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GIFUクラフトフェア

 2001年に川崎市の「しんゆりアート市※」をメルマガで紹介したが、近年では、同様なイベントが全国各地で行われるようになった。当社が市街地再開発事業を推進している岐阜市でも9月18日、19日の2日間にわたって、JR岐阜駅高架下のアクティブGの2階・3階及び駅構内1階で「10th GIFUクラフトフェア」が開催された。アクティブGでの開催は、今年で7回目である。再開発ビル・岐阜シティ・タワー43の完成(2007年10月)を契機にアクティブG、JRや再開発ビル管理会社で設立した「JR岐阜駅周辺施設連絡協議会」が共催し、近年は駅前活性化の一環としての取り組みを強めている。
 出店者は岐阜・愛知からの参加が中心であるが、東京や大阪、京都からの出店もあり、広いとは言えない店内通路に165ブースが連なり、大変多くの人々で混雑していた。年々、出店者が増え、岐阜のイベントとして市民に定着してきているようである。
 昨年は、整備された駅前デッキを活用していたが、今回は施設内部での開催となった。天気に左右される屋外での開催は難しい面もあるが、しんゆりアート市のようにデッキの活用により、
駅前地区の賑わいを演出したい。また、市民参加型のブースが若干見られたが、アクティブGや岐阜シティ・タワー43に文化教室等があることから、もっと積極的に市民がクラフト製作等に参加して直接ふれあうことのできる仕掛けも是非欲しいものである。
 JR岐阜駅前は、来年8月に問屋町西部南街区市街地再開発事業によりアパレル・商業・業務・ホテルからなる岐阜スカイウイング37が完成し、また新たな拠点が誕生する。
駅前地区の再生・活性化のため、ハード面の整備に加え、GIFUクラフトフェアをはじめ、ハードと関連する多様なソフト事業が展開・充実され、市民に支持され、定着していくことを期待したい。

gifuクラフトフェア


gifuクラフトフェア

(2011.10.10/浅野泰樹)
※ しんゆりアート市;http://www.spacia.co.jp/Mati/sisatu/2001/sinyuri/index.htm