10月29日(土)、名古屋市主催のこのワークショップに関わらせていただきました。この ワークショップでは、あらかじめ4つのテーマ「賑わい・憩い」「景観・歴史」「緑・水」「移動・バリアフリー」を設定して参加者を募集し、それぞれのテーマについて久屋大通を北側、南側の2つに分け、計8つのグループに分かれて検討を行いました。8つのうち5つのグループの進行は、市民参加型活動が今後も継続されることを狙ってまちづくりNPO等に協力を依頼した結果、NPO法人プラスまちづくりとNPO法人ひとにやさしいまちづくりネットワーク・東海の協力を得て実施しました。また、ワークショップに合わせて、専門的な意見の集約を目的として、名古屋周辺の7つの大学研究室から久屋大通の将来像についての模型提案もしていただきました。
当日は、事前に申込された70人余りのワークショップ参加者に加え、7つの大学研究室から6名の先生と、50人余りの学生の方々にも会場に来ていただきました。午前中にフィールドワーク、午後には意見交換及び発表、大学研研究室の模型提案の発表もありました。発表の時間には河村名古屋市長が駆けつけ、市長の前で各大学のプレゼンと8つのグループの意見発表が行われました。年齢も職業も様々な方々が参加し、意見交換をしたことで有意義な時間だったのではないかと思われます。また、例えば久屋大通公園全体が道路によって分断されていることについて、問題だという意見もあれば、逆に分かれていることメリットを捉えて広場ごとにテーマを変えて特色を出せるのではないかという意見もあるように、一つのことを見る場合にも人によって違った意見もあるということを認識できたと思われます。また、大学研究室の提案は多様な視点からバラエティに富んだ提案がされ、参加者の方々にも大いに刺激になったと思われます。このワークショップに参加されたみなさま、どうもありがとうございました。
この「栄の魅力向上を考える」一連の事業では、提案していただいた模型の展示を11月20日まで行っています。また、ワークショップとは別に、将来像に向けた「アイデア募集」も11月30日まで実施しています。こうした貴重な意見をとりまとめに活かしていきたいと考えています。これらの情報は、ホームページ(http://www.hisaya758.com/)、ツイッター「hisaya758」、フェイスブック「久屋大通の将来像を考える」を活用して情報発信していきます。そちらの方もご覧いただけたら幸いです。
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