岐阜市のJR駅前で問屋町西部南街区市街地再開発組合が市街地再開発事業により整備を進めている超高層複合ビル(商業・業務・ホテル・住宅・駐車場等)は、2010年1月の起工式からほぼ1年、工事も順調に進み、その名称が「岐阜スカイウイング37」として正式決定された。
昨年7月から8月に公募した結果、全国から3,080件の応募(内訳は岐阜市内18%、県内7%、県外75%)があった。組合内部組織での一次審査により55作品に絞られた後、学識経験者を含む選定委員会による第二次審査を経て、昨年暮れに開催された組合の臨時総会で承認された。
「スカイ」は空に届きそうな高層東棟を示し、「ウイング」は未来に向かって羽ばたくイメージがあり、また西棟のビル形状をも表していることから、3棟構成のビル総称としてふさわしく、「岐阜」は全国への情報発信が可能となり、「37」は施設規模を示していることが評価され、決定理由となった。
平成24年秋には、大空に羽ばたく鳥と岐阜市の発展をイメージされたこの「岐阜スカイウイング37」が完成し、岐阜シティ・タワー43とツインビルを形成し、岐阜市の新たなシンボルとなることが期待されている。 |
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