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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第21号]2001/4/23
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 388−−□

  スペーシア・メールマガジンの第21号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック ◆ 
    ・「あいちIT活用総合計画(仮称)」の策定に関する意見募集   
  ◆名古屋まちづくり情報◆
    ・産地が復活する日〜有松「シボリドットコム有松」オープン〜  
  ◆視察レポート◆
    ・なにわの海の時空間(博物館) 
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 「あいちIT活用総合計画(仮称)」の策定に関する意見募集 ○
 
 愛知県では県民の意見を幅広く募り、計画づくりなどに役立てるパブリック・コメント
制度の第1弾として「あいちIT活用総合計画(仮称)」の策定に関する意見募集を行っ
ています。県のホームページに基本的考え方が掲載されており、意見を受付ています。
http://www.pref.aichi.jp/joho/

〜新聞情報をもとに紹介しました〜

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 ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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◎ 産地が復活する日 ◎
 〜有松「シボリドットコム有松」平成13年4月7.8日 オープン〜

 名古屋市緑区、東海道筋の有松絞りで有名な町です。この有松の「絞り作家」、問屋と
職人とを結び付けてきた「絞り型職人」、有松の街づくりに尽力してきた「お米屋のご主
人」の3人の仲間が、有松内の空家だった日本家屋を利用して、この4月に「有限会社
シボリドットコム有松」を設立しました。絞りという伝統工芸の産地に生きてきた3人
は、新時代に向けてその技術をただの土産物としないため、また、その産業の活性が、結
果的には街道筋の街並みを維持・保存していくことだと考え、モノづくりの新しい挑戦を
はじめたのです。

 とにかく絞り(産地産業)が儲からなければ産地はなりたっていかない。そこで絞りの
新分野を開拓していくため、まずは、インテリア・エクステリアの分野とのコラボレー
ションに取り組んだ。タペストリーやリネン系のハウスウエアとしての布に絞りを使う、
それ以外にも、ガラスを絞るという技術を使ったインテリア照明、またコンクリートに絞
りの技法を使い、アートな外壁材への提案なども進めています。

 土地区画整理事業等が進む中、有松の街並みは今、少しずつ様変わりしています。シボ
リドットコムは、街並み保存のためにも、意識的に街道からすぐの空家となった古い民家
を利用しました。商品のショールームであるのと同時に、将来的には一般に向けたギャラ
リー、有松の街並みや絞りを紹介するコミュニティ・スペース、また、技術伝承、教育の
場としての地域拠点にしていきたいというのが「シボリドットコム」の夢です。

 今のところランニングコストの問題に阻まれ、日常的なオープンまで漕ぎ着けてはいな
いものの、連絡さえすれば、本人たちの可能な限り街並みや産業の紹介・案内の対応はし
てくれるそうです。(彼らは今までもワークショップ通じて街並みや伝統技術の紹介を希
望団体や小学生にも行ってきました。)
 自分たちの産業をもう一度活性させる。そのためには、伝統的なシステムだけに頼った
り、甘んじているだけではいけない。有松のほかにも、瀬戸や常滑の陶磁器産地の様々な
試み、岐阜駅前のアパレル産地のSPA(岐阜駅前問屋街の一条通りが今月から第2土曜
を一般消費者にむけて営業)など、地域の可能性にもう一度夢をみて、個の単位でもとに
かく一歩踏み出そうとしている人たちがいる。頑張れ、産地!     (山内豊佳)

→ホームページに写真を掲載しています
  http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/arimatu.htm

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 ◆視察レポート◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ なにわの海の時空間(博物館)  ○

 大阪市南港に位置する当博物館は、海上交通の要所として発展してきた大阪の
「海の交流史」や世界の海洋交流に触れながら、人が海、船、港とどのように関
わってきたかをわかりやすく展示しています。
 直径70mガラスドームは非常にインパクトがあり、ガラスの建築家の異名を持つ
ポール・アンドール氏による設計です。このガラスのドームとメイン展示の巨大な
木船が、海との関わりの雰囲気を漂わせてくれます。
 単なる展示物だけのスタイルを極力抑え、シアターや体験展示が比較的多いの
も特徴です。私が唯一入った「海の映像館」では、イタリアのベネチュアのゴンドラ
(船)に乗った気分を立体的に味わえ、入場料とは別にお金がかりますが、見る
価値は充分にあります。
 私が訪れたのが平日ということもあり、インフォメーションに人がおらず、何かあ
れば電話で呼び出すようになっていました。また各フロアーにガイドブックがあり、
必要であれば各自がそれを見て展示内容を理解するようになっています。その
一方で、各フロアーには昔の衣装をまとい、ちょんまげをした若いお兄ちゃんを
配置し、パフォーマンスをしながら説明してくれました。恥ずかしがらずに芸を見
せてくれるところはさすが大阪人!といった感じです。
 今、何かと話題のUSJも良いですが、GWに海を眺めながらのんびりと過ごす
には、当施設はお勧めです(名古屋からだと少し遠いですが)。

問い合わせ先:なにわの海の時空間 06−4703−2900

→詳細はこちらhttp://www.jikukan.or.jp

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−mm@spacia.co.jp へ
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・やっぱり日本人ですから、桜の季節が年度末であろうが、なんとしてでも花見はしな
 くちゃ春はこない!と花も舞いかけた9日月曜にスペーシアの有志が鶴舞で花見を
 しました。所員が前の晩から大なべにおでんを山盛り煮たり、チラシ寿司を作ったり、
 地元自慢のコロッケや串カツを持ち寄ったり、飲めや歌えの大宴会!20名を越した
 お客様は、市役所職員からスペーシアのビル一階のローソンの店長まで、ネットワー
 クが枝分かれして、チャットみたいなおもしろい宴会になりました。(狙いどおり!)
 常滑のオカリナ奏者の演奏、ギャル?コーラス隊の歌声、あげくは謎のマジシャンま
 でやってきて、場を盛り上げていただきました。この場を借りて皆様に御礼。日本人
 でよかったな〜。(ふじさわ&やまうち)

・カラーコピーが4年を経過しました。まだ、リース残が1年残っているのですが、それ
 を含めても新しい機種を入れた方が月々の経費が安くすむようです。機械の性能は
 アップし、一方で価格が安くなる。最近のOA機器の進歩には目を見張ります。

・そういえば、コンサルタントの見積の基準となる人件費単価も近年では毎年、下がって
 きており、今ではピーク時の1割減に。こちらも価格が安くなっていますが、果たして
 仕事の質の方は…。OA機器と同じようによくなったと評価されているとよいの
 ですが。

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきます。
   メールマガジン投稿用アドレス mm@spacia.co.jp
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
   http://www.spacia.co.jp/mm/index.htm
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
 〒460-0034 名古屋市中区栄5-16-14 新東陽ビル5F
  TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
   URL    http://www.spacia.co.jp/
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