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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第63号]2002/12/2
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 486−−□

 スペーシア・メールマガジンの第63号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・有資格者ボランティア(建築系実務経験者) 募集 
  ◆名古屋まちづくり情報◆
   ・やきものの街で創るわたしたちのコミュニケーション 「土弾き」   
  ◆図書紹介◆
   ・まちづくりロマン/亀地 宏 著 
  ◆読者の声◆
 ◆コラム◆
   ・携帯電話     
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 有資格者ボランティア(建築系実務経験者) 募集 ○

地域で支え合おう!
〜簡易耐震診断と家具の転倒防止
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[ 主催 ]
東山学区福祉推進協議会
[ 企画・運営 ]
特定非営利活動法人 レスキュー・ストックヤード


■対象家屋は東山学区(名古屋市千種区)全体で100世帯を予定。
(11月21日現在、
おおむね、希望世帯数が目標世帯数に近づいているとのこと)

■学区内の【災害時要援護者世帯】を中心に、簡単な耐震診断
(簡易耐震診断)と寝室の家具の移動または家具の転倒防止を
お手伝いしていただける方を募集します。

12月7日(土)13:00から17:00
(※12:30東山小学校体育館集合)

■4人一組(主催側で決定)(←内訳は、一般ボランティア3名+有資格者ボラン
ティア1名)で、
2軒づつ担当し、依頼者立ち会いのもと、「広報なごや 8月号」に掲載された簡易
耐震診断
および、寝室の家具の移動または家具の転倒防止作業を行います。

■ボランティア募集規模は
一般ボランティア(中学生以上)150名
有資格者ボランティア(建築工等) 50名
という大掛かりなもの。
しかも、11月21日現在、一般はおおむね足りているが、
有資格者が目標数に20名ほど不足とのことです)

■参加条件
以下の講習会(いずれか1日)に参加できる方
(ただし、情報発信・受信の時期が遅れているため、この条件に関しては
もし、都合が付かない場合には、別途考慮するとのこと。
詳しくは個別、【ふたむら JZK00776@nifty.ne.jp 】までご連絡下さい。)

特定非営利活動法人 レスキュー・ストックヤードのページ
http://www.rsy.npo-jp.net/

〜人にやさしい街づくりアドバイザーの二村嘉一さんより情報提供いただきました〜

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 ◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○やきものの街で創るわたしたちのコミュニケーション 「土弾き」(つちはじき)○

 美濃焼産地で取り組まれている陶磁器食器の再生「器から器へ」はかなり周知されるよ
うになり、全国に回収拠点も増加しつつあります。そんな中でこの再生粘土を利用し食器
だけでなく、手づくりの楽器をつくる活動が始まっています。消費者から回収した不用食
器を再資源化した粘土で、子どもたちが土の楽器をつくり、演奏家とともに合奏をすると
いう、楽しい取り組み「土弾き(つちはじき)」は、企業と学校・地域・行政のコラボ
レーションとして、また、やきもののまちならではの新しいコミュニケーションの創造と
して、注目されています。

 製品化はまだされていませんが、たじみ創造館を会場に、今年8月に楽器製作イベント
を行い、10月には焼成イベントと、演奏ワークショップを行いました。土を練る楽しさ、
やわらかな土の響きに子どもたちは興味津々でイベントは大盛況となりました。

 みなさんの地域でもぜひ、地域活動や総合学習に取り入れてみませんか?詳しいお問い
合わせはこちらまで gl21@spacia.co.jp

 この活動は、第9回国際陶磁器フェスティバルで、見事、陶磁器デザイン部門審査賞特
別賞(タピオ・ウリヴィーカリ)を受賞しました。「不用食器の役立ち・・・REPROD
UCTION 土はじき」が作品名です。
http://www.icfmino.com/exhibition/6th_2.html
                                 (竹内 郁)

→ホームページに写真を掲載しています。
 http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/tuchihajiki.htm

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 ◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ まちづくりロマン/亀地 宏 著 ○ 
                           学芸出版社/2002.6.20発行

 まちづくりの分野でも有名なまちがあり、有名な人がいる。全国から多くの人々が視察
に訪れるまちがある。この本で紹介されている10のまちもそんなまちのひとつだ。柳川の
広松氏、内子の岡田氏、阿波の井原氏、大和町の金子氏など、他の書籍でも紹介されて有
名人だが、その姿が生き生きと紹介されており、そこにはまさにロマンというにふさわし
い物語が展開されている。
 著者は新聞記者であり、「まちづくりの取材というものはいつも戦いそのものだったと
思う」とはじめにで記している。そして「みなさんにも視察ではなくて取材をしてほし
い」という。「これからまちづくりに取り組もうとしている人にとっては現場を見て、担
当者から説明を受けるくらいの視察ではほとんど役にたたない。できあがったものを見た
だけでは、つくり方まではわからないのと同じである。」
 本書では、まちづくりの発端を見極め、逆境にあえぐ中で、どのように最初の一歩を踏
み出し、先進地への道を開いたかを示している。現状だけをみると、その素晴らしさが目
につき、「とてもそこまではできない」と思ってしまうが、はじめはごくありふれたまち
だったのだ。
 読み物としても興味深いが、まちづくりに取り組むものにとっての視点を与えてくれる
という意味でも興味深い本である。     (石田 富男)

→ホームページに表紙の画像を掲載しています。
http://www.spacia.co.jp/Mati/tosyo/roman.htm

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介− mm@spacia.co.jpへ
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 (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします) 

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 ◆コラム◆ 
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○ 携帯電話 ○

 2年間活用してきた携帯電話が故障し、修理に7〜8千円かかるというので、その口車
に乗って、電話番号継続で買い替えた。2年も経つと、液晶画面の白黒がカラーに、CC
Dカメラが付き、アンテナも無くなるなど、携帯電話も大きく進化している。旧も新も、
電話だけでなく、メールもできるし、スケジュール管理もできる。電話帳も付いている。
新では、音楽も聴けるし、画像・映像も送れるし、各種データを記憶媒体に移すこともで
きる。問題は文字入力である。大量文章を片手親指で入力するには手間であり、炎症が起
こりそうだ。いずれ音声入力が主流になるかもしれない。それなら直接電話をかければい
いではないか、ということになるが、文字情報と音声情報では情報の質が違うのである。
 それはさておき、メーカーと機種を替えると、操作方法が異なるため、いちいち覚え直
さなければならない。これが結構面倒である。老化現象をチェックするうえで、買い換え
行為は有効な尺度になる。面倒臭くなると、老化しているというモノサシである。
 スケジュール表は発売年から2099年まで管理できる(新も旧も発売年から2099年12月31
日まであることを確かめた)。カレンダー機能だけなら、9999年12月まで表示できる携帯
電話があるが、それはスケジュール管理が当日から1年間のみであった。いずれにせよ、
これだけあってもどう使うのか。まず、本人は生きていない、あたりまえだが携帯電話が
そこまで保たない、祝日もカレンダーに入っているが、将来も同じ祝日のままであるとい
うことはない、等々問題がある。
 面白い使い方を考えようとしたが、名案が浮かばない。そこで癪だから、2099年9月30
日に「147歳の誕生日」と入れておいた。  (井澤知旦)

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・H主任研究員の結婚式がありました。ひさしぶりに白いネクタイをつけました。
・昨年はNYテロの影響で中止されてしまった名古屋都市センターの海外視察。今年は
 ヨーロッパ視察にA主任研究員が参加。新年のラバダブで報告予定です。

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
 できればと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガ
 ジンに掲載させていただきます。
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(株)都市研究所スペーシア  編集:石田
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