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◆ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ □[第197号]2008/1/21
◆ ■ ■ ■■ ◆ ■ ■ ■■ □−−配信数 705−−□
スペーシア・メールマガジンの第197号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
<内容・目次>
◆名古屋まちづくり情報◆
・ご当地検定
・問屋町西部南街区市街地再開発組合設立総会
◆読者の声◆
◆スペーシアのこの頃◆
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◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ ご当地検定 ○
いよいよ名古屋でも名古屋商工会議所が主催する「なごや四百周年時代検定試験」、い
わゆる「なごや検定」が本年(平成20年)3月9日に実施される。
このような検定を「ご当地検定」と呼ぶ。ある地域にまつわる歴史や文化、産業や言
葉、人物といった固有の情報をどの程度知っているかを試験形式で問うものである。その
主催者が地方自治体や商工会議所であったりするためか、地域ブランドの向上をはじめ、
地域振興や観光振興につなげていく狙いがある。そこに住んでいる、あるいは働いている
人々が、当該地域の奥深い情報を知ることは、そこを良くしていこう、そこを育てていこ
うという動機づけになるし、来訪者に対する質の高いもてなしにもなりうる。
ご当地検定情報サイト「ご当地ですよ!」によれば、現在138のご当地検定があり、47
都道府県で皆無なのは群馬県と香川県であった。最も多い都道府県は兵庫県で15地域
(テーマ)、次いで京都と北海道が8地域(テーマ)となっている。兵庫の突出は目立
つ。ちなみに県境を越えてご当地検定を実施しているのは、四国と「日本どまんなか検
定」(岐阜・静岡・愛知・三重)がある。商工会議所主催のものは59地域(テーマ)があ
る。シェアは43%であった。
ご当地検定では京都・観光文化検定(京都検定)が有名である。日本最初のご当地検定
ではないが、全国から受験者1万人超を集め、商工会議所の事業として十分成立してい
る。千年の都京都ならではの集客力である。2004年12月に第1回の試験が実施され、昨年
12月で4回目を数える。50歳代の受験者が最も多く、主婦・無職層が中心であった。1万人
以上の受験者を集められるのは、もう一つ、江戸東京博物館が主催する「江戸文化歴史検
定」である(2006年実施)。その二つのみである。
それでは果たして名古屋はどれだけの受験者を集められるのであろうか?江戸と京都は
全国的に関心が高い地域であるが、名古屋はどうであろうか?受験者の数が地域への愛着
力、あるいは知名度や地域ブランド力を測る指標になることに違いない。
私自身、受験する予定である。これまで蓄積した知識でどれだけの得点がとれるかわか
らないが、まずは参加する(落ちることの言い訳)。この検定を有意義なものにするため
には、どのようなインセンティブが必要であるのか、検定していく上で必要な知識は何な
のか、考える必要があるが、まちづくりコンサルタント能力の基礎知識として、検定合格
が必要という時代がくるかも?(合格してから言いたいのだが………。)
この名古屋で活動するコンサルタントの皆さん、まずは検定受験してみませんか? 1〜
2回は落ちてもいいから………、その時はお互い黙りあいましょう!
最近のご当地検定の動向は「日経トレンディネット」
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20071226/1005729/?P=1
ご当地検定を実施している地域のリストは「ご当地ですよ!」
http://www.gotouchidesuyo.com/
(井澤知旦)
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○ 問屋町西部南街区市街地再開発組合設立総会 ○
去る1月17日、岐阜駅前のホテルにて、問屋町西部南街区市街地再開発組合の設立総会
が行われた。問屋町の再開発は、施行地区面積1.1ha、組合員数92名、総権利者数は150名
以上にのぼり、岐阜市内では、最大敷地規模、最大権利者数の再開発事業となる。再開
発の検討開始から15年以上が経過したが、組合設立を迎えることで、事業の完成が目に
見えるところに近づいたと言える。
設立総会には組合員の過半数の出席が必要であるが、総会の案内送付が直前になってし
まい、事務局としては出席者数に不安があった。しかし、当日の出席者は71名(委任状、
議決権行使書含む)にのぼり、本格化する事業に対する権利者の本気ぶりがうかがえた。
当日は細江岐阜市長も駆けつけ、「複雑な権利関係をうまくまとめ本日の再開発組合設
立に至ったご努力に敬意を評するとともに、岐阜市の活性化、そして繊維産業の再生に向
けての第一歩となることを心から念じています。かんばって下さい。」と、エールを送ら
れた。権利者の方々にとっては、事業の成功に向け行政のサポートに対する期待も大きい
ため、市長の言葉を心強く受け止めたであろう。
この問屋町の再開発は、昨年オープンした「岐阜シティ・タワー43」とともに駅前にツ
インタワーを形成する大きなプロジェクトである。最近、JRの岐阜駅を降り、高架下に
ある「アクティブG」から「岐阜シティ・タワー43」をめぐってみると、品の良い中高年
が目に付くようになった。駅の東は若者の街、駅の西は大人の街、というような色が付い
てきたように見える。新たな人の流れ、そして新たな地区の色を生み出しつつあるこの時
期に、活性化に向け相乗効果を生み出すような開発を進める意味は大きい。(堀内研自)
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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)
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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・スペーシアのホームページを開設したのが1998.1.10。ちょうど10年が経過したことに
なります。改めてみてみると、10年間で結構な情報ストックになっています。自分達
の覚えとしても、今後ともしっかり情報ストックしていきたいと考えています。
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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
ジンに掲載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
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◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア 編集:石田
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