコミバスラリー」係
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■商品
応募者の中から抽選で10名に図書カード5,000円分、40名にエコモビ特製モリコロ
ピンバッジを進呈します。
主催:愛知県 地域振興部 交通対策課 エコモビリティライフ推進グループ
→コミバスラリーの詳しい情報は、愛知県のホームページで掲載されています
http://www.pref.aichi.jp/0000028678.html
→主催者の愛知県地域振興部交通対策課のページ
http://www.pref.aichi.jp/kotsu/
〜スペーシア・浅野健、朝倉卓也〜
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◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○コミバスで行く小旅行/酒蔵見学とやまがのウォーキング(岡崎市保久町) ○
先日、下山ささゆりバス委員会が実施している「酒蔵見学とやまがのウォーキング」に
参加する機会があり、岡崎市保久町を訪れた。岡崎市街地から保久町までは「ささゆり
バス」に乗り、正味1時間程で到着する。
保久町がある下山学区は、旧額田町で2006年に岡崎市と合併している。保久町は、
鎌倉・室町時代と江戸時代に繁栄した歴史があり、鎌倉・室町時代に保久城が築城
(現在は城址)されている。保久城の初代当主は山下義通氏であり、桓武天皇の子孫で
あったと伝えられている。足利将軍の奉公衆として仕え、三河四翼の一角を占めていたと
される。そういった背景があり、都の文化が伝わり、文化的にも栄えていたとされている。
また、地区の八幡宮の境内には、農村舞台が設けられており、文化の豊かさが後世まで
引き継がれていることを感じさせる。現在、農村舞台は「岡崎観光きらり百選」に
選ばれている。
今回、ウォーキングの参加するきっかけは、愛知県が進める環境にやさしい交通行動
「エコモビリティライフ」に弊社が関わらせて頂いており、その一環で「エコモビリティライフを
促進するモデル事業」に下山ささゆりバス委員会が応募し選定されて、関わらせて
頂いている。
会の目的は、交通空白地帯である下山学区と都市部を結ぶ唯一の公共交通手段である
「ささゆりバス」の利用促進の拡大推進している。ささゆりバスは、朝夕に通勤通学者を
送迎することが主となっており、それ以外での利用少ないため、委員会では、下山学区の
歴史と自然を活かして、ウォーキングツアーを開催して利用者拡大に取り組んでいる。
そのために、ガイドボランティアの養成も合わせて行っており、地域の人たちが講習会を
開き、だれもが保久町を案内できる体制づくりを目指して、現在取組んでいる。
今回、ツアーに参加してみて感じたことは、普段の生活の中ではコミバスに乗る機会が
ほとんどなく、非常に新鮮な体験となった。コミバスは、主に交通弱者のための移動手段の
確保として生活に密着したルートになっているため、目的地までに幾分時間がかかって
しまう場合がある。しかし、逆を考えてみると、時間に余裕があれば、自分が生活している
まちの風景を改めてゆっくりと眺めることもできるし、他のまちのコミバスに乗ることで
そのまちの雰囲気が感じられるのではないだろうか。時間に追われている生活している人が
多いが、ちょっとした時間を見つけて、ぶらりと小旅行を楽しんでみてはどうだろうか。
下山ささゆりバス委員会が行っているウォーキングツアーは、毎週金曜日の2010年2月
(1月3日は除く)まで行われている。事前予約が必要であるが参加費無料であり、
バスは岡崎市のげんき館から出発し、ワンコイン(500円)で行くことが出来る。
ウォーキングに関する問合せ:下山学区社会教育委員長 杉浦立美さん
(朝倉卓也)
→ホームページに写真を掲載しています。
http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/2009/okazakisasayuri/index.html
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◆住まい・まちづくりコラム◆
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○エコキャラとご当地キャラ○
先日ゆるキャラ(R)祭りが行われた。その模様は全国ニュースで大きく報道されるなど、
ゆるキャラ(R)は今まさに一大ブームとなっている。火付け役は言わずと知れた
「ひこにゃん」だが、その後、雨後の筍よろしく、各地でご当地キャラが続々と生まれるなど
キャラクターを活用した地域振興が至るところで進められている。
そんな中、弊社でも中部のキャラクター情報を収集、紹介するお仕事を先日頂いた。
対象は、話題のご当地キャラではなく、“環境”に関するキャラクター、通称エコキャラである。
愛知のモリゾー、キッコロは有名だが、富山のエコ侍、福井のリサイクル戦隊ワケルンジャー、
長野のエコレンジャー、三重のゼロ吉、岐阜のヤマリン、名古屋のエッピー、ホリゴン、
などなど・・・名前を挙げられても、「?」の人が多いだろうが、さっと調べただけでも50近くの
リストが手元にできた。それらはプロによってデザインされたものから、手づくり感あふれる
ものまで多種多様。しかしメジャーになりきれず、地域密着で活動を展開しているものが多い。
調べながら、ご当地キャラとエコキャラの違いを考えた。なんだろうか。大きく違うのは
その目的。ご当地キャラは観光・産業目線での地域や商品、またはキャラ自身のPRを
通して消費誘引につなげるのが大きな目的。一方、エコキャラは人々の環境行動を促し、
地球を救うという大きな使命を背負わされているのだ。また、武器は、どちらもキャラの
持つ“かわいさ”や“親しみやすさ”であるが、ご当地キャラはそれが消費と直結しやすく、
分かりやすい。「かわいいから買って」と言えればいい。しかし、エコキャラはそうはいかない。
キャラが好きだからゴミを減らそうとか、かわいいからCO2を削減しようなんてことには
まずならない。では、なぜキャラなのか、それは学者や役所が正論かざして伝えると硬く
拒絶されがちな環境行動を、キャラというクッション材を咬ませることで、アニメやマンガ
感覚で理解し、遊び感覚やファッション感覚で実践してもらえるのではないかということが
そのひとつだと思う。つまり、キャラ自体よりも、どう伝えるかというストーリーが大切に
なるのではないのか。例えば、理想は宮崎駿監督の映画「トトロ」や「平成狸合戦
ぽんぽこ」のようなものなのだろうか。かわいい、親しみやすいキャラとともに、その
キャラを見れば自然と頭に浮かぶような素晴らしいストーリーづくりも必要なのでは
ないだろうか。そんなことで、名前の割に結構難しい仕事だなあと思い当たった次第です。
(櫻井高志)
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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)
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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・年1回発行の社外報「ラバダブ」の原稿がようやく整いつつあります。今回はテーマは
「過去・現在・未来 10YEARS」。まちづくりにおける2000年からの10年間をふりかえります。
・名古屋都心では「名チャリ社会実験2009」が行われています。当社のメンバーも利用
しましたが、名古屋都心に30箇所のステーションがあってちょっとした移動に便利な
ようです。
・今回も発行日が1日遅くなってしまいました。申し訳ありません。
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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成できれ
ばと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガジンに掲
載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
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(株)都市研究所スペーシア 編集:浅野 健
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