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動き始めた勝川駅北地区再開発第2弾

 春日井市JR中央線勝川駅を挟む南北の地域では、市西部の中心拠点・副次核の整備をめざして、各種の事業手法等を活用した総合的まちづくりが進められ、地区が大きく変わろうとしている。駅南では、土地区画整理事業による立体換地ビルの建設と住環境整備の事業が、駅北では、土地区画整理事業と市街地再開発事業の同時施行のまちづくりが進められている。
 駅北地区では、平成2年に6街区の権利者が再開発準備組合を設立。そのうち1街区は、平成8年に分離独立して本組合を設立、平成11年に宿泊施設を中心とする施設建築物の工事を完了し、ホテルプラザ勝川としてオープンしている。
 土地区画整理事業が収束をむかえつつある中で、残る5街区(現在は6街区)でも、事業が本格的に動き始めている。駅北の都市計画道路鳥居松線北の3街区を勝川地区、同線南の3街区を松新地区として、2つの市街地再開発事業の都市計画決定が手続中で、12月末には決定の告示の予定である。勝川地区では、延床面積約3.9万u、商業、教育施設、住宅、駐車場が、松新地区では、延床面積約3万u、商業・業務、住宅、駐車場が計画されている。また、これらの施設は、公共デッキで結ばれる。
 現在、2地区では、権利者組織の強化・充実と事業推進協力者や事業コンサルタントの導入が図られ、市の支援・協力も加わった事業推進体制が確立した。平成14年度早期の本組合設立をめざして、事業細部の詰めの作業が急がれている。
壮大な計画であるが、平成17年(2005年)には、豊田・小牧市に次いで、県下有数の市街地再開発事業を面的整備としたまちづくりが実現することになる。






(2001.12.3/浅野泰樹)