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スペーシア・メールマガジン(隔週発行予定)    □[第239号]2009/08/31□    □配信数 742□


スペーシア・メールマガジンの第239号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。

<内容・目次>
 ◆まちのトピック◆
  ・日本造園学会中部支部公開シンポジウム「鶴舞公園百年の歴史と文化を考える」(9/19)
  ・桜ケ丘ハイツまちづくり協議会「まちづくりシンポジウム」〜持続するまちづくりを目指して〜(9/6) 
  ・名古屋カラーウオッチング&シンポジウム (9/27)
  ・環境にやさしい交通行動に関する取組を愛知県が支援「あいちエコモビリティライフ
    促進モデル事業」(8/21〜9/18)
 ◆名古屋まちづくり情報◆
  ・ぎふ問屋町プロジェクト2009
 ◆読者の声◆ 
 ◆スペーシアのこの頃◆

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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○日本造園学会中部支部公開シンポジウム ○
 「鶴舞公園百年の歴史と文化を考える」

【日時】平成21年9月19日(土) 13:30〜16:00
【場所】名古屋市公会堂4F(鶴舞公園内)第7集会室
【内容】
1.基調講演
「博覧会と公園、その文化的価値」
 名城大学教授 丸山 宏

         (休憩)
2.鶴鼻公園の庭園文代を縁故する
コーディネーター  
 名古屋大学造形大学教授  岡田 憲久

「鶴舞公園の造園史を見る」
 名古屋市環境局  浅井 正明

「名古屋のお茶文化と作庭」
 松尾流十二代家元  妙玄斎 宗典

「鶴舞公園の庭園技術」
 野村庭園研究所所長  野村 勘治

「ランドスケープ遺産情報の共有化」
〜ランドスケープインベントリー整備について
 信州大学教授  佐々木邦博

【申し込み】 日本造園学会中部支部
 E-mail: JILACJILAC@gmail.com
 定員 150名 定員になり次第締め切り
 参加費 1,000円 (学生無料)

〜Bloom and Broom の酒井賀津子さんから情報提供いただきました〜

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○ 桜ケ丘ハイツまちづくり協議会「まちづくりシンポジウム」 ○
        〜持続するまちづくりを目指して〜

 桜ケ丘ハイツは超高齢化に向けて確実に進んでいます。
 桜ケ丘ハイツまちづくり協議会では、今後ますます必要となる共助システムをハイツ内に
作ることを目指し、「移動支援」と「お休み処」(憩いの場作り)の2つの事業を中心とした
「協働のまちづくり計画」を作り、「可児市市民参画と協働のまちづくり条例」に基づいて
可児市と協働で進めていきたいと考えています。
 桜ケ丘ハイツ内で、今後どのように支え合っていけばよいのでしょうか?今回は大型
郊外団地が持つ問題点や団地が持続していくための条件を、いくつかの事例を
ご紹介いただきながら住民の皆さんと一緒に考えていく場を企画しました。
 パネリストは以下の方々です。入場は無料です。是非ご参加ください。

【パネリスト】
●齊藤広子さん(明海大学不動産学部教授)
 「日本の街、住宅地が今どうなっているのか?」

●海道清信さん(名城大学都市情報学部教授)
 「持続可能な郊外住宅団地の展望―名古屋都市圏、桜ケ丘ハイツの事例から」

●曽田忠宏さん(NPO法人高蔵寺再生市民会議、元愛知工業大学教授)
 「高蔵寺ニュータウンの現状と再生に向けた取り組み」

☆日時:2009年9月6日(日)13時30分から16時30分頃まで
☆場所:桜ケ丘公民館・視聴覚室
 行き方:中央本線・JR多治見駅北口バスターミナルで、桜ケ丘ハイツ行き、
 または桂ケ丘行き乗車(所要時間25分前後)し、皐ケ丘6丁目下車。徒歩5分。

〜桜ケ丘はいつまちづくり協議会の河崎さんから情報提供いただきました〜

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○ 名古屋カラーウオッチング&シンポジウム ○  
  「都市の色・街の色を見て考える・・名古屋編」

 町にはそれぞれ特徴ある地域の色があります。名古屋駅周辺、栄周辺
(名古屋の中心街)と町並み保存地区の四間道(しけみち)をカラーウオッチ
ングして名古屋の町の色を考えてみたい。町の景観をよくするのになにが
出来るのか、現状はどうか、ということで表題のことを計画しました。
町を歩いて、現状の都市の一部を見て、考えませんか。

日時:2009年9月27日(日)10:30〜
集合場所:JR名古屋駅高島屋エスカレーター前
     (JR名古屋駅コンコース中央広場)

1.カラーウオッチング 10:30〜13:50(各自で昼食)
コース:名古屋駅周辺、四間道、栄周辺、広小路     
     →INAX名古屋ショールーム会議室
参加費:会員500円、一般700円(資料代等、当日集金します)

2.シンポジウム 14:00〜17:00
場所:INAX名古屋ショールーム会議室
   http://www.inax.co.jp/showroom/areasr_top.php?sr_id=sr000024
参加費:無料
テーマ:「都市の色合いを考える」
講演者:藤本英子京都市立芸術大学教授
シンポジスト:藤本英子京都市立芸術大学教授
       宮崎正和名古屋市住宅都市局都市景観室長
       岡本嘉久一NPO法人ひとまちネットワーク・東海理事長
定員:カラーウオッチング30名程度、シンポジウム60名程度(各々先着順)

主催:公共の色彩を考える会
後援:愛知県、名古屋市、
NPO法人ひとにやさしいまちづくりネットワーク・東海、他

■交流会:HOTORISnagoya納屋橋 17:30〜19:00 4000円(一人)

申込締切:9月17日(木)
申込方法:「名古屋カラーウオッチング」「シンポジウム」「交流会」の
      標題で、氏名・住所(一般の方)・電話番号又は携帯番号を明記
      の上、事務局、あるいは岡本宛に電話・FAX・Eメールにて
      申し込み下さい。

公共の色彩を考える会事務局(公共の色彩を考える会員の方はこちらへ)
 TEL&FAX:03-5283-2166

岡本(公共の色彩を考える会理事、愛知県在住)連絡先
 TEL&FAX:0569-43-0548 当日連絡先:090-7608-1521

〜NPO法人ひとにやさしいまちづくりネットワーク・東海の岡本さんから
 情報提供いただきました〜

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○ 環境にやさしい交通行動に関する取組を愛知県が支援 ○
 「あいちエコモビリティライフ促進モデル事業」

 愛知県では、クルマと公共交通、自転車、徒歩などをかしこく使い分ける
「エコモビリティ ライフ」の推進に取り組まれています。この促進を図るため、今年度、
「あいちエコモビリティライフ促進モデル事業」が実施されます。当事業では、
愛知県内・市町村内のコミュニティ、自治会、町内会、商店街、学校、NPOなど
からの企画提案を募集しています。

●募集期間
 平成21年8月21日(金)から9月18日(金)午後5時(必着)まで

●問合せ先・応募書類の提出先
   愛知県地域振興部 交通対策課 エコモビリティライフ推進グループ
   〒460−8501(郵便番号のみでも届きます)
   名古屋市中区三の丸三丁目1番2号
   電 話:052−954−6125(ダイヤルイン)
   FAX:052−961−3248
   電子メールアドレス:kotsu@pref.aichi.lg.jp

↓愛知県のホームページから募集の詳細、募集要項、企画提案書の様式等の
  ダウンロードができます。
  http://www.pref.aichi.jp/kotsu/ecomobi.html

〜スペーシア 浅野健〜

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◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ ぎふ問屋町プロジェクト2009 ○

 このメールマガジンでも何度かご紹介したJR岐阜駅前の再開発事業もいよいよ大詰めに
来ており、現在、全権利者(167名)への同意書の提出をお願いしている。順調に進めば
10月より地区の建物の取り壊しが始まる予定である。半世紀以上も続いたアパレル産業の
中心地も、時代の変化とともにマンションやホテル、商業施設など新しい用途を取り込んだ
37階建ての超高層ビルを含む複合施設に生まれ変わることになる。
 こうした節目に、地元の住民が芸術家、大巻伸嗣さんの呼びかけに賛同し立ち上げた
プロジェクトが「ぎふ問屋町プロジェクト2009」である。大巻伸嗣さんは、お父さんのお店が
再開発地区内にあり、幼少のころは商店街やアーケードの上を遊び場としていたそうだ。
まちが取り壊されることを聞いて、このまちの思い出を何とか多くの方々の心に刻んで
もらおうと、自身が各地で発表している「Memorial Rebirth(思い出の再生)」という
インスタレーションの開催を思い立つ。「Memorial Rebirth」は昨年開催された国際芸術祭、
横浜トリエンナーレ2008でも注目を浴びた作品だ。1分間に1万ものシャボン玉を発生する
機械を広場や街角に数十台設置し、無数のシャボン玉で満たされた幻想的な空間を
作り出すインスタレーションである。参加者は見慣れた風景が非日常的な空間へ
変化することで、風景をより強く記憶すると同時に、発生と消滅を繰り返すシャボン玉により、
歴史や時間の流れを意識する。プロジェクトは問屋町3丁目、4丁目の住民のご協力のもと、
8月22日がアーケードの上で、23日がアーケードの中で行った。アーケードの上は
危険なため、関係者のみへの公開であったが、アーケード内では、多くの家族連れが
集まった。商店街にずらりと一直線に並べられた50台のシャボン玉発生機から、カウント
ダウンの合図とともに一斉にシャボン玉が湧き出すと、随所で子供たちの歓喜の声が上がる。
夢中でシャボン玉を追いかける子供たちで満たされるその空間は、とても幸福な場所
となっていた。子供たちにも大人たちにも、このまちの最後の思い出になったであろう。
 その様子は、参加者が撮影した多数の写真により、9月11日(予定)からJR岐阜駅高架下の
アクティブGで、11月10日から岐阜県美術館の企画展で展示される。また、地元の商店主が
企画したもう一つのプロジェクト「フラワーロード」も問屋町3丁目、4丁目で8月31日から
9月5日まで開催される。こちらは、岐阜市内の13の幼稚園が参加しパネルに折り紙などで
花の絵を作成し、商店街いっぱいに並べるという企画である。興味のある方は、ぜひ見に
行って頂きたい。(堀内 研自)

→ホームページに写真を掲載しています。
 http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/2009/gifu/index.html

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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・毎年この時期になると、大学生のインターンを受け入れています。今年は先週8月24日
 から1名、来週9月7日からもう1名を受け入れます。2名とも2週間という短い期間ながら
 せっかくの職業体験の機会なので、デスクワーク、外での会議・調査など、少しでも
 多くの種類の作業を経験してもらおうと、今年もいろいろ考えて作業をお願いしています。
 (T.Asano)

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成できれ
 ばと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガジンに掲
 載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
  http://www.spacia.co.jp/mm/
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア 編集:浅野 健
 〒460-0008 名古屋市中区栄5-1-32 久屋ワイエスビル5階
  TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
  URL http://www.spacia.co.jp/
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