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◆ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ □[第144号]2006/1/9
◆ ■ ■ ■■ ◆ ■ ■ ■■ □−−配信数 670−−□
スペーシア・メールマガジンの第144号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
<内容・目次>
◆まちのトピック◆
・産業観光フォーラム−産業観光が地域の未来を拓く
−(1/25)
◆名古屋まちづくり情報◆
・「Gifu建築ツアー」について
・2006年も大須から
◆読者の声◆
◆スペーシアのこの頃◆
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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 産業観光フォーラム−産業観光が地域の未来を拓く
− ○
モノづくりの心を訪ね、学び、体験する「産業観光」が全国的な広がりをみせるなか、
愛・地球博開催期間中には、多数の方々が当地域の産業観光施設を訪れました。
また、同博期間中の7月には産業観光国際フォーラムが盛況裡に開催され、国内外から
参加された多くの方々に、当地域の産業観光をPRすることができました。
こうした成果を今後につなぎ、産業観光の一層の推進を図るために「産業観光が地域の
未来を拓く」をテーマとした産業観光フォーラムを開催します。
是非、ご参加ください
【開催日時】 平成18年1月25日(水) 13:00〜15:30
【開催場所】 名古屋栄東急イン 2階プルミエルーム
(名古屋市中区栄3-1-8 TEL 052-251-0109)
【プログラム】
12:30 受付開始
13:00 開会
13:05 基調講演 「産業観光が地域の未来を拓く」
(講師) 須田 ェ氏
(名古屋商工会議所文化委員会委員長、
産業観光推進会議委員、(社)日本観光協会中部支部長
東海旅客鉄道(株)相談役)
13:40 パネルディスカッション
「産業観光の新たな展開について」
(コーディネーター)
奥野 信宏氏(中京大学総合政策学部長)
(パネラー)
須田 ェ氏
オリバー・マイヤー氏(愛知教育大学講師、中部産業遺産研究会員)
熊澤 眞紀子氏(プロのガイド・アテンド通訳)
山本 勝子氏(知多ソフィア・ネットワーク
チーフディレクター)
15:30 閉会
【参加費(定員)】 無料(120名)
【お問合せ先】名古屋商工会議所街づくり振興部 金澤(TEL052‐223‐5732)
【主催】 名古屋商工会議所
〜名古屋商工会議所街づくり振興部の金澤秀宜さんより情報提供いただきました〜
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◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 「Gifu建築ツアー」について ○
「Gifu建築ツアー」とは、毎年新年のご挨拶をかねてお送りしている社外報「ラバダ
ブ」に今年掲載した岐阜の建築紹介のページである。岐阜県内にある名建築を40棟掲載し
ているが、以前作成した「Aichi建築ツアー」とは桁違いに取材期間がかかり、2年を費や
した。やはり岐阜は山間部が多く、1日で見て回れる建築の数も3〜4棟程度に限られて
くる。さらに、家族サービスを兼ねての取材となると、よほど慎重にツアーを設定しない
かぎり、助手席からは愚痴が飛び出し、食事をおごらされるハメになる。しかし、苦労の
甲斐があって建築を通じてさまざまな地域を訪れ、新たな知識や感動を得られることがで
きる喜びは、三重や静岡、長野、滋賀へと、新たなツアーの企画を夢見てしまうのであ
る。今回のメルマガでは「ラバダブ」では紙面に限りがあるため掲載できなかった記事を
取り上げたい。
○サンヒルズ ヴィラアンキーノ
戸建てタイプの老人ホームに隣接し、デイサービスセンターとグループホームが一緒に
なった「ちゃぼぼ弥生」という施設がある。設計者によると、従来のグループホームでは
画一的な個室を整然と並べるプランニングが取られるが、ここではあえて迷路状にしたそ
うだ。こうすることで、施設内で自分の部屋が分からず迷う人が減ったそうだ。
○南飛騨健康学習センター
気軽に健康診断が行えるよう、数多くの診断機器が置かれている。例えば、体組成の
チェックでは手、足、胴など体の部分ごとの体脂肪率や脂肪量が分かる。その他珍しいと
ころでは、現在のストレス度や血管年齢、脳年齢なども楽しみながら診断できる。また、
有料であるが、血液のサラサラ度を調べてくれるTVでよく見る例の診断もしてくれる。
○サイエンスワールド
緑に囲まれた環境の中、最先端の科学技術を楽しみながら体験できる科学館である。子
どもといっしょに工作を通じて科学の不思議を体験できるさまざまなワークショップや、
実験をエンターテイメント性あふれるショーとして見せてくれる「科学実験ライブ
ショー」など、プログラムがたいへん充実している。休日に家族でじっくり遊びながら学
べる科学館というのは、とても価値のある公益施設である。
○藤村記念堂
多くの観光客が訪れる馬篭にある記念館である。外から見ると何の変哲もない小さな切
妻の日本建築であるが、入り口を入ってすぐ左に掲げられた設計者谷口吉郎氏による直筆
の設計主旨書に注目して頂きたい。達筆な文字で記されたその書に従い空間を追うと、た
ちどころにその建築に魅了されてしまう。そこには、奇をてらうことのない、まっすぐな
デザインの極意が記されている。その空間に居ながらにしてその極意を体感できた経験は
鮮烈に記憶に残った。(堀内研自)
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○ 2006年も大須から ○
中部国際空港の開港と愛知万博開催に沸いた2005年も終わり、新年を迎えた。昨年頃か
らの景気は、消費者の購買力や企業の設備投資が盛んで上向き傾向にあるような話題が多
くなってきた。そんな中、大須にある「OSU301ビル」では、先月オープン二周年を迎え
た。大須商店街全体での人通りは相変わらず多いが301ビルの集客状況は厳しく、この二
周年を機に集客力回復につながるイベントが不可欠となっていた。そこで、12月3日、4日
にオープン二周年記念事業が実施され、301ビル誕生に関わった関係者の一人としてイベ
ントにも携わった。今回の記念事業は、企画段階から301ビルの権利者でもある商店主を
はじめ、テナントで組織されたテナント会の代表者も加わり内容、運営方法、備品・人員
の手配等の準備がされてきた。当日のメインイベントは、全長が10メートル近くもある黄
金色の龍が商店街を練り歩く「ロンロン蛇踊り」で、途中の広場では勇壮な舞も披露され
た。また、店内では胡弓の演奏会が開かれ、多くの買い物客がその幻想的な音色に耳を傾
けていた。その他、クイズラリーや幸福を招く中国絵文字の実演など、子供も楽しめる中
国色溢れるイベントが実施された。
今回のイベントは、301ビルの知名度の回復と集客効果、テナントの売り上げアップを
狙ったものだったが、ビルのイベントというより商店街のイベントのように思われたとこ
ろもあり、蛇踊りに目を留めた商店街のお客を301ビルの集客へとつなげる何かもう一工
夫があればよかった。この点は次回の課題でもある。しかし、関係者の話を聞いた中では
テナントの売り上げは比較的好成績の店が多かったようで、限られた予算と時間の中で練
り上げられたイベントとしては成功したといえるだろう。
今年は、この地域で昨年のような大規模プロジェクトはないが依然として栄地区の商業
集積はブランドショップをはじめとして高くなる傾向は変わらない。今後も301ビルと大
須中華街を今まで以上に盛り上げていくためには、今回の経験を活かし様々な集客イベン
トを実施していく必要がある。301ビルは、商店主らにより組織された組合施行の再開発
事業として誕生し、その後の管理運営も自主管理を基本として今日に至っている。自らの
店舗の経営とともにビルの管理運営に携わる役員は大変だろうが、商店街と連携した魅力
あるイベントを実施し、301ビルの活性化がはかられることを期待したい。
なお、現在301ビルでは抽選で豪華商品が当たる全店共通のポイントカードキャンペー
ンを実施中。詳しくはHP(http://www.osu301.com)にて。 (村井亮治)
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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介− info@spacia.co.jpへ
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)
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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・年賀状がわりに宅急便で送付した「ラバダブ」が住所も宛名も間違っていないのに、
転居先不明としてもどってくるということがいくつかありました。年賀状でも同様のこ
とが起こっています。昔は郵便番号や住所の誤字はもちろん、住所が間違っていて
も届けてくれたこともあったのですが、今は正確な住所を記載していても届けてもらえ
ないようです。コスト競争の結果ということなのでしょうか?
・「ラバダブ」第9号をホームページからPDFファイルでみることができるようにしま
した。カラー写真となっています。
http://www.spacia.co.jp/rubadub/2006/index.htm
・昨日が発行日でその準備までしていたのですが、うっかりして送信するのを忘れて
おりました。発行日が1日遅れたことをお詫びします。
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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
ジンに掲載させていただきます。
メールマガジン投稿用アドレス info@spacia.co.jp
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
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◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア 編集:石田
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