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ドレスデンの都心部にカールシュタットという百貨店があります。ここでのマネキンの扱いが小憎らしい。エスカレーターに乗って下を見ると各階の吹き抜け沿いに二体のマネキンが並べられています。手すりに寄りかかるポーズはまさに人間らしく、後ろ姿だけではマネキンとはわかりません。どうしても前から見るとマネキンはマネキン顔をしています。しかし、若者二人のマネキンは表情がものすごく自然。日本の人形作家「与
勇輝」の人形の表情とよく似ています。あまりに自然すぎるので、遠くから見ると、まさに座っている女の子と若者二人は友達同士に見えてしまいます。日本の百貨店もマネキンの扱いを一工夫すればいいのに。 |
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補足で一つ
これもドレスデンのある店のショーウィンドウに飾られてあったマネキン二体。黒い下着をつけてストレッチ運動をしているから色っぽく見えます。同じマネキンを上記の百貨店でも見ましたが、そこでは普段着でストレッチをしていました。すなわち姿勢でなく、着ているもので大きく雰囲気がかわるのですね。 |
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