名古屋の都心部に隣接するところに、緑豊かな魅力的な空間が形成されている。特に、デイサービスセンターの庭は緑が豊富であり、廃材を用いた手づくりのよさがある。
社会福祉法人の理事長である河津さんが3つめの福祉施設をつくろうとされていた時に、いいものを作りたいと市内のいろんな施設を見て回り、気に入った施設(野並保育園)を設計した大久手計画工房に設計を依頼してできたという。1996(H8)年12月にデイサービスセンターが開設し、1998(H10)年4月にケアハウスが開設している。
○デイサービスセンター「西日置フラワー園」
木のぬくもりが感じられる施設で、ウッドデッキが建物と緑豊かな庭を結んでいる。露天風呂があるのも特徴。
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○ケアハウス「ほっとはっと」
ゆとりとやさしさにあふれた空間で、一人でも安心して楽しくすごせそう。内部だけみると木造建築のようで、木のぬくもりが会話をはずませてくれる。娯楽室や食堂、談話室など、共用空間が豊かであり、こちらにも木のテラスがある。豊かな共用空間にくらべると、居室が狭いのが残念(設置基準があるからか?)
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*写真は4月18日の内覧会の際に撮らせてもらったものである。 |