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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第146号]2006/2/6
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 670−−□

 スペーシア・メールマガジンの第146号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・万博後の観光まちづくりを考える「まち歩きワークショップ」(2/11,2/18)
   ・美濃路語り部の会 連続講座 第二回 (2/19)
   ・実践!アートマネジメントのまちづくり (2/28)
  ◆名古屋まちづくり情報◆
   ・中部国際空港「セントレア」 まもなく開港1周年
  ◆図書紹介  
   ・半農半Xという生き方 実践編
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 万博後の観光まちづくりを考える「まち歩きワークショップ」 ○

 愛知県の地域再生計画「産業観光を活用した地域づくり」に基づき、万博の開催地であ
る瀬戸、長久手において万博後の観光まちづくりを考える「まち歩きワークショップ」を
開催します。

【瀬戸 まち歩きワークショップ】
2/11(土・祝)  
 午前10時〜午後5時(受付9時40分) 
  集合:パルティせと4階 大会議室(名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅すぐ)

 やきもののまち瀬戸市でまちの知られざる魅力や新しい見どころ、改善したいポイント
などを発見するまち歩きを開催します。

前半 4つのエリアに分かれてまち歩き 10:00〜14:00頃
  所要時間:昼食を入れて4時間程度(食事代は実費)

A 瀬戸川北側エリア
  やきものの歴史を伝えるお寺や神社が集まるエリア
B 瀬戸川南側エリア
  観光の拠点施設が集まるエリア
C 洞周辺エリア
  窯垣、資料館、本業窯などやきもの文化に直接触れられるエリア
D 赤津エリア
  赤津焼の窯元めぐりができ、自然も身近にあるエリア

後半 まとめのワーク 14:00頃〜17:00 
    場所:パルティせと4階  大会議室

【長久手 まち歩きワークショップ】
2/18(土)  
 午前10時〜午後5時(受付9時40分)
 集合:はなみずき通駅(リニモ 藤が丘駅より1区)

 都市・田園・歴史のまち長久手の魅力を発見するためにまち歩きをします。
 
前半  まち歩き
 最初にリニモについて簡単な説明あり
 そのあと以下の3つのエリアに分かれてまち歩き
 所要時間:昼食を入れて4時間程度(食事代は実費)

1 図書館通・杁ヶ池公園周辺エリア 
  おしゃれなレストラン、文化の家、名都美術館などが集積するエリア
2 古戦場・色金山歴史公園周辺エリア 
  かつて秀吉と家康が戦った「小牧・長久手の戦い」にまつわる史跡が点在するエリア
3 万博会場駅・長久手温泉(ござらっせ周辺)エリア
  都会のすぐ近くで里山の風景を感じられるエリア

後半  まとめのワーク
  まちづくりセンターに移動し、まち歩きの結果をまとめます。

※:当事業は、内閣府の市民活動等総合支援事業により実施します。

当ワークショップに関するお問い合わせ/
  NPO法人ひとにやさしいまちづくりネットワーク・東海事務局
   TEL・FAX:052-792-1156    E-mail:hitomachi@npo-jp.net
   URL:http://www.hitomachi.npo-jp.net/

〜スペーシア・浅野健〜

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○ 美濃路語り部の会 連続講座 第二回 ○
 美濃路の景観とまちづくり〜景観保持の必要性

 さまざまなまちづくりが展開されている美濃路界隈。そのなかでも町家の保存活動は美
濃路が形成されていくうえで重要な位置づけとなっています。失われていく景観のなか
で、人々の日々の生活と、民間の経済活動との関係など、事例をもとにみなさまと話し合
います。

【開催日時】 平成18年2月19日(日) 14:00〜16:00
【開催場所】 名古屋能楽堂 会議室
        http://www.nagoyajo.naka.nagoya.jp/
    
【プログラム】
13:30  受付開始

14:00  基調講演
   「美濃路の景観とまちづくり〜街道を軸にした活動」
     大竹 亮 氏
    国土交通省 都市・地域整備局 まちづくり推進課 都市防災対策室長
    (前羽島市助役、旧街道ウォーク代表、全国街道交流会議幹事)

15:00  パネルディスカッション
   コーディネーター: 井澤 知旦 氏
    (株)都市研究所スペーシア 代表取締役
   パネリスト:
    川端 寛文 氏
      愛知県建設部 建築指導課 課長補佐
    田中 尚人 氏
      岐阜大学工学部 社会基盤工学科講師
    山崎 俊夫 氏
      (社)中部開発センター主任研究員
      名古屋工業大学工学研究科在学

【参加費(定員)】 無料(90名)
【お問合せ先】名古屋西区役所区民生活部まちづくり推進室 (052)523-4524
【主催】美濃路まちづくり2市連絡会議(名古屋市西区・清須市)
     美濃路まちづくり推進協議会
    http://www.minoji.jp

 〜スペーシア嘱託・藤澤〜

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○ 実践!アートマネジメントのまちづくり 〜アートをまちづくりに生かすには〜 ○

 地域の様々なイベントの中で、人を集める要素としてよくアートが使われていますが、
一方的なサービスであり市民の交流は一過性のもので終わってしまいがちです。しかし、
最近ではまちづくりを進める市民がアートイベントを企画し、地域の交流の輪を広げてい
る事例が出てきました。アートをまちづくりに生かしていくには、アートとまちづくりの
両方の視点が必要です。そこで、アートマネジメントを研究している方々と、事例を通し
て話し合う機会を設けました。

【日時】2006年2月28日(火)18:30〜21:00
【会場】名古屋都市センター 第3・4会議室
(名古屋市中区金山町一丁目1番1号 金山南ビル14階)

【プログラム】
 18:30〜18:35 ご挨拶
 18:35〜19:20 事例報告「やまのて音楽祭 ほか」
   報告者:川本 直義((株)エルイー創造研究所 取締役主任研究員)
「やまのて音楽祭」は平成17年度名古屋市都市景観賞まちづくり部門で都市景観賞を受賞
しました。地域のまちづくり活動が、行政主導から市民主導へと展開し、そしてユニーク
な音楽祭が生まれた経緯を、まちづくりコンサルタントの視点から報告します。

 19:30〜20:15 事例報告「まつりづくりがまちづくり〜杜の宮市ほか」
   講師:星野 博さん(NPO法人志民連いちのみや 理事長)

一宮市のシンボル真清田神社の境内で、市民がすべて企画運営する“まつりづくり”が
「杜の宮市」です。アート、ライブ、オリジナル飲食などで地域のルネッサンスと文化的
アイデンティティを探りつつ、自主的市民活動を多様に育もうとする諸活動の内容と問題
点とをレポートします。

  20:15〜20:45 全体討議、まとめ

  【21:00終了、終了後に懇親会(有料)を予定】

【参加申込み】愛知住まい・まちづくりコンサルタント協議会事務局/
         三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株) 
         津田あゆみ 宛  TEL : 052-203-5322
         申し込み書は下記にあります
http://www.interq.or.jp/japan/ai-machi/katudou/2005/02/060228.pdf

主催:愛知住まい・まちづくりコンサルタント協議会、
    日本アートマネジメント学会中部部会

〜スペーシア・石田〜

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 ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 中部国際空港「セントレア」 まもなく開港1周年 ○

 穏やかに晴れた日曜日、実家へ行ったのを機に久しぶりに中部国際空港を訪ねてみた。
ランチも兼ねて出かけてみたら、ターミナルビル隣接の立体駐車場はほぼ満車状態で入口
ゲートは渋滞中。幸い臨時駐車場があったのでそちらに駐車。駐車場がこれほど混んでい
るとは全くの想定外で、ターミナルビル内に入っても搭乗カウンターのある3Fは閑散と
していたが、飲食・イベントスペースの4Fは人で溢れていた。イベントスペースでは、
「知多半島物産と観光展」が催されており、特産のお菓子や地酒、山車から繰り人形の上
演などを楽しむ人が多くいた。そんな人々に圧倒されつつ空腹を満たすため飲食店に向か
うとそちらもほとんどの店で行列があり、空席獲りのし烈な争いを制してようやくランチ
を済ませる頃にはお昼時を随分過ぎていた。その後に訪れた展望デッキでも100m近くあ
るデッキの先の方まで多くの家族連れなどが連なり、フェンス越しから空港の景色を楽し
んでいた。

 中部国際空港は、来月開港1周年を迎える。開港当時は、商業施設を備えたこれまでに
はない空港として話題になり多すぎる見物人が問題となったが、最近では万博も閉幕し空
港本来の姿に戻りつつある中で、採算ベースにあわせた集客力が課題となっているよう
だ。今回訪れた日に限ってみれば4F飲食フロアやイベントスペース、スカイデッキの人
出はあのオープン当時を思わせるが、前島の開発計画もあまり進んでおらず空港内施設だ
けで集客を維持するのは依然厳しそうだ。これから春の行楽シーズンともなれば特に知多
半島南部への人出は相当見込まれるため、そうした観光客が立ち寄りたくなるようなテナ
ント、イベント等の仕掛けに期待したい。例えば、スイーツも含めた限定品の充実、整備
格納庫やバックヤードの見学、豊かな漁場になりつつある空港島周辺での海釣りなどはど
うだろうか(セキュリティ上の問題はある)。(村井亮治)

「セントレア」HP http://www.centrair.jp/index.html

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 ◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ 半農半Xという生き方 実践編 ○
ソニー・マガジンズ/塩見直紀著

 半農(はんのう)半X(はんエックス)とは、聴きなれない言葉だが、著者が提唱する
この言葉の意味は次のようなことだ。
 農とは「農ある持続可能な小さな暮らし」、X(エックス)とは「天与の才を活かした
仕事」、この二つをうまく両立させて生きる、つまり、自ら米や野菜などの主だった農作
物を育て、安全な食材と自然からのインスピレーションを手に入れて、かつ、個性を活か
した自営的な仕事に携わり、社会から「ありがとう」の声をかけてもらいながら、一定の
生活費を得るバランスのとれた生き方ということ。Xは何でもよく、半農半アーティスト
でも、半農半NPOでも、半農半料理研究家でも人の数だけある。自分の好きなことでメ
シを食っていければいいのだ。農もなりわいとしての農業を指すのではなく、自給のため
の家庭菜園程度のものでもよい。著者は、このような農を暮らしの基本に据えた新しいラ
イフスタイルを提案している。
 昨今、都心回帰現象ともいわれ、都会での生活を求める人たちがいる一方で、帰農、田
舎暮らし、グリーンツーリズムなどのように不便だけれども農村やその自然に魅せられて
いる人たちも多い。都会の若者の間でも、農ある暮らしへの関心が高まっている。農業を
やってみたいけど今の仕事を捨ててまでするのはちょっととか、都会に住みつつも農を楽
しみたいと、日ごろ何となしに思っている人には、こういう選択肢もあるのかと気づきに
つながる一冊かもしれません。(櫻井高志)

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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 (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします) 

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・年末にコピー機を入れ替えました。プリンターから直接ホチキスとめもできるなど便利
 になりました。特に小冊子作成(中とじ)はきれいで経費も節約できます。
・「経済的な豊かさに対する人口減少に伴う就業率低下の影響は、労働生産性を年率
 1%以上向上させれば相殺できる。現状1.7%なのでプラス成長は可能」との記事が
 ありました。設備機器に関しては生産性はかなりあがっていると思いますが、我々
 の業務については逆のような気がしています。いかに生産性をアップさせるか、大き
 な課題です。(ishida)

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
   http://www.spacia.co.jp/mm/index.htm
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
 〒460-0008 名古屋市中区栄5-1-32 久屋ワイエスビル5階
  TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
  URL    http://www.spacia.co.jp/
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