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◆ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ □[第137号]2005/10/3
◆ ■ ■ ■■ ◆ ■ ■ ■■ □−−配信数 674−−□
スペーシア・メールマガジンの第137号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
<内容・目次>
◆まちのトピック◆
・映画になる街“なごや”の魅力 「ミラクルバナナ」トーク&試写会(10/18)
・(社)都市住宅学会中部支部 研究交流会 (10/29)
・「地域の“まちづくりびと”養成講座」受講生募集!(11/5〜1/28)
・『なごや環境大学 まちづくりシンポジウム』 (10/22・23)
◆名古屋まちづくり情報◆
・高座校区防犯協会(愛知県春日井市)
◆視察レポート◆
・三条あかり景色 2005
◆読者の声◆
◆スペーシアのこの頃◆
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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 映画になる街“なごや”の魅力 「ミラクルバナナ」トーク&試写会 ○
捨てられたバナナの木から日本の和紙の技術で紙をつくり、途上国の環境問題と識字率
を高めるプロジェクトを映画化し、名古屋でロケーション。
10月29日からの一般公開に先駆け、監督を迎えてのトーク&試写会。
日時:平成17年10月18日(火)
開場:午後6時(受付開始)
開演:午後6時30分
会場:名古屋市芸術創造センター(名古屋市東区葵一丁目3-27)
内容:平成17年1月に名古屋市内で撮影が行われた映画「ミラクルバナナ」の試写会と錦
織監督によるトークで構成
参加方法:応募人員:200名(応募者多数の場合は抽選)
往復はがきにて応募(はがき1枚につき1名まで)
往信部の裏面に応募者の(1)住所(2)氏名(1名のみ)(3)電話番号を記入
し、返信部の宛名面に応募者の住所、氏名を記入し、
裏面は白紙のまま郵送。
応募締切:平成17年10月12日(水)必着
応募先:〒460-0008 名古屋市中区栄2-10-19 名古屋商工会議所ビル5階
(財)名古屋観光コンベンションビューロー内
なごや・ロケーション・ナビ「ミラクルバナナ試写会」係
作品内容: 脚本・監督:錦織良成(にしこおり・よしなり)
主な出演者:緒形拳、小山田サユリ、山本耕史 ほか
音楽:角松敏生
後援:名古屋市、美濃市 ほか
協力:なごや・ロケーション・ナビ、ドミニカ共和国 ほか
詳細は http://www.ncvb.or.jp/news/banana/main.html
〜(財)名古屋観光コンベンションビューローの小宅さんから情報提供いただきました〜
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○ (社)都市住宅学会中部支部 研究交流会 ○
『セキュリティ向上は真の住宅地の価値たりうるか
−セキュリティに関わる計画・技術・管理運営の最新動向−』
【日時】 平成17年10月29日(土)14:30−16:30
【会場】 (財)名古屋都市センター・大研修室
(名古屋市中区金山町1-1-1
金山南ビル
11 階)
【趣旨】
近年、住宅の新しい価値としてセキュリティが着目されており、公的基準・認定制度の
創設や自主防犯組織の立ち上げと共に、実際のプロジェクトベースにおいても意欲的な取
り組みが行われている。今回はその中で先進的な事例の実際をご紹介いただき、現在の計
画・技術・管理運営の水準についての理解を深めると共に、「住宅の価値」の視点からこ
れからの住宅のあり方についての議論を深めたい。
【内容】
(1)住宅の防犯性能に係わる経緯と今日的動向
三重大学 建築学科 高井宏之
(2)先進的な取り組み
事例1:一戸建て中規模住宅地「高森台の家」
(株)ウッドフレンズ 柳田智弘氏
事例2:一戸建て大規模住宅地「犬山もえぎヶ丘」
名鉄不動産(株) 山口直樹氏
事例3:大規模集合住宅「NAGOYA緑彩都市メリア」
三交不動産(株) 原田 操氏
(3)ディスカッション 司会:高井
【参加費】 無 料
【定員】 80名・・・申し込み先着順
【問合せ先】
(社)都市住宅学会中部支部 <(株)
中部都市整備センター内>
丹羽(にわ)・一木(いちき)
E-mail:uhs_chubu@infoseek.to
主催:(社)都市住宅学会中部支部
共催:住宅金融公庫名古屋支店、(財)名古屋都市センター
〜スペーシア・石田〜
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○「地域の“まちづくりびと”養成講座」受講生募集!○
(財)名古屋都市センターの主催で、地域のまちづくり活動に主体的に取り組むリーダー
“まちづくりびと”を育成するための連続講座が開催されます。詳細はホームページをご
らんください。
【開催期間】 11月5日(土)〜1月28日(土)
全8回の連続講座
【対象者】
以下の全てを満たす方
・市内在住又は在勤(学)の方
・地域のまちづくり活動に主体的に取り組んでいる方、
又は取り組みたいと考えている方
・原則として全講座に出席できる方
【定員】 30名 応募者多数の場合は選考
【受講料】 1,000円(保険料込み) 交通費は自己負担
【応募方法】
応募用紙に必要事項を記載の上、FAX又は郵送で、
都市センターに送付してください。
応募用紙は都市センターホームページからもダウンロードできます。
http://www.nui.or.jp/ZIGYOU/chiiki/appliform.htm
プログラムは下記にあります。
http://www.nui.or.jp/ZIGYOU/chiiki/program.htm
募集要綱は下記にあります。
http://www.nui.or.jp/ZIGYOU/chiiki/ad.htm
〜名古屋都市センター・青山さんから情報提供いただきました〜
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○ 『なごや環境大学 まちづくりシンポジウム』 ○
次代につなぐ環境首都をめざして
(参加無料・申込必要)
■環境首都をめざす人づくり・人の輪づくりを目的として3月20日に
開校した「なごや環境大学」が、10月22日(土)、10月23日(日)
に名古屋国際会議場でシンポジウムを開催します。
■グッゲンハイム美術館の誘致をはじめ、官民共同で都市再生
プロジェクトを進めているスペイン ビルバオ市 イボン・アレソ助役、
作家で自然保護などにも積極的な立松和平氏による基調講演、
■国内外のさまざまな事例等をもとに、5つのテーマ
「人にも環境にもやさしい都市のかたち」
「自然を活かしたみんなのまちづくり」
「車に頼らなくても便利に暮らせるまち」
「パートナーシップによる循環型社会づくり」
「なごや環境大学でできていること、できていないこと」
で行う分科会ならびに全体会議
■公共交通エコポイント、名古屋気温測定調査2005の事例発表
などをつうじて、次代につなぐ環境首都を目指した名古屋の
まちづくりにむけた展望、「なごや環境大学」がはたす役割
などについて考えます。
【会場】 名古屋国際会議場
地下鉄「日比野」または「西高蔵」から徒歩5分
【プログラム】
10月22日(土)
10:00〜10:15 開会あいさつ
なごや環境大学実行委員会委員長・名古屋市長 松原武久
10:15〜11:05 基調講演@
「ポスト工業都市へのスペイン・ビルバオ市の戦略」
スペイン ビルバオ市助役 イボン・アレソ
11:10〜12:00 基調講演A
「都市と農山村との交流」 作家 立松和平
13:00〜16:00 分科会
@人にも環境にもやさしい都市のかたち
北原理雄(千葉大学工学部都市環境システム学科教授)
Ethan Seltzer(ポートランド大学都市研究所所長)
小林英嗣(北海道大学大学院工学研究科教授)
片木篤(名古屋大学大学院環境学研究科教授)
出口敦(九州大学大学院人間環境学研究院
都市・建築学部門教授)
村木美貴(千葉大学工学部都市環境システム学科助教授)
A自然を活かしたみんなのまちづくり
堀越哲美(名古屋工業大学大学院工学研究科教授)
岩村和夫(建築家・武蔵工業大学環境情報学部教授)
中瀬勲(兵庫県人と自然の博物館副館長)
Choi, Young Sik(韓國嶺南理工大學教授、韓國文化財委員)
Dewancker Bart Julien(北九州市立大学国際環境工学部助教授)
B車に頼らなくても便利に暮らせるまち
森川高行(名古屋大学大学院環境学研究科教授)
PeterJones(ロンドン大学教授)
原田昇(東京大学大学院工学研究科都市工学専攻教授)
谷口守(岡山大学大学院環境学研究科教授)
海道清信(名城大学都市情報環境学研究科教授)
上岡直見(環境自治体会議 環境政策所主任研究員)
Cパートナーシップによる循環型社会づくり
柳下正治(上智大学大学院地球環境学研究科教授)
萩原喜之(NPO法人中部リサイクル運動市民の会代表理事)
石川雅紀(神戸大学大学院経済学研究科教授)
杉浦淳吉(愛知教育大学教育学部助教授)
田中勝(岡山大学大学院環境学研究科教授)
小林傳司(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授)
中村恵子(環境カウンセラー)
市民、ステークホルダー、名古屋市職員
D名古屋環境大学でできていること・できていないこと
谷岡郁子(中京女子大学学長)
なごや環境大学市民講座主催者・受講生
なごや環境大学実行委員会委員
10月23日(日)
10:00〜15:30 全体会議と事例発表
前日の分科会での議論をもとに、環境首都をめざしたまちづくりの
具体的なイメージ、なごや環境大学がはたす役割などについて
話し合います。
事例発表@公共交通エコポイントの取組について
事例発表A名古屋気温測定調査2005の結果について
15:30〜15:40 シンポジウムの成果発表
なごや環境大学学長 松尾稔
15:40〜15:50 閉会あいさつ
なごや環境大学実行委員会委員長・名古屋市長 松原武久
【参加申込】
参加を希望される方は、氏名・ご連絡先(電子メールまたは電話番号)、
ご希望の分科会の番号を明記の上、下記まで電子メールで
お申込みください。定員になり次第、締め切らせていただきます。
kankyodaigaku@congre.co.jp
【お問合せ先】
「なごや環境大学」実行委員会事務局
〒460-8508 名古屋市中区三の丸3-1-1
Tel 052-972-6150 Fax052-972-4112
E-mail kankyodaigaku@congre.co.jp
なごや環境大学ウエブサイト http://www.n-kd.jp/
〜名古屋市総務局企画課・野田さんから情報提供いただきました〜
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◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○高座校区防犯協会(愛知県春日井市)○
春日井市の高座(たかくら)校区防犯協会は、市民による防犯団体である。もともと、
高蔵寺区(「区」というのは、春日井市内の行政区の単位)で運営していたものを、平成
9年に分離独立して現在に至っている。活動範囲は、高蔵寺駅周辺である高蔵寺区の約
3500世帯である。
設立時の会員は、25名程度。それが、会員が個人的に声をかけながら仲間を増やし、現
在は48名の個人と9団体が所属する。市民手づくりの防犯活動をコツコツと積み上げてお
り、実にきめ細かい活動を展開している。
主な活動として行っている、地域安全パトロールでは、7、8人がチームを組み、地区内
を徒歩でパトロールする。問題を発見した場合は、その都度関係先に問題解決の依頼をす
る。年間30回パトロールしている。
防犯協会だけではとても全域に手が回らないため、「高蔵寺区内安全パトロール」とし
て、各地区の組長に呼びかけて、月に1〜2回町内で自主的にパトロールをしてもらって
いる。防犯協会は、備品の貸出などでサポートしている。地区内には、103の組がある
が、そのうち54組、400名の区民が自主参加した。
その他、中学生手づくりの防犯啓発看板制作、ひったくり防止キャンペーン、高蔵寺駅
構内における防犯を啓発する展示、防犯研修会などを行っている。
現在は、青色パトロール隊に取り組もうとしているところである(通称「青パト」)。
青パトとは、青色回転灯を装備した自主防犯パトロール車の俗称であり、運輸局、県警の
認可が必要となっている。9月30日に認可がおり、10月5日から活動を開始する予定だ。
活動のための資金は、高蔵寺区からの協力金と、春日井市役所から公園管理の委託を受
けて得る収入をあてている。こういった資金を使って、会員揃いのユニホームなどを購入
している。
活動の効果としては、地域の人と顔をあわせる機会が増えるので、コミュニティづくり
に役立っている。犯罪自体は高蔵寺駅周辺は非常に多いのであるが、会長さんによれば、
「パトロールによる効果は確実に出ていると思う」ということであった。
中心的に活動しているのは、定年退職した60歳代の方達だということであるが、企業で
の仕事をリタイアした後、このような形で地域に関わるというのは、当人にとっても地域
にとってもよいことだと思う。これからも息長く活動を続けていってほしい。
(伊藤彩子)
→ホームページに写真を掲載しています。
http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/takakura/index.html
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◆視察レポート◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−
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○ 三条あかり景色 2005 ○
ようやく秋の風が吹き出した三連休に京都を訪れた。「三条あかり景色2005」は、
京都市の中心部を東西に走る三条通に点在する歴史的建造物などの外壁をスクリーンにし
て映像を照らし出すという試み。京都でまちづくりに取り組む「楽洛まちぶら会」が企画
し、昨秋に次いで2回目の開催である。三条京阪の複合商業施設「KYOUEN」から、
三条通烏丸西入の文椿(ふみつばき)ビルヂングまでの約1キロの街並みにおいて、アー
ティストの映像作品や京都の映画のまちづくりに関するプロモーションビデオ、昔のまち
なみの映像などが50か所の建物に照らし出された。また19〜22時の間、京都文化博物館別
館や中京郵便局、日本生命京都三条ビル旧棟、アートコンプレックス1928ビル、三条
名店街商店街のアーケード、三条大橋などが色とりどりにライトアップされた。普段とは
異なる表情の街をそぞろ歩くのが楽しい。
このイベントは今年で8回目を迎える京都国際学生映画祭の関連イベントであり、多く
の学生ボランティア(昨年は180名)により運営されている。大規模な建造物のライト
アップは松下電工が担当するなど、企業や各種団体のサポートもあるようである。映像を
映し出すスクリーンが凹凸や装飾のある壁面であるため、映像そのものはあまり鮮明でな
く、また神戸ルミナリエや広小路ルネッサンスのような華やかさはない。しかし、会場で
はそろいのTシャツを着た学生達が、プロジェクターなどの機材を操作したり、交通整理
や清掃をしたり、みな声を掛け合いながら実に楽しそうに活動しているのが最も印象的
だった。文化博物館の前は普段でも通行人と一方通行の狭い道に入り込んでくる乗用車で
混乱する箇所なのだが、そこでは二人の男子学生が「車に気をつけて歩道に入ってくだ
さ〜い」とのどをからして呼びかけ続けていた。始まったばかりのこのイベントを成功さ
せよう、継続させようという必死の思いが伝わってきた。そんな「三条あかり景色」を今
後も見守っていきたい。 (西村 郁・元スペーシア研究員)
関連ホームページURL http://www.do-kyoto.jp/machi/akari/index.htm
→ホームページに写真を掲載しています。
http://www.spacia.co.jp/Mati/tosyo/nihon1.htm
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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介− info@spacia.co.jpへ
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)
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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・秋はまちづくり関連のイベントが満載です。このメルマガでもどんどん紹介していきた
いと思いますので情報をお寄せください。
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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
ジンに掲載させていただきます。
メールマガジン投稿用アドレス info@spacia.co.jp
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
http://www.spacia.co.jp/mm/index.htm
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア 編集:石田
〒460-0008 名古屋市中区栄5-1-32
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URL http://www.spacia.co.jp/
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