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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第189号]2007/10/1
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 700−−□

  スペーシア・メールマガジンの第189号をお送りします。
  名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・名古屋地理学会・シンポジウム『コンパクトシティと駅周辺地区のまちづくり』
    (10/27)
   ・2007年度人にやさしい街づくり連続講座 公開講座のご案内(10/6)
  ◆名古屋まちづくり情報
   ・岐阜駅西地区再開発・岐阜シティ・タワー43いよいよオープン 
  ◆図書紹介◆
   ・「渋滞学」/西成活裕 著
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆

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  ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 名古屋地理学会・シンポジウム ○
  『コンパクトシティと駅周辺地区のまちづくり』

【日時】 平成19年10月27日(土)13:00 〜 16:00
【場所】 ホテルプラザ勝川 2階「さくら」(JR勝川駅前、電話0568-36-2311)
  ※午前中の現地見学会に参加される方は、10時20分までに「ホテルプラザ勝川1階ロ
    ビー」にご集合ください。
【参加費】  無料(事前の申込みは必要ありません。)

主催:名古屋地理学会
後援:勝川駅前通商店街振興組合

【プログラム】
10:30 JR勝川駅周辺地区の現地見学会(11:30まで)

12:30 シンポジウム受付開始(開場12:50)

13:00 主催者挨拶 
       名古屋地理学会会長 林 上(名古屋大学大学院環境学研究科教授)

13:05 講演T 『勝川駅周辺地区の整備動向と課題』
       林 恵司(春日井市勝川地区総合整備室管理指導課主幹)

      講演U 『勝川駅前通商店街の取り組みと今後の方向』
       水野 隆(勝川駅前通商店街振興組合専務理事)

 ??????? 講演V 『駅周辺まちづくりとコンパクトシティ』
       海道清信(名城大学都市情報学部教授)

14:35 休憩

14:45 パネル・ディスカッション 『コンパクトシティと駅周辺地区のまちづくり』
       コーディネータ 大塚俊幸(中部大学人文学部准教授)
       パネリスト   上記講演者3名

15:50 閉会

【問い合わせ先】
  名古屋地理学会事務局
   〒464-8601 名古屋市千種区不老町 
   名古屋大学大学院環境学研究科 地理学教室(担当:高橋)
    Fax: 052-789-4743 Email: makoto-t@info.human.nagoya-u.ac.jp 
    http://www.geog.lit.nagoya-u.ac.jp/nagoya_geo/index.html

〜中部大学・大塚俊幸さんより情報提供いただきました〜
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○ 2007年度人にやさしい街づくり連続講座 公開講座のご案内 ○
  「移・職・住からまちづくりを考える」
   http://www.hitomachi.npo-jp.net/2007ren-kouza/koukai-u.jpg

◆第10回 10月6日(土)基調講演&シンポジウム
「障害者の権利条約」が昨年の12月に国連で採択されました。
「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」が今年
の7月に施行されました。
すべての県民があらゆる施設を円滑に利用できる、としている「愛知県
人にやさしい街づくりの推進に関する条例」。
障害当事者で弁護士であり、また、日本政府代表団顧問として国連総会
に出席された東さんを迎え、お話をお聞きします。
「権利」を題材にして、私たちの身近な暮らし<交通、就労、住環境>
とまちを通して「まちづくり」考えてみましょう。

時間 13:00〜17:00(受付12:40)
会場 名古屋都市センター 大研修室
  ※手話通訳、要約筆記通訳あり

基調講演 「権利とまちづくり」
講師 
  東俊裕(弁護士/NPO法人自立生活センターヒューマンネットワーク熊本)

シンポジウム 「移・職・住からまちづくりを考える」
パネラー
  東俊裕
  岡本祥浩(中京大学総合政策学部教授、日本居住福祉学会事務局長)
  田中弘美(障害を持つ子どもの父母のネットワーク愛知)
コーディネーター
  星野広美(NPO法人ひとにやさしいまちづくりネットワーク・東海)

会場案内
(財)名古屋都市センター
http://www.nui.or.jp/gaiyo/map.html
名古屋市中区金山町1-1-1 金山南ビル内(ボストン美術館のあるビル)
Tel:052-678-2200(代)
アクセス:金山総合駅下車南口へ徒歩1分
※公共交通機関でお越しください。

問合せ・申込み
NPO法人ひとにやさしいまちづくりネットワーク・東海
TEL/FAX 052-792-1156
hitomachi@npo-jp.net

〜スペーシア・浅野健〜

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  ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 岐阜駅西地区再開発・岐阜シティ・タワー43いよいよオープン ○

  JR岐阜駅の西、平成17年1月に着工した市街地再開発ビル、岐阜シティ・タワー43
は、平成19年9月10日に工事が完了し、即日完売した分譲住宅や入居希望者が殺到した高
齢者向け優良賃貸住宅では、順次入居が進み、夜間、高層住宅にあかりが灯り始めてい
る。

  JR岐阜駅とデッキで直結する施設棟部分や43階スカイラウンジを含めた施設全体
は、10月13日にグランドオープンをむかえる。権利者7名が共有する1・2階の商業施設
は、「お洒落で元気な毎日を見つけに行く『メイドイン岐阜のまち』」をコンセプトに
し、約30店舗のテナントが入店する。2階には、紳士・婦人服を展開する「ニューヨー
カー」を始め物販・飲食店で構成される。東京や名古屋で展開する飲食、ファッション・
雑貨など4店舗が県内初出店となる。1階には、服部家具や地元広告代理店等が入る。

  3階は、高齢者の生活を支援する医療福祉施設の他、一般消費者にもサービスを提供す
る美容院などのテナントが入店する。4階は、2011年のデジタル放送開始に対応した最新
設備を導入した岐阜放送が移転、開業する。

  43階スカイラウンジは、市民に無料開放の展望施設にゼットンがテナントとして運営す
るレストランが併設される。

  グランドオープン前、8日には竣工記念シンポジウム、10、11日にはマスコミや近隣住
民むけの内覧会が開催される。13日、午前9時30分より、ビル竣工にあわせ完成する広場
デッキでオープニングセレモニーが行われ、それを皮切りに、岐阜城築城よりの歴史を持
つまちづくりの新たな展開が始まることを意図した「誕城祭」として、11月末まで、連続
イベントが企画されている。

  期を同じくして、柳ヶ瀬地区では、岐阜市内初の市街地再開発事業で入店した岐阜・高
島屋の開業30周年の記念イベントが開催される。これを活かし、岐阜駅前から柳ヶ瀬に至
るまでのエリアが協調・連携して中心市街地の活性化に繋げようと、商店街全体に岐阜シ
ティ・タワー43のオープン予告の幟、垂れ幕を掲げている。今、岐阜市中心部は、お祭
りムード一色となりつつある。 (浅野泰樹)

岐阜駅西地区市街地再開発組合
  http://www.gifucity-tower43.jp/

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  ◆図書紹介◆  −まちづくりに参考になるものを紹介−
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○ 「渋滞学」/西成活裕 著 ○
  新潮選書/2006年9月20日発行

  渋滞の中をイライラしながら車の運転をしたり、満員電車に乗ったり、人混みに巻き込
まれたりして不快な思いをされたことが皆さんもおありだと思う。そのような「渋滞」が
嫌いな人にはぜひお読みいただきたい1冊である。

  「渋滞」嫌いな著者が、交通渋滞が発生する理由を探し続けてきた研究をまとめたもの
が本著である。人間は複雑な対象を複雑のまま理解するのではなく少数の組合せでしか理
解できない、単純な論法で説明がついたときに分かったと心から思えると著者は考えてい
る。そのため自動車が渋滞する理由を単純な理論モデルの組合せによって図を交えながら
説明しており、分かりやすく非常に面白いという印象を受けた。

  また、筆者が「渋滞学」に取り組むにあたり、自身の専門である数学からのアプローチ
だけでなく、交通工学における自動車の渋滞、建築工学や社会心理学における災害時の人
間の安全非難、情報工学におけるインターネット上の情報の渋滞、生物化学におけるアリ
の集団運動など様々な分野で共通する「渋滞」も対象にしているために話に広がりがあ
る。さらに、砂時計の砂の量を理論的に計算することができないために経験と勘にたよっ
ていること、ディズニーランドのサプライズ・ファストパスには複数の渋滞解消効果があ
ることなど雑学的な内容も随所に盛り込まれていて、日常の身近なものの多くに「渋滞」
と共通するメカニズムがあり、「世界は渋滞だらけ」であることにも関心させられる。

  著者は研究していくうちに「渋滞」を好きになってしまい、多少の不快感はあるものの
災いに巻き込まれた被害者間で生まれる、妙な連帯感を感じるようになったそうである。
残念ながら都市の渋滞緩和策はまだ見つかっていない。著者と同じ立場に至らないまで
も、本著を読めば「渋滞」の理由に納得でき、巻き込まれた時のイライラ感が少しは軽減
されると思う。(山崎崇)

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  ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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  (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします) 

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  ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・スペーシアは2010年で20周年をむかえます。1つのくぎりとして、スペーシアが次の
  時代にどう展開していったらよいか考えていかなければいけない時期にきています。
  次の時代を担う所員同士でも意見交換をすすめています。 

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  を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
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