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いま、犬山の城下町が熱い!

 愛知県の最北端に位置する犬山市は、国宝である犬山城の城下町として発展してきました。市の西部は濃尾平野の一部をなし、東部は丘陵地となっています。明治村、日本モンキーパーク、リトルワールド、北側を流れる木曽川での鵜飼いやライン下りなど、愛知県有数の観光地でもあります。

 城下町は市の玄関口である犬山駅の西側に広がっていますが、基盤整備が遅れ、駅前にあったショッピングセンター(ユニー)が閉店し、かつての活気が失われてきています。全国的に中心市街地の活性化が大きな課題となっていますが、犬山では手を着けられることから始めようと行政と住民が協同して、ユニーの跡地を活用したチャレンジショップ、城下町の一地区余坂木戸口にあるポケットパークを考えるワークショップ、町屋を使ったコンサートなどソフト面を中心に活動を行っています。この中でチャレンジショップは商工会の事業ですが、居酒屋・軽食の飲食店、漬け物店、おかず、婦人服衣料店、ボランティアサークルなどの10店舗が入り、「ちょこっとランド」という愛称がついて賑わっています。

 今年度、縁あって犬山のまちづくりの一端に関わることになり、これらの活動に関わっている地元の方々と毎月顔を合わせることになりましたが、年齢・職業など顔ぶれが多彩で今後の動向が楽しみです。


チャレンジショップ

犬山の城下町

(2000.9.13/浅野 健)