現在の位置:TOP>名古屋まちづくり紹介>まちづくりあれこれ>高島屋南地区第一種市街地再開発事業 「特定業務代行者及び参加組合員の募集」始まる WWW を検索 スペーシアサイト を検索

 

高島屋南地区第一種市街地再開発事業
 「特定業務代行者及び参加組合員の募集」始まる

 高島屋南地区では、平成26年10月に高島屋南市街地再開発組合が設立された。その後、組合活動を進める中で、都市計画決定の段階で同意が得られず施行区域外となった権利者の一部から、事業参画を希望する声があがった。
 組合では、施行区域周辺の権利者との調整に入り、多くの権利者の承諾を得て、施行区域を現状の0.7haから0.9haに拡大する方針を平成27年3月の臨時総会で決議した。今後、都市計画決定や事業計画の変更により正式に施行区域が決定されれば、敷地は、形状がほぼ整形になり、面積が約4,400m2から約6,500m2(地区の北側に隣接する岐阜島屋の敷地面積の約1.5倍)に拡大することになり、柳ケ瀬地区の一層の活性化に繋がり、民間事業者が参画しやすい計画の立案が可能となる。
 そこで、組合は、施行区域拡大を前提に、民間事業者の専門的な知識・経験・ノウハウを活用し、事業を推進するため、「高島屋南地区第一種市街地再開発事業 特定業務代行者及び参加組合員の選定募集要項」を公表し、さる5月14日より募集を開始した。
 募集では、一部商業床等を含む保留床の最終処分責任を負い、組合業務の一部である設計施工等を一貫して代行する特定業務代行者と、住宅保留床等を取得する参加組合員等のグループを事業提案競技方式により選定することとしている。
 選定が順調に進めば、9月には高島屋南地区第一種市街地再開発事業を支援する民間事業者が決定することになる。民間事業者の参加により、長年にわたり進められてきた本地区の事業がこれまでに増して大きな成果があがることに期待したい。

(2015.6.9/浅野 泰樹)