瀬戸市の南西部の本地地区では、国土交通省の「多様な主体の参加と連携による活力ある地域づくりモデル事業」の指定を受け、魅力あるまちづくりを進めていくための計画づくりが行われています。
地元でまちづくりを行っている本地の将来を考える会を始め、地元の自治会、PTA、老人会といった地域の多様な組織と連携を図り活力のある地域を作ろうと「プロジェクト本地21」の組織の結成が行われました。
その第一歩として、7月14日にタウンウォッチングが開催されました。具体的には、五つのエリアに分かれて通学路の位置などを確認しながら実際のまちの現況を見てまわりました。8月9日に、そこに住んでいる人たちの視点により、地域の課題や今後残したいものについて議論が行われたところです。今後は、住んでいる人たちとタウンウォッチングの参加者とともに、今までの課題や議論をもとに実際の計画づくりが進められる予定です。
この多様な主体と参加と連携による活力ある地域づくりは、まさしく自分たちが課題を手探りで探しながら、そこから自分だけでは解決できない問題の解決を図るというものです。この計画づくりをきっかけに、今までまちづくりに関心のなかった人も新たなまちづくりの担い手として育ってもらえるのではないでしょうか。そして、この計画づくりが、一過性のものではなく、新たな活力を育み続けることができるような仕組みとなって、地域に根づくものになるのではないかと今後注目していきたいと思っています。 |
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