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◆ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ □[第153号]2006/5/15
◆ ■ ■ ■■ ◆ ■ ■ ■■ □−−配信数 676−−□
スペーシア・メールマガジンの第153号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
<内容・目次>
◆名古屋まちづくり情報◆
・問屋町西部南街区市街地再開発事業の都市計画が決定
◆視察レポート
・うどんの国 讃岐
◆読者の声◆
◆スペーシアのこの頃◆
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◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 問屋町西部南街区市街地再開発事業の都市計画が決定 ○
JR岐阜駅の北西、問屋街が集積する問屋町西部南街区(約1.0ha)では、市街地再
開発事業の都市計画が、3月27日に開催された岐阜市の都市計画審議会で承認され、知
事の同意を経て、同月31日に決定された。
問屋町西部地区全体の再開発研究会がスタートしてからほぼ14年、当該街区の南で事
業着手された岐阜駅西地区市街地再開発事業が権利者意識に好影響を与え、ようやく大き
な一歩を踏み出した。
計画概要は、地下1階地上25階建ての高層(東)棟と地下1階地上11階建ての中層
(西)棟、その2棟を自走式駐車場で繋ぐという3棟構成となっている。
東棟の6階以上、西棟の4階以上には、それぞれ119戸、53戸の住宅が配置され、両棟
の低層階には、アパレル産業の集積拠点「アパレルマート(仮称)」、商業、業務などが
計画されている。
延べ床面積は約39,000u、権利者の土地・建物の資産を除く総事業費は、約85億円を見
込んでいる。区域内の権利者数(土地・建物所有者82名)、計画敷地規模(約6,100u)
では、岐阜市内最大規模の市街地再開発事業となる。
準備組合では、6月に予定されている総会において、本年度の事業計画の承認を得た上
で、国・県・市の補助金を受けて、土地・建物の現況調査や基本設計等の作業に入る。
2008年度には事業認可を得、2010年度の完成をめざす。
工事着手までには、権利調整やアパレルマート整備のための新たなビジネスモデルの構
築など、まだまだ解決すべき課題も多が、岐阜駅西地区の分譲住宅が即日完売されたこと
から、多くの住宅ディベロッパーが本事業への参加を表明し、権利者の事業成立に対する
期待は、大きくなっている。事業が順調に進めば、JR岐阜駅、駅西地区、問屋町西部が
ペデストリアンデッキで有機的に結ばれ、岐阜が長年描いてきたJR岐阜駅北口西エリア
の一体的なまちづくり構想が現実のものとなろう。 (浅野 泰樹)
→ホームページに鳥瞰図を掲載しています。
http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/gifu2/index.htm
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◆視察レポート◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−
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○ うどんの国 讃岐 ○
讃岐うどんが全国的なブームになり始め、「うどん巡礼」という言葉が生まれたり、全
国各地からうどんバスツアーが企画されたりしたのが2000年ごろのことである。2002年の
夏に「うどん巡礼」のために訪れたことがある。ブームの最中であったものの、香川県民
の知人の案内や平日という好条件のもと、1日でうどん屋を5軒ハシゴし、その美味しさ、
安さ、奥深さを十分に体験することができた。ブームの火付け役になった「恐るべきさぬ
きうどん」という讃岐うどんのガイドブックを片手に巡礼している人を何人か見かけたこ
とも印象的であった。
この大型連休を利用して4年ぶりに四国を訪れる機会に恵まれたので、讃岐うどんを食
べることにした。ブームも落ち着いていると勝手な想像をしていたが、現実は大きく異
なっていた。製麺所に併設して作られた讃岐ならではの有名なうどん屋を訪れたところ、
開店直後であったのに200人以上の行列ができており、以前よりも拡張していた駐車場に
も入れず、警備員の案内のもと路上駐車をし、1杯100円のうどんを口にするまでに1時間
20分かかった。次に、お気に入りのもう1軒のうどん屋に足を伸ばしてみると、先ほどの
ように行列はできてないもののお客の足は絶えることはなく、1軒目の行列にいた人も何
組か確認することができたし、ガイドブック「恐るべきさぬきうどん」を手にしている巡
礼者も見られた。どちらの店でも変わらぬ美味しさを感じるとともに、まだ讃岐うどん
ブームにはかげりがなく、「うどん巡礼」としての1ジャンルを確立していることを実感
させられた。
1杯100〜200円という手ごろな値段で食べ歩きが可能、「製麺所」という非日常的な空
間、うどんの味付け以上に個性豊かな店のおじちゃんやおばちゃんなど、様々な魅力が
「うどん巡礼」を確立した要因にあげられる。また、先ほどあげた「恐るべきさぬきうど
ん」の著者である「麺通団」のメンバーの一人が語った「香川は讃岐うどんのテーマパー
クである」という言葉には非常に納得させられる。
客が増えることで路上駐車の問題や近所とトラブルが発生したりと良くない面もある
が、人気が出たことで跡継ぎができたうどん屋も数店あるそうだ。また、香川県丸亀市出
身の映画監督である本広克行氏による讃岐うどんをテーマにした映画「UDON」が今夏
公開予定であり、うどんの国 讃岐はますます見逃せない。 (山崎
崇)
→ホームページに写真を掲載しています。
http://www.spacia.co.jp/Mati/sisatu/sanuki/index.htm
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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)
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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・大量のスパムメールに悩まされ、ついに個人用のアドレスを変更することにし
ました。石田宛にメールしていただく場合は従来の「ishida」の部分を「ishida0」
に変更いただくようお願いいたします。
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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
ジンに掲載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
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