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◆ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ □[第192号]2007/11/12
◆ ■ ■ ■■ ◆ ■ ■ ■■ □−−配信数 705−−□
スペーシア・メールマガジンの第192号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
<内容・目次>
◆まちのトピック◆
・『名駅ちょい乗りバス』運行実験(11/16〜18)
・まちづくり支援建築会議とまちづくりセミナー(12/8)
◆名古屋まちづくり情報
・こだわりショップが集積「栄4〜5丁目」
◆まちづくりコラム◆
・ちょい乗りバスの実験運行について
◆読者の声◆
◆スペーシアのこの頃◆
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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 『名駅ちょい乗りバス』運行実験 ○
名古屋駅周辺でのちょっとした移動の際に、気軽に乗れる交通手段として、「名駅ちょ
い乗りバス(無料)」 の運行実験を行います。
ビジネス、ショッピング、観光など、名古屋駅前でのちょっとしたお出掛けにご利用下
さい。
●実施期間 平成19年11月16日(金)、17日(土)、18日(日) ≪3日
間≫
●運行時間 10:00〜18:00※ 約15分間隔で運行
(17日は10:30〜18:00※)
※運行時間は、「名鉄バスセンター」を始発10時00分、終発17時15分となりま
す。
なお、運行時刻は交通事情等により多少遅れる場合がございますのでご了承下さい。
※11月17日(土)については、名古屋駅周辺で「中日ドラゴンズ日本一優勝パレー
ド」が開催されるため、「名駅ちょい乗りバス」の運行は、優勝パレード通過後、交通規
制が解除された後となりますので、ご注意下さい。
●運 賃…無料
●運行ルート及びバス乗降場
名鉄バスセンター(4階7番のりば) → ルーセントタワー → ノリタケの森
→産業技術記念館 → 名鉄イン → 大名古屋ビルヂング東
→ ミッドランドスクエア → →三井ビル別館 → 住友生命ビル北
→ 名鉄バスセンター
※どのバス停からでも自由に乗り降りができます。
●主 催
名古屋都市再開発研究会
●後 援
国土交通省中部地方整備局、名古屋市
●問合せ先
名古屋商工会議所 産業振興部 街づくり振興グループ 広瀬
TEL:(052)223‐5737/FAX:(052)232‐5752
E-Mail:
hirose@nagoya-cci.or.jp
※実施期間中(11/16〜18)のお問合せ先
名古屋都市再開発研究会 副幹事長 井澤知旦(TEL:090-1473-8728)
《株式会社都市研究所スペーシア 代表取締役》
○パンフレットのダウンロード
下のURLからパンフレットがダウンロードできます。運行ルートの詳細もわかります。
http://www.spacia.co.jp/Topic/topic/071116.pdf
〜スペーシア・櫻井〜
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○ 日本建築学会東海支部都市計画委員会講演会 ○
まちづくり支援建築会議とまちづくりセミナー
【日時】2007年12月8日(土) 10:00〜16:20
【場所】財団法人名古屋都市センター大研修室(金山南ビル11階) TEL(代)
052-678-2200
【プログラム】
9:40〜 受付
10:00〜10:10
開会挨拶|大貝 彰(東海支部都市計画委員会委員長・豊橋技術科学大学)
10:10〜10:40
講 演|動き始めた日本建築学会の「まちづくり支援建築会議」について
佐藤 滋(まちづくり支援建築会議運営委員長・早稲田大学)
まちづくりセミナー(テキスト:まちづくり教科書(日本建築学会編・丸善株式会社)
シリーズ)
10:40〜12:00
『第1巻 まちづくりの方法』 佐藤 滋(同上)
13:00〜14:30
『第6巻 まちづくり学習』 浅野 聡(同会議教育普及部会委員・三重大学)
14:40〜16:10
『第4巻 公共建築の設計者選定』
瀬口哲夫(同会議支援部会長・名古屋市立大学)
16:10〜16:20
閉会挨拶|川端寛文(東海支部都市計画委員会副委員長・愛知県)
定員:90名
参加費:無料 (申し込み締め切り:11月30日(金)17:00まで)
【問い合わせ・申込み】
大影佳史(名城大学) TEL/FAX
052-838-2358 E-MAIL
okage@ccmfs.meijo-u.ac.jp
〔レジメは配布するが、テキストとして上記のまちづくり教科書を使用するため、持って
いる人は持参することが望ましい。
なお、会場にて同教科書を販売する予定のため、購入希望者は申込み時にその旨を記載す
ること。問い合わせ及び申込みはメイルによるものとし、申込み時に「氏名・所属・連絡
先(TEL・E-MAIL)・まちづくり教科書の購入希望の有無(有の場合は希望する巻と冊
数)」を記載のこと。 まちづくり教科書の定価:各巻とも本体1,800円+税金 〕
主催:日本建築学会東海支部都市計画委員会・まちづくり支援建築会議
後援:財団法人名古屋都市センター
〜スペーシア・石田〜
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◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ こだわりショップが集積「栄4〜5丁目」 ○
久屋大通の西側には、パルコ、松坂屋、ラシックが軒を連ね、名古屋の商業の中心地と
して、きらびやかな姿を見せている。一方、対岸の東側はというと、表通りこそ中日ビル
や電通、最近では家具のコンランショップなどが建ってそれなりに華やかであるが、中日
ビルの裏側一帯(栄4丁目)は「女子大小路」と呼ばれる飲み屋街、そしてその南側(栄
5丁目)は瓦屋根の古い2階建て民家や工場などがある下町地域となっている。
この栄4・5丁目地域を歩いてみると、ビルの1階などに小さくてお洒落な若者向けブ
ティックが入っているところが、結構たくさんあるのに気づく。特に武平通に多い。パル
コなどがある久屋大通の西側(栄3丁目)が「大量集客大量販売」というスタイルである
のに対し、東側の小さなブティックは、「こだわりの強い」お客さんに対して、1点1点
の商品を丁寧に販売するというスタイルをとっているという。相対的に家賃が安いという
こともあり、この地域で店を開きたいという若者が結構いるのだという。
そんな栄4・5丁目をもっと多くの人に知ってもらおうと、若者向けブティックのオー
ナーが中心となって、「散歩廻(さんぽかい)」という地図と、ホームページをつくって
いる。ブティック、CDショップ、美容院、クラブなどの情報が載っており、この地図を
持って歩いてみると、普段気がつかないようなところにもいろいろな店があるのだという
ことを発見できる。また、お洒落な若者向けの店だけでなく、とんかつ店や眼鏡店の老舗
なども掲載されており、新しく入ってきた若い経営者達が、昔からの経営者とも交流を持
ちながら地域を盛り上げようとしている気持ちが伝わってくる。この地図の掲載料は1店
千円で、現在34店舗が掲載されているが、「将来は100店舗を目指したい」ということで
ある。
「こだわりショップ」というのは、反対に言うと、普通の人は入りにくいということで
あるが、このような情報発信があると、身近に感じることができる。今はまだ、この散歩
廻マップも限られた店しか掲載しておらず、そのため入手できるところも限られているの
であるが、これからもっとたくさんの店を掲載し、色々なところで配るようになれば、こ
の個性的な地域の知名度もあがっていくことと思う。反対側にある大手百貨店街とは対照
的なヒューマンスケールなサービスを提供するまちとして、これからも頑張ってほしいと
思う。(伊藤彩子)
●栄4〜5丁目散歩廻ホームページ
http://4-5sanpokai.com/
→ホームページに写真を掲載しています。
http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/sakae45/index.html
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◆まちづくりコラム◆
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○ ちょい乗りバスの実験運行について ○
イベント情報に掲載されている「ちょい乗りバス」について一言コメントを。
名古屋駅周辺は、超高層ビルが続々と出現し、全国的な注目を浴びるとともに、
今まで以上に多くの人々が集まっています。しかし、駅から比較的近距離に集客
力のある目的地があるものの、そこへ行き来する移動手段が不十分で、不便だと
いう声をよく耳にします。すなわち、北では近代窯業発祥の地であるノリタケの
森やトヨタの織機や自動車の歴史が展示されている産業技術記念館、南ではささ
しまライブ24などの主要施設があるものの、歩くには10〜15分かかり、鉄
道に乗るには少し大袈裟な感がする距離の移動ついて不便だということです。
そこで、今回、名古屋駅周辺でのちょっとした移動に気軽に乗れる交通手段と
して、無料の「名駅ちょい乗りバス」を実験運行することになりました。名古
屋市は「なごや交通戦略」(2004.6)のなかで「ちょい乗りシステム」(買物
や通院などの短い移動に便利な、小型バスや乗合タクシーなどを活用した新し
い公共交通システム)を提言しています。公共交通と自動車交通の比率を現状
の3:7を4:6にシフトしていく一つの方法であると言えます。
昨年すでに名古屋市が栄地区(大津通〜大須通〜本町通〜広小路通で若宮大通
を通過する八の字ルート)で実験運行を実施しました。今回は内閣官房にある
都市再生本部が公募した平成19年度全国都市再生モデル調査の一環で、「元気
な名古屋駅周辺の快適まちづくりの推進」をテーマに名古屋都市再開発研究会
(名古屋商工会議所内に事務局を置く)が実施していくものです。ルートは名
古屋駅と産業技術記念館やノリタケの森等を結んだものとしました(今回は笹
島地区へ行く南ル−トを外しました)。栄地区と違って名駅地区は、名駅通が
駐停車禁止のため、臨時バス停を置いて人々を乗車させることができない状況
にあります。そこで、歩道にバス停を置くのでなく、名鉄バスセンターをスタ
ートおよびゴールのバス停としています。
すでに東京駅では丸の内周辺で走行する丸の内シャトル(2003.8運行開始の巡
回バス)と日本橋周辺を走行するメトロリンク日本橋(2004.3運行開始の巡回
バス)が無料で走り、これらの運行費用は企業の協賛金でまかなわれています。
名古屋駅周辺ではその展望はどうでしょうか?企業や乗客の金銭的負担の程
度や行政支援のあり方について検討する余地がたくさんあります。実現までに
は紆余曲折がありそうですが、これを本格運行できるかが名古屋の都市力を図
るモノサシのような気がします。
皆さん、是非乗って下さい。無料ですし。 (井澤知旦)
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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)
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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・Google Earthの3Dギャラリーを見たことがありますか。名古屋駅前の建設中のビルま
で3Dが作成されています。外国の都市によっては、中心部のほとんどの建物の3Dが
作成されているところもあります。非常に興味深いです。(ishida)
・発行が1日遅れてしまいました。
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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
ジンに掲載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
http://www.spacia.co.jp/mm/index.htm
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア 編集:石田
〒460-0008 名古屋市中区栄5-1-32 久屋ワイエスビル5階
TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
URL
http://www.spacia.co.jp/
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