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◆ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ □[第162号]2006/9/18
◆ ■ ■ ■■ ◆ ■ ■ ■■ □−−配信数 674−−□
スペーシア・メールマガジンの第162号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
<内容・目次>
◆名古屋まちづくり情報◆
・高島屋南地区再開発 都市計画決定にむけて動きはじめる
◆図書紹介◆
・Web2.0超入門講座
◆読者の声◆
◆スペーシアのこの頃◆
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◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 高島屋南地区再開発 都市計画決定にむけて動きはじめる
○
衰退化が著しい岐阜市の中心商店街・柳ケ瀬にあって、昨年10月に増床・リニューアル
オープンし、客足が回復しつつある岐阜高島屋の南、高島屋南地区(約0.7ha)で市街
地再開発事業の都市計画決定にむけた活動が本格化しようとしている。
2002年に高島屋南市街地再開発準備組合(略称:TMK)が設立されてから4年、事業
推進協力者や設計協力事務所の導入をはかり、関係者の支援のもと事業計画案を詰めてき
た。柳ケ瀬地区再生の一翼を担うことを目標とした協議会段階の構想案(柳ケ瀬にない路
地空間、水・緑・光等の自然空間、生活重視型の商業・住宅の複合空間等の整備)をより
充実し、効率的で魅力的な計画が立案された。
面積約4,400uの建築敷地に、地上34階建て、商業、住宅、公益的施設、駐車場からな
る延べ床面積約34,000uの複合ビルを整備する計画である。権利者店舗を主とする個割店
舗と路地空間からなる専門店ゾーンと岐阜高島屋のアネックスにもなり得る核店舗ゾーン
を4層吹き抜けの光差し込むアトリウムで繋いでいる。岐阜市にない商業空間、回遊空間
になるであろう。
また、地区の南側に広がる金公園の緑の連動を図るため、建物を段々にセットバックさ
せ、屋上を店舗等と一体となった緑あふれるステップガーデンとし、柳ケ瀬地区に不足し
ている潤い空間の確保をめざしている。
7階の屋上庭園からは、金華山を望める住宅棟を配置し、権利者をはじめ138世帯に都
心ライフを楽しめる居住空間を提供する。
準備組合では、今年の通常総会で、都市計画決定の手続き開始の議案が承認され、今
後、事業計画案に対する権利者の同意を取り付け、正式に行政に対して都市計画決定を要
請する予定である。工事着手までには、まだまだ解決すべき課題も多いが、柳ケ瀬地区全
体の衰退化傾向に歯止めのかからない昨今の状況に鑑みると、一刻も早く、事業化への第
一歩を踏み出すことが望まれる。それは、今、地区権利者並びに事業関係者の決断にか
かっている。(浅野泰樹)
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◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−
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○ 「Web2.0超入門講座」/小林祐一郎 著 ○
昨年ごろから話題になり始めた「Web2.0」というキーワードを耳にしたことはあるが、
その実態をあまり理解できていないという方も多いのではないだろうか。この本を読むま
では、私もその一人で、ブログやRSSなどといったウェブに関する新しい動きのことなの
だろうと漠然と思っていた。この本には「Web2.0」のことはもちろんのこと、ウェブがこ
れまでどのように変化してきたのか、これからどのように変化していくのかについて、イ
ラストや事例を交えながら初心者にもわかりやすく解説されている。また、オンライン
ショップで買い物をしてみる、Q&Aサイトで質問をしてみるなどといった「Web2.0」を体
感するための10種類の方法が書かれている点も非常に初心者向けである。
この本をお薦めしたいのはウェブに関する初心者向けの解説本として素晴らしいという
ことだけではなく、今後ますます便利になっていくウェブを私たちがどのように利用して
いくのかということを考えさせてくれる本だからである。例えば、ブログやソーシャル
ネットワークなどといったユーザーが参加しやすいサービスの多くは無償で提供されてい
るが、高機能なサービスを無償で提供する企業が何を目的としているのかを知った上で、
自分の目的達成のためにサービスを使いこなすことが必要である。また、マスメディア発
の情報よりも一般ユーザー発の情報が多くなり、情報の量や質、スピードも大きく変化し
ているため、どの情報を選び取るべきか判断する能力(情報リテラシー)も必要である。
今後ますます進化していくウェブとの上手い付き合い方を学べる一冊であると思う。
(山崎 崇)
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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)
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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・現在、アルバイトをしてもらっているMさんが今年一杯でやめることになったため、12
月ごろから働いているくれる人を募集中です。
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を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
ジンに掲載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
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(株)都市研究所スペーシア 編集:石田
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