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◆ ■◆ ◆ ■ ■ ◆ 都市研究所スペーシア
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ メールマガジン
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◆ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ □[第13号]2001/1/1
◆ ■ ■ ■■ ◆ ■ ■ ■■ □−−配信数 348−−□
新年あけましておめでとうございます。スペーシア・メールマガジンの第13号をお送り
します。意識したわけではなく、創立記念日の7月17日から隔週で発行していたら、たま
たま21世紀のはじまりの日に送信させていただくことになりました。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。今
回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
<内容・目次>
◆まちのトピック ◆
・2000年の名古屋(東海3県)のまちづくりをふりかえる
・2000年のスペーシア−こんなことがありました−
◆名古屋まちづくり情報◆
・サッポロビール名古屋工場跡地の再開発事業企画提案が始まる
◆おもしろ施設◆
・なつかしのお茶碗に会える こども陶器博物館 KIDSLAND
◆読者の声◆
◆スペーシアのこの頃◆
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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 2000年の名古屋(東海3県)のまちづくりをふりかえる ○
1月:愛知万博にBIEが警告。計画が大幅に変更される
名古屋市地下鉄大曽根−砂田橋間開業
2月:芦浜原子力発電所断念
3月:都市基盤整備公団がサッポロビール名古屋工場跡地を購入
JRセントラルタワーズ・高島屋オープン
名古屋市住宅対策審議会答申
愛知県/環境と共生した住まい・まちづくり推進会議設立
中部圏開発基本計画策定
4月:省庁再編を受け、愛知県で建設部、名古屋市で住宅都市局誕生
瀬戸市海上の森で計画していた新住宅市街地開発事業を中止
大門商店街(名古屋市中村区)でエココイン発行
豊田ビル、毎日ビルの共同再開発構想発表
5月:JRセントラルタワーズ・マリオットアソシアホテルオープン
6月:住まいの情報ステーション(愛知県長久手町)オープン
8月:中部国際空港着工
名古屋市でプラスチック製・紙製容器包装の資源収集開始
9月:まちづくり交流フォーラム研究集会“2000”in
MIE開催。(〜12月)
東海大水害
10月:東部丘陵線公聴会開催
名古屋市中区栄でオープンカフェの実験
11月:都市基盤整備公団がサッポロビール名古屋工場跡地で共同開発事業者を募集
12月:愛知万博BIE総会で正式決定
愛知県高浜市で議決なしでも住民投票のできる条例成立
豊田そごう閉店
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○ 2000年のスペーシア−こんなことがありました− ○
1月:「rub-a-dub」第3号発行。特集は「過去・未来まちづくり10YEARS」
計画づくりに関わった稲荷公園(名古屋市港区)で絵タイルづくり。
2月:愛知住まい・まちづくりコンサルタント協議会の設立記念シンポジウム開催。
事務局を担当。
4月:SPACIAにネット・コミュニケーター誕生。
6月:第9回社員旅行、2泊3日で石垣島・竹富島へ。石垣島の夜のエコ・ツアー実施。
7月:第11期スタート。パソコンプロジェクター導入。
SPACIA創立10周年。10周年事業の一貫としてメールマガジン発行。
環境にやさしい器美濃リ食器を紹介するホームページ作成を担当。インター
ネットを活用しモニターを募集。
8月: 「自治体ホームページ・まちづくりランキング」作成。読売新聞で紹介。
9月:大須30番第1地区市街地再開発組合設立。コンサルタントとして参画。
井沢が市民の景観意識のリトマス紙世界のマクドナルドを紹介するホーム
ページを作成。姉妹ホームページとして世界のカフェテラスのページも。
10月:「世界のマクドナルド」が東海なびインターネットコンテストで最優秀賞を受賞。
11月:やきもの産地 交流・連携 推進協議会による「やきもの産地交流モニター
事業」の成果を報告する記念シンポジウムを開催。事務局を支援。
愛知住まい・まちづくりコンサルタント協議会の創立1周年記念シンポ
ジウム開催。シンポの企画及び事務局を担当。
井沢が白壁アカデミアのホームページを作成。
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◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ サッポロビール名古屋工場跡地の再開発事業企画提案が始まる ○
名古屋の都心部で多数のクレーンが立ち上がっている姿は、JRセントラルタワーズが
完成して以来、あまり見かけなくなった。それだけ建設投資が冷え込んでいる。そんな中
で標記の事業コンペが始まった。
当該地区周辺は、猿投山の伏流水が湧き出るため、吹上や古井の坂などの水に関わる地
名をとどめている。当該跡地は、この水を利用して、大正13年以来ビール生産75年の
歴史を刻む。名古屋都心栄から東南東へ1.6kmに位置し、ちょうどJR中央線と百米道
路の一つである若宮大通との交点にある。約8.4haの敷地規模を有し、都心近傍にこれ
だけの規模の開発可能用地は、笹島地区をはじめ、もはや数えられるほどしかない。
住宅・都市整備公団から都市基盤整備公団に改組してからの有数な事業であるため、新
しい事業スキームが導入されている。「整備計画共同企画方式」がそれである。公団の整
備方針を受けて出された企画提案のなかから共同開発事業者を選定し、共同で整備計画を
策定、その計画に基づき公団は基盤整備と賃貸住宅の供給(500戸〜)、事業者は施設
等を建設するものである。
二本の百米道路、若宮大通と久屋大通は名古屋のシンボルであり、久屋大通は名古屋都
心の顔としての役割を担っている。それに対し若宮大通は都市高速道路が走るものの(走
る故に?)、今ひとつ明確なイメージが沸かない。若宮大通の西端に整備予定の笹島地区
が、その東端に当該地区があり、その軸に大須や栄南、アミューズメント施設、白川公園
や鶴舞公園、大学などが接する。こんな地域の資源を生かして、どのようなイメージをこ
の若宮大通に描くことができるのか。そのために、約千戸の住宅に加えて、なんの都市機
能を付加できるのか。この「サッポロビール名古屋工場跡地」開発は、ちょうどオセロ
ゲームのコーナーを押さえる役割があるのではなかろうか。 (井沢)
* 都市基盤整備公団のサッポロビール名古屋工場跡地の概要や企画提案のため
の整備方針等の内容は、下記のホームページを参照
→http://www.udc.go.jp/chikusa
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◆おもしろ施設◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−
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○ なつかしのお茶碗に会える こども陶器博物館 KIDSLAND ○
多治見市旭が丘の多治見美濃焼卸センターをご存知でしょうか。美濃焼の流通システム
の合理化と近代化を図るために、昭和50年11月に営業をはじめた同一業種卸団地です。毎
年秋に開催される「美濃焼団地まつり」には、多くのやきものファンが詰め掛けます。大
きな倉庫や工場が広大な敷地(159.411u)に並ぶ様は圧巻なのですが、まつりの時以外
はなかなか訪れにくいイメージがありました。
そこで注目したい集客施設が昨年10月にオープンした「こども陶器博物館(愛称:キッ
ズランド)」です。陶磁器卸商社「金正陶器」が、自社商品のPRを兼ねて子どもたちに
やきものの魅力を伝えようと開設したこの施設は、建物は地上3階地下1階建て、常設展
示室には昭和から平成までに生産されたキャラクター食器など、子ども用の食器約800点
が展示され、地下ではウサギのミッフィーで知られる絵本作家ディック・ブルーナや五味
太郎の絵本原画を常設展示しています。そのほか、体験工房、ミュージアムショップ、カ
フェなどがあり、「森のカフェ」では、窓外の緑を楽しみながら若い女性にも大人気の
ミッフィーのティーセットでお茶をすることができます。金正陶器は、戦後にテレビアニ
メのキャラクターを使った陶器をほとんど一手に扱い、アニメキャラクターものでは全国
的に知られており、子どもから大人までかなりの見ごたえがある内容となっています。
(展示されている食器の中に、幼いころ使ったものを発見しました。)
入場料は大人のみ300円、一年間、家族で自由に利用できる会員制度(一年間500円)も
あります。新年の開館は6日(土曜日)からとのこと。日本の誇る美濃焼にふれる第一歩
として、訪れてみてはいかがでしょうか。
(竹内)
こども陶器博物館 KIDSLAND
〒507-0071 多治見市旭ヶ丘10-6-67
株式会社 金正陶器
(美濃焼卸センター内) TEL(0572)27-8038
FAX 27-8039
→http://www.kanesho.co.jp/
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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−mm@spacia.co.jp
へ
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)
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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・毎年、年末はラバダブの発送で一騒動。4回目でようやく軌道にのってきましたが、何
回チェックしても住所にミスがあったり…。ちゃんとお届けできたでしょうか?
・やはり、年末の原稿は集まりが悪く…。昨夜、催促のメールを送信したら、ちょうど同
じ時刻に原稿が送信されていました。20世紀を締めくくる珍事?
・インパクが始まりました。名古屋市のパビリオンのテーマが「まちづくり」というの
で、早速見学に行ってきました。名古屋のまちづくりとして「名古屋はこんな街を作ろ
うとしているんだ」というページの内容が都市景観賞の紹介だけというのは寂しい
けど、これから内容が増えていくのでしょうね。注目してみたいと思います。
→http://www.inpaku.go.jp/nagoya/index.html
・スペーシアの新年は5日が仕事はじめです。ただし、この日に有休をとれば8日まで
の連休に。この時に旅行を考えている者もいるのかな。
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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
ジンに掲載させていただきます。
メールマガジン投稿用アドレス mm@spacia.co.jp
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
http://www.spacia.co.jp/mm/index.htm
◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア 編集:石田
〒460-0034 名古屋市中区栄5-16-14 新東陽ビル5F
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URL http://www.spacia.co.jp/
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