地元の人々が計画づくりに熱心に取り組み、スペーシアがそのお手伝いをさせていただいた、稲荷公園(愛称:夢ランド)が完成しました。3月4日に地元主催で盛大な式典とイベントを行う予定をしていました(イベントのご案内)が、残念ながら雨。コミセンで式典のみをかなり縮小して実施しました。それでも、計画づくりに関わった地元の人々、小学生、市役所、大学関係など多くの人々が集まりました。
市役所及び西築地小学校校長先生からの挨拶や、子ども達の感謝の言葉があり、スペーシアは造園業者の方々とともに、地元から感謝状を送っていただきました。いろいろ準備していたイベントの企画はほとんどできませんでしたが、タイムカプセルに埋める手紙を書いたり、つきたての餅を食べたりしました。
トイレ工事が一部残っていたり、タイムカプセルを埋める穴が空いていたりして、まだ完全ではありませんが、雨がやんだ後、早速、子ども達は自分たちが選んで取り入れたいろいろな遊具で遊んでいました。どろんこ遊びのできる砂場や車いすの方も遊べるような配慮など、いろんなアイデアがつまった公園です。
もりだくさんすぎた印象もありますが、市役所の方いわく「30年間、公園づくりに取り組んでいるが、こんなに地元の方々が熱心に取り組まれた公園は初めて」。公園の管理は学区全体で愛護会を作って行うということです。
地元の人々に利用され、愛される公園になることを願っています。
夢塾21のとりくみの経緯はこちら
オープニング式典では小学生の楽器演奏も
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つきたての餅をほおばる
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式典の行われた西築地コミュニティセンター
こちらも2月18日にオープンしたばかり
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タイムカプセルに埋める手紙を書く早川さん(右)。
左は15年後、宛先不明で戻ってきても
対応できるようにコミセンの住所の
はんこを押す木村さん
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スペーシアがいただいた感謝状 |
式典終了時には雨もやんで…。公園の全景。広場を海にみたて、小山が岸壁。
そこに船の遊具がある。
右にある木の塀はイベントのために、子ども達に書いてもらった絵を掲示するため準備していたもの。
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遊具を組み合わせ、船の形をつくっている。
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小学校の授業として行われた遊具選びで
1番人気だった
「波乗り」。東海地方ではじめて、
全国でも7番目とか。
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トイレの壁に子ども達のよる絵画コンクールの絵の
一部を絵タイルにしてはめ込んだ。全部で166枚。
4年前にはこんなことまでは想定していなかったが…。
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東港中学校の美術部によるデザイン。 |
どろんこ遊びのできる砂場。
ハンドルを回すと水がでてくる。
左から車いすでも近づくことが可能。
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右にあるのは車いすでも遊べる砂場。
近くの水飲み場
から
ホースで水をひっぱて来て遊ぶこともできる。
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車いすの人も見やすい花壇。
入口のところに2カ所ある。
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掃除道具入れ。壁は掲示板ともなる。
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みんなで創った絵タイルが埋め込んである。 |
公園の入口。段差を解消している。
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タイムカプセルを埋めるために準備していた穴。
ホームベースともなる印の下に埋める。
15年後の西築地学区100周年で開封する予定。
タイムカプセルの壺は地域の方が陶器で作成されたもの。 |
公園整備にあわせて実施された周辺道路の整備。
路上駐車を防止し、車のスピードを落とすために
イメージハンプを設けている。
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