例年の初詣は、熱田神宮や大須観音など名古屋市内で済ませるが、今年は少し足を延ばして伊勢神宮に出かけた。子どもがまだ小さいため神宮へ向かう自動車の渋滞を覚悟してマイカーで移動したが、幸い近くの県営サンアリーナの臨時駐車場から出ているシャトルバスを利用したことにより、目的地まで渋滞によるストレスをほとんど感じずに移動することができた。
この「パーク&バスライド」による取り組みは、毎年40万人の初詣客が訪れる伊勢神宮周辺や二見浦周辺の交通渋滞緩和を目指して数年前から導入されたものである。今回の年末年始では、大晦日の夜と1月1〜4日にかけて、県営サンアリーナの駐車場約3300台分を確保し、駐車整理料1000円支払えば伊勢神宮の内宮、外宮、二見浦行のシャトルバス(無料)を利用できる。なお、1月10〜12日の3連休には県営サンアリーナの駐車場1900台分を確保して、駐車整理料・シャトルバス運賃とも無料で内宮へのみ運行する。
昨年から、業務でも日々の暮らしでも交通エコライフを意識していたが、新年早々「パーク&バスライド」を利用し、公共交通が利用しにくいところでも工夫次第でマイカーの流入抑制を図れることを実感した。
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