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スペーシア・メールマガジン(隔週発行予定) □[第229号]2009/4/13□ □配信数761□


スペーシア・メールマガジンの第229号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。

<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・都市住宅学会中部支部講演会「ニュータウンの再生」(4/25)
   ・「建築と子どもたち」研究会(5/2)
   ・平成21年度 「名古屋観光ヒートアップ事業」募集案内(4/1〜5/12)
   ・今年度の環境自治体会議は多治見市で開催(5/27〜29)
   ・笠寺古本通り計画
  ◆名古屋まちづくり情報◆
   ・あいちトリエンナーレ2010 プレイベント「Nibroll(ニブロール)」
  ◆読者の声◆ 
  ◆スペーシアのこの頃◆

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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 都市住宅学会中部支部講演会「ニュータウンの再生」 ○

  都市住宅学会中部支部では、毎年、支部総会にあわせて講演会等を開催していますが、
今年度は「ニュータウンの再生」をテーマにお2人の講師の方にお話をしていただくこととしました。
  お1人は高蔵寺ニュータウンに居住し、その再生にむけNPO法人を立ち上げ活動を展開しておら
れる曽田忠宏氏(元愛知工業大学教授)です。この地域のニュータウンを考える時、高蔵寺は様々
な意味で重要な位置を占めていると思われます。もうお1人は、2008年度の都市住宅学会(業績賞)
を受賞された桜ヶ丘ハイツにおける住民主導のまちづくり活動の先頭にたって奮闘されてきた
河崎典夫氏です。臨機応変で独創性が高いと評価された活動を紹介いただけることと思います。
  都市住宅学会員以外の方の参加も歓迎しています。ぜひご参加ください。

【日時】2009年4月25日(土) 15:00〜17:00
  ※?? 講演会の前に同じ会場で(社)都市住宅学会中部支部総会を14:00から開催します。
【場所】MSAT(名城大学名駅サテライト)多目的ルーム
       (名古屋駅前SIAビル13階)

http://www.meijo-u.ac.jp/campus/shisetsu/sate.html

【内容】 
  「高蔵寺ニュータウンの現状と再生に向けた取組み」
   講師:曽田忠宏氏(NPO法人高蔵寺再生市民会議、元愛知工業大学教授)

  「桜ケ丘ハイツにおける住民主導の団地再生の取組み」
   講師:河崎典夫氏(桜ケ丘ハイツまちづくり協議会)

【申し込み】
  件名を「4/25講演会申込」として、氏名、所属、連絡先を記入し、下記メールまでお申し込みください。
  t.ishida@spacia.co.jp

〜スペーシア・石田〜

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○ 「建築と子どもたち」研究会 ○

  急な企画ではありますが、この度「建築と子どもたち」をつなぐ取り組みの
実践者とその動向に精通した2名の話題提供者をお招きして、表題の研究会を
開催することになりました。
  お一方は、ニューメキシコ大学でアン・テーラー先生とともに活動を行って
いらっしゃる酒井敦子さんです。e-ラーニングによる建築と子供たちの大学講
座と幼稚園における建築と子どもたちの授業についてご紹介いただきます。
もうお一方は、稲葉武司さんです。昨年トリノで開催されたUIA 大会でプレ
ゼンされた世界の子ども建築教育について紹介いただき、この4月にザグレブ
で行われるUIA の建築と子供ワークグループの会議についてもご報告いただく
予定です。
  名古屋地区には、建築と子どもたちに関する実践や研究を進めていらっしゃ
る方々が多くいらっしゃいますので、連休初日ではありますが奮ってご参加く
ださい。またご関心がおありの方にお知らせいただけると幸いです。

【日時】2009年5月2日(土)15時〜17時30分
【場所】 名古屋大学工学部4号館1階輪講室
      地下鉄名城線「名古屋大学」下車、徒歩3分
【参加費】無料
【主催および問い合わせ先】
  名古屋大学小松研究室 小松 尚
  tel 052-789-4655(直通)
  e-mail c42719a@nucc.cc.nagoya-u.ac.jp

*会場地図、講師略歴は下記をごらんください。
   http://www.spacia.co.jp/090502.pdf

〜名古屋大学の小松先生から情報提供いただきました〜

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○ 平成21年度 「名古屋観光ヒートアップ事業」募集案内 ○

  (財)名古屋観光コンベンションビューローでは、内外の観光客が思わず名古屋に
訪れてみたくなるようなユニークなアイデアを企画して実施する新しいプロジェクトを、
広く企業・NPO・市民の方々から募集いたします。
  応募のあったプロジェクトの中から、名古屋への『観光客増加』や『観光魅力を高める』
優れたプロジェクトを選定し、実施するための財源として助成金を支給いたします。

{募集期間}
  4月1日(水)〜5月12日(火)必着

{募集対象事業}
  名古屋への『観光客を増加させる事業』又は『名古屋の観光魅力を高める事業』のうち、
新規に企画・実施するプロジェクトとします。
{応募対象団体・組織} 
  企業・NPO等法人格を有する団体、コンソーシアム等法人格のない組織(個人は対象外)
{助成額} 
  1件につき200万円を限度に、事業費の2/3を助成します。
{助成対象となる経費}  
  プロジェクト実施に直接必要な経費のうち、広告宣伝費、催事費、販売促進費、管理運営費、
その他経費とします。 
{選定から事業実施・報告} 
  応募者は5月下旬(予定)に開催する選定委員会において、事業内容のプレゼンテーション
を行っていただきます。(応募者多数の場合は事前に書類選考をする場合があります。)事業
が選定された方は、事業実施後に開催する事業成果報告会に出席して、成果報告を行って
いただきます
{応募方法} 
  応募申請書、事業計画書、収支予算書、団体概要、企画書を平成21年5月12日(火)必着で
名古屋観光コンベンションビューロー観光部までご持参もしくはご郵送下さい。  
※申請書類はホームページhttp://www.ncvb.or.jp/? からダウンロードできます。  
  選定されたプロジェクトは、その概略をマスコミ及び当財団ホームページを通して公表いたします。  
{問い合せ先}
  財団法人 名古屋観光コンベンションビューロー 観光部
  〒460−0008 名古屋市中区栄二丁目10番19号 名古屋商工会議所ビル11階   
  電話: 052-202-1143  FAX: 052-231-0922    
  e-mail: k-oyake@ncvb.or.jp

〜名古屋観光コンベンションビューローの小宅一夫さんから情報提供いただきました〜

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○ 今年度の環境自治体会議は多治見市で開催 ○

  環境自治体会議は、環境政策に積極的に取り組んでいる全国約60の自治体で構成
される団体で、自治体や団体間のネットワークづくりを推進し、情報を共有し合うことに
より、環境政策を推進することを目的に平成5年に設立されました。
  以来、全国各地の市町村で自治体の長・職員や議会議員のみなさまはもちろん、環境
団体や学識経験者、企業の環境担当者など、幅広い分野から約1,000人の参加者を集め、
年1回の全国大会が開催されており、第17回目に当たる今年度は、岐阜県多治見市で
開催します。


目的
  地球温暖化、廃棄物処理、リサイクルの推進、自然環境保全など、環境問題に取り組む
には、市民一人ひとりが環境に配慮した生活を実践することが不可欠だという認識のもと、
全国の環境先進自治体、各種団体等が交流し、情報交換することにより、各主体の環境に
対する意識の高揚を図るため、第17回環境自治体会議たじみ会議を開催します。

期日:平成21年5月27日(水)〜29日(金)

会場:多治見市文化会館ほか市内各所

テーマ:日本一アツイまちからのメッセージ 〜地域のエネルギーが未来をつくる!〜

開催概要 
  1日目(5月27日) 全体会(オープニングセレモニー、基調講演、パネルディスカッションなど)  
  2日目(5月28日) 分科会、交流会
  3日目(5月29日) 全体会(文化会館)

主催:第17回環境自治体会議たじみ会議実行委員会、環境自治体会議、岐阜県多治見市

後援:環境省中部地方環境事務所、岐阜県

詳細は、こちらをご覧ください。
→ http://www.city.tajimi.gifu.jp/kankyo/jichitai_kaigi/index.htm
(「たじみ会議」で検索していただくとヒットします。)

問い合わせ
  〒507-8703 岐阜県多治見市日ノ出町2−15
  多治見市役所市民環境部環境課内
  環境自治体会議たじみ会議実行委員会事務局 
  電話 0572-22-1111 内線1302〜1304
  FAX:0572-25-8222
E-mail:kankyo-jichi@city.tajimi.gifu.jp

〜多治見市の青山崇さんから情報提供いただきました〜

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○ 笠寺古本通り計画 ○

笠寺まちづくりの会「かんでらmonzen亭」では、
3月27日より新たに「笠寺古本通り計画」をスタートさせました。

このプロジェクトは、
1 商店街の各店舗を回収拠点として、読まなくなった本の寄付を募ります。
2 各店舗に集まった本をmonzen亭が月1回程度回って回収します。
3 回収した本を分類して、各お店が希望するジャンルの本をお返しし、
お客さんに自由に読んでいただきます。
4 気に入った本があれば、1コイン(100円)でお持ち帰りいただけます。
5 読まれなくなった本を古書店に持っていき現金化して、まちづくりの活動資金にします。

というものです。

これによって、街全体をあたかも図書館のようにし、
地域のみなさんが本に触れやすい環境を作ります。

さらにお年寄りなどお店まで本を運ぶのが大変な人達には、
こちらから取りに行くサービスも行うことで、
一人暮らしのお年寄りとのコミュニケーションのきっかけもつくります。
こんなプロジェクトあなたのまちでも始めてみませんか。

〜かんでらmonzen亭の青山知弘さんから情報提供いただきました〜

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◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ あいちトリエンナーレ2010 プレイベント「Nibroll(ニブロール)」 ○

  2010年開催される「あいちトリエンナーレ2010」の総事業費が約13億8000万円に上ることが
明らかにされた。世界的な不況の影響で当初の予算より約3割減だそうだ。内訳は美術展関連
が約6億円、舞台芸術が約4億円、祝祭イベントが約1億円、ワークショップや広告費などが約3億
円となる。昨年で3回目を迎えた「横浜トリエンナーレ2008」では、約9億の予算で30万の来場者
を集めており、回を重ねるごとに、事業費も来場者も増やしてきている。おそらく、あいちトリエン
ナーレと横浜トリエンナーレは常に比較されるであろう。決して単純な数字の比較で芸術祭の
価値が決まる訳ではないが、2回、3回と続けていくには否応なしに数字の結果が問われる時代
である。
  さて、このあいちトリエンナーレのプレイベントとして「Nibroll(ニブロール)」の公演が先月行わ
れた。「Nibroll(ニブロール)」とは、振付家、映像作家、音楽家、ファッションデザイナー、照明
美術家など各界で活躍するディレクター集団で構成され、「複合舞台芸術(パフォーミング・アーツ)」
を展開するグループである。今回の公演のテーマは「no direction(ノー ディレクション)」。
  舞台とはいえ、演劇のようなストーリーは無くダンス、音楽、映像を中心にパフォーマンスが進め
られるため、始めのうちは戸惑うが、90分間じっくり鑑賞し思考を巡らしていると、終わるころには
自分の中で何かしらのイメージが出来上がってくるのがおもしろい。それは、混沌とした現代社会
に生きる人間の有様で、創造と崩壊がくり返され、人間の幸、不幸に関係なくどこかへ突き進ん
でいくような世界のイメージであった。特に結末があるわけでもなく、完成型というものも存在しな
いような表現であった。これは、「no direction」というテーマのもと各ジャンルが予定調和的な
完成度を求めるすり合わせをしない演出方法がもたらしたとても危うい表現だが、何か枠を突き
破るような強さを感じた。
  今、芸術祭として都市空間で展開されるアートに求められる力も、混迷を極める現代社会に
ぶつかり、突き破っていくような力なのではないだろうか。そうした力に触れることにより、我々
は数字やお金だけに頼ることのない価値観を得られるのでは。今後のあいちトリエンナーレの
展開に期待を感じさせる公演であった。 (堀内研自)

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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします) 

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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・冬から一挙に初夏がやってきたような感じで新年度がはじまりました。今年度はどんな仕事
 にめぐりあえるやら。今年度もよろしくお願いします。

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(株)都市研究所スペーシア 編集:石田
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