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◆ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ □[第17号]2001/2/26
◆ ■ ■ ■■ ◆ ■ ■ ■■ □−−配信数 380−−□
スペーシア・メールマガジンの第17号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
<内容・目次>
◆まちのトピック ◆
・白壁アカデミア連続講座 白壁物語-名古屋の近代を育んだ白壁の人々-
・環境共生シンポジウム(3月2日)
・3/3(土)かん・ぶん・けんのおひなまつり〜犬山再発見 PART1〜
・美濃の製陶所が動いた!
◆視察レポート◆
・東京探訪−『渋谷東大門市場』 『台場小香港』
◆読者の声◆
◆スペーシアのこの頃◆
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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 白壁アカデミア連続講座 白壁物語-名古屋の近代を育んだ白壁の人々- ○
白壁地区は、時代の動きを肌で感じながらも一歩距離を置き、歴史の中で今を見つめ直
すことのできる名古屋の「都市のアルバム」。そこには、名古屋の歴史を濃縮したいろい
ろな物語が一杯詰まっています。そんな白壁地区で暮らしていた人々を取り上げ、白壁地
区に詰まっている多くの物語を掘り起こしていこうという講演シリーズです。
●2001.3.3(土) 1:30pm〜3:30pm
安田 文吉氏「白壁の群像/江戸から近代へ」
●2001.3.31(土) 1:30pm〜3:30pm
江碕 公朗氏「白壁界隈歴史散策」
●2001.4.14(土) 1:30pm〜3:30pm
砂川 幸雄氏「大倉孫兵衛と和親/製陶王国を築いた父子物語」
●2001.5.26(土) 1:30pm〜3:30pm
浅利佳一郎氏「二葉御殿/福沢桃助と川上貞奴」
主催:白壁アカデミア
開催場所等、詳細については下記にお問い合わせ下さい。
〒461-0018 名古屋市東区主税町3-16
TEL&FAX 052-930-7668 受付時間 平日14:00〜19:00
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○ 環境共生シンポジウム(3月2日) ○
「東アジアの環境問題はいま・・・日本は何ができるか!?」
東アジアの環境専門家・環境NGOからのメッセージ
東アジア地域では現在、地球上の他のどの地域よりも経済開発の活性化が大規模かつ急速
に環境破壊的な方式で進行しています。関連研究によると、2010年頃には東アジア地域が
地球上でもっとも深刻な環境問題、特に越境性大気汚染による被害が大きい地域となると
指摘されています。本シンポジウムでは、東アジア各国の専門家の視点を通して環境問題
について考えます。
日 時:2001年3月2日(金)13:00〜16:30
会 場:名古屋国際会議場224会議室(2号館2階)
(名古屋市熱田区熱田西町1−1 電話:052−683−7711)
テーマ:21世紀の東アジアの環境問題とNGOの役割
主 催:東アジア大気行動ネットワーク(AANEA)、名古屋産業大学
後 援:(予定)市民フォーラム2001、(財)三菱銀行国際財団、環境省、愛知県、名古
屋市、国際連合地域開発センター、(財)2005年日本国際博覧会協会、(社)中
部開発センター、(社)環境創造研究センター、日本学術会議HDP委員会、日本
環境共生学会、日本地域学会、中日新聞社
言 語:日本語/英語(同時通訳)
定 員:300名(入場無料)
プログラム
12:30 開場
13:00 主催者挨拶 伊藤達雄(名古屋産業大学学長・日本環境共生学会会長)
13:10 第1部 各国からの報告「東アジアの大気環境問題(大気汚染・地球温暖化)の
現状」
ブラドミル・レブコフ(極東ロシア地理・野生生物保護委員会会長)
オソリン・アマクル(モンゴル自然・環境保護連合会長)
シャオ・ミン(北京大学環境科学センター教授)
ゴードン・ウン(香港環境センター副会長)
グローリア・カン・チュ(台湾大学教授・台湾環境保護連合環境問題研究会会
長)
ドン・ジョン・イン(ソウル市立大学教授・韓国環境正義市民連帯委員)
岩本智之(地球環境と大気汚染を考える全国市民会議CASA代表理事)
14:20 休憩
14:30 第2部 フォーラム「21世紀の東アジアの環境問題と環境NGOの役割」
コーディネータ:大矢釼治(国際連合地域開発センター主任研究員)
シンポジスト :朴 恵淑(三重大学教授・市民フォーラム2001共同代表)
米本昌平(三菱化学生命科学研究所・市民フォーラム2001理事)
早川光俊(地球環境と大気汚染を考える全国市民会議CASA専務理事)
ユウ・ジェ・ヒョン(韓国世民財団理事長)
シャオ・ミン(北京大学環境科学センター教授)
アドヤスレン・ツ(モンゴル環境大臣)
16:20 全体総括 伊藤達雄(名古屋産業大学長・日本環境共生学会会長)
16:30 閉会
申込方法:必要事項(名前・住所・電話・所属)を記入の上、下記「申込先」までFAX
またはE-mailでお願いします。
申 込 先:名古屋産業大学総務課(問い合わせ先)
電話:0561−55−5101
FAX:0561−52−0515
E-mail:izm@sc.vpclub.net
〜名古屋産業大学:和泉先生からの情報です〜
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○ 3/3(土)かん・ぶん・けんのおひなまつり〜犬山再発見 PART1〜 ○
今年度、スペーシアが関わっている愛知県犬山の観光文化交流研究会
(かん・ぶん・けん)の「言ったらやる」のノリの結果、
ちょっとイベントをすることになりました。
開催日3/3だから、どうせやるなら「おひなまつり」に絡めた
イベントをというノリで・・・。
「できれば、続けたい」ということで「PART1」ということに。
1日、時間をかけてたっぷりやろうというイベントです。
だいたいのタイムスケジュールはいかのとおりですが、
時間・内容は変更することもあります。
−−国宝犬山城の城下町を舞台に様々な企画を試みます−−−−
「町家のおひなさま飾り&スタンプラリー」
お家に眠っているおひなさまを軒先に飾ります。
「犬山の里山再発見」
犬山の里山のいいところを紹介します。
「犬山レンタサイクル実験 PART2」
城下町を自転車で回ってみませんか。無料で自転車を貸し出します。
「アフリカンドラムがまちを行く」
まちをねりあるくパフォーマンスライブ、ミニライブも?
かん・ぶん・けんメンバーの店でもそれぞれの企画があります。
◆◆ぎゃらり木屋◆◆
・城下町の余坂にあるお店、すでにおひなさま展開催中です。
10:00〜17:00
◆◆ふう◆◆
・喫茶 9:00〜17:00
・ミニライブ 13時、15時
・町家で、まちを語る 18:00〜
西尾のおかみさん会、津島の天王文化塾
の人たちを囲んで、まちを語ります。
◆◆茶運停◆◆
・犬山城の近くのフェアトレード・喫茶・軽食のお店です。
・レンタサイクル
9:00〜17:00
◆◆夜明屋◆◆
以前に愛知県のまちなみ建築賞を受賞。
ちなみに、今年度の受賞は、ツインタワー等と並んで、
犬山市内の羽黒の小弓の庄でした。
・うどん打ち(自分で打って、食べます。¥500)
12:30〜
・陶器展示
9:00〜17:00
◆◆アオシン◆◆
駅前通沿いにある青苗屋。犬山を紹介するホームページ
「イヌヤマニア」を立ち上げた青山延幸さんの店。
・桃の一枝プレゼント。(なくなり次第終了)
9:00〜17:00
・里山パネル展示、レンタサイクル
9:00〜17:00
◆◆どんでん館でもイベントがあります◆◆
・栗栖神楽
14:00〜15:00
・ストリートパフォーマンス&ミニライブ
15:00〜
よろしければお越しください。
問:青山延幸さん TEL:090-3879-1046、E-mail:nobuyuki@kc4.so-net.ne.jp
■犬山のアンケートに関するお礼■
スペーシアのメールマガジン購読の多くのみなさまのもとに、
年末・年始というお忙しい時に「犬山のアンケート」なる
メールが届いたかと思います。
「文字量が多くて、この忙しいときに・・・」
と思われた方もいらっしゃるかとは思いますが、おかげさまで140ほどの
回答をいただきました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。
近々、犬山のメンバーが立ち上げたホームページ「イヌヤマニア」
http://www.nagoyanet.ne.jp/inuyamania
上でのアンケート結果の掲載をお願いしようと考えております。
〜スペーシア 浅野健〜
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◎ 美濃の製陶所が動いた! ◎
2001年2月22日、焼物の産地、美濃の山愛製陶所がWEBサイト、アイ・ステー
ジをたちあげた。お皿のメーカーや小売店のホームページはよくみかけるが、製陶所が
ホームページをつくるということは、まだまだ珍しい。コンテンツをみてみると、自社の
宣伝サイトではなく、ユーザーが参加できるエンターテイメント的な構成となっている。
仕掛けた加藤健さん(山愛製陶所4代目・29歳)に話を聞くと、このサイトを通して新
しい美濃のイメージをつくりたいと、そして、サイトを通して、日本元来のモノツクリ文
化を未来に伝えていきたいという夢を語ってくれた。
サイト内には、美濃の人・街・物を紹介するコーナーや、洋菓子屋さんとの連携によ
るデザインコンテストなど、今後の展開が楽しみなコンテンツが用意されている。
産地の衰退が危惧されているなか、若い新しい感性で、これまでとは違った切り口で情
報を発信する、さらには、異業種とコラボレートしていこうとする動きが、非常に新鮮で
ある。
最終的には、美濃のポータルサイトとしての機能をもち、まちづくりの分野までの展開
を見据えているアイ・ステージに、今後期待したい。
URL http://www.ai-stage.co.jp
〜スペーシア 藤沢徹〜
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◆視察レポート◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−
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○ 東京探訪 ○
『渋谷東大門市場』
メールマガジン第11号(平成12年12月4日発行)でもふれた渋谷の「東大門市場」を視
察。市場は、渋谷にあるライブハウス「クラブクワトロ」の商業フロアの3F、4Fに入
る。店内には、1坪程度のレディースファッションを扱うブースが並び、韓国人の店員の
話す韓国語が聞こえてきて、本場韓国の東大門市場がコンパクトにまとめられていた。た
だ、集客ということでは、期待していたほどでもなく、活気や賑わいが足りないのが残
念。多くのショップが林立するファッションの情報発信地渋谷の厳しさが感じられた。
『台場小香港』
東京の人気スポットお台場に登場した「台場小香港」を視察。ゆりかもめ「お台場海浜
公園」駅を下車してすぐにあるデックス東京ビーチの「アイランドモール」の6F、7F
にある。このアイランドモールの誕生によりデックス東京ビーチはフルオープンとなっ
た。
小香港は、香港の街並みを再現したもので、香港、中国にまつわる店舗が建ち並ぶ。
店舗の多くは飲食店で、屋台風のものから高級店風のもの、回転飲茶(この中で一番人気
のよう)など様々。その他に中国食材や雑貨の物販、マッサージなどもある。フロアは全
体的に薄暗く、派手なネオンサインの看板が映え夜の香港が演出されている。また時折頭
上を通過するジェット機の爆音も聞こえてきて、よく造り込まれている。お台場というロ
ケーションもあり、テーマ性のある飲食スペースは話題になるだろう。
こうした施設はラーメン博物館(横浜)にはじまり、滝見小路(大阪)、寿司ミュー
ジーアム(清水)、カレー博物館(横浜)など様々なものが出てきている。ラーメン博物
館はラーメン店の入れ替え等で今だその人気を維持しているように聞くが、他の施設もこ
の先、生き残っていけるだけの仕組みを持ち合わせているのだろうか。
現在、大須地区では再開発ビルの中で「大須中華街」が計画されている。大須商店街
は、今後も今の活気を維持していくことと思われるが、ビルそのものが生き残るには、そ
の賑わいに頼りすぎず施設自身の魅力ももち続けていくための仕組みをどう構築するが重
要といえよう。 (村井亮治)
→ホームページに写真を掲載しています
http://www.spacia.co.jp/Mati/sisatu/toukyou.htm
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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−mm@spacia.co.jp
へ
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毎回、スペーシアメールマガジンを楽しみにしています。
読み物として、また、街づくりの的確な情報源として活用させてもらっています。
今回16号の「市民参加」のテーマについて投稿します。
自分も建築設計の仕事をしています。
(建築家といわれるほどのことはしていないのであしからず)
建築家と呼ばれる人たちや設計を生業としている人たちは、この建物はこんなふ
うに使ってほしい、という理想?や想いがとても深い人たちだと思います。しか
し、今の設計業界の状況を見ると、設計(しかも図面を引くことだけ)だけやっ
てればいいんだという業界の考えがあるように思います。わたしのまわりには、
本当はここまで自分は考えているのにという設計屋がいっぱいいます。(でもか
たちにはなりません)
いろんな計画が世の中にはあると思いますが、そんな中で自分の思いを設計にぶ
つけられる人が何人いるのでしょうか?そういう能力や想いや技術は世の中に現
れることなく、もったいないと思えることがいっぱいあります。ぜひ、建築家を
計画の場に引き出してください。かくれている力が発揮されると思います。
「市民参加」についても人の話を聞くことに長けた建築家はそういった人(市
民)の思いをかたちにできる力がある人もいます。
「市民参加」はいろんなところで聞きますが、実際のかたちにするには、やはり
それなりの能力が必要と思います。建築家全てがそのような力があるわけではあ
りませんが、「市民参加」をうたったときにはそういう建築家を発掘してほしいです。
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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・「スペーシア」という名前は東武鉄道の特急列車名や真空ガラスの名称にあった
り、スナックの名称などにも使われているようですが、中区大須に「(株)スペーシア」
という設計事務所があることを知ってびっくり。どちらが先輩か? 少なくとも電話帳
のスペーシアは当社の電話番号でした。
・JPNICから汎用JPドメイン名の優先登録の案内がとどきました。SPACIA.JPの優先順
位第1位は当社とか。登録料がもったいない気もしますが、スペーシアの名前がいろ
んなところで使われているところをみると、登録しておいた方がよいような気も…。
悩ましいところです。
・久しぶりに「VOWスペーシア編」を更新しました。「京都のマックは白が基調」という
ものです。実は、この写真はメールマガジンの読者から提供を受けたものです。本
来は「世界のマクドナルド」への提供だったのですが、まずはこちらでとりあげさせて
いただきました。その理由は… 下記をごらん下さい。
http://www.spacia.co.jp/Topic/vow/mac.htm
・市民フォーラム21・NPOセンターに業務委託して作成された「あいちNPOガイド
ブック」(400円)を入手しました。掲載されていたまちづくりに関わる団体でURLが
記載されていたものを名古屋まちづくりリンク集に追加しました。うかつにもHPで
掲載登録を受け付けていたということを知りませんでした。掲載された団体情報は
県のホームページに掲載される予定とか。期待したいと思います。
http://www.spacia.co.jp/Rink/nagoya-rink.htm
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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
ジンに掲載させていただきます。
メールマガジン投稿用アドレス mm@spacia.co.jp
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
http://www.spacia.co.jp/mm/index.htm
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア 編集:石田
〒460-0034 名古屋市中区栄5-16-14 新東陽ビル5F
TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
URL http://www.spacia.co.jp/
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