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スペーシア・メールマガジン(隔週発行予定)    □[第335号]2013/5/13□  □配信数 810□

スペーシア・メールマガジンの第335号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。

<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
  ・「ITSあいち県民フォーラム2013」の参加者 募集中
  ・愛知住まい・まちづくりコンサルタント協議会 総会記念講演会
   堀川まちづくりのこれから〜歴史の交差点・納屋橋100年を迎えて〜
  ◆図書紹介◆
  ・あの日からの建築 集英社新書 伊東豊雄 著
  ◆読者の声◆
  ◆スペーシアのこの頃◆

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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○「ITSあいち県民フォーラム2013」の参加者 募集中○

 カーナビやETCなど、最先端の情報通信技術により人やクル マの移動を支援する
ITS(高度道路交通システム)。愛知県では、「ITSを活用した安全で快適な地域づくり」を
目指しており、愛知県ITS推進協議会(会長:愛知県知事、事務局:愛知県地域振興部
交通対策課)を中心に、ITSの普及啓発活動や導入促進に向けた各種取組を行って
います。
  こうした取組の一環として、地域におけるこれからのITS活用策について、具体的な
事例により分かりやすく紹介する「ITSあいち県民フォーラム2013」を下記のとおり開催
します。

日時:平成25年5月24日(金) 午後1時30分から午後4時30分まで

場所:ホテル名古屋ガーデンパレス 3階 栄の間
    (名古屋市中区錦3−11−13)

テーマ:地域におけるこれからのITS活用策
<講演>
演 題:「草の根ITSの推進 〜高知で進める地域ITS〜」
講 師:高知工科大学地域連携機構連携研究センター教授
     熊谷 靖彦(くまがい やすひこ)氏
<事例報告>
  1 「カーナビデータを活用した交通安全対策」
   埼玉県県土整備部道路政策課副課長 野呂瀬 貞隆(のろせ さだたか)氏
  2 「山梨県甲州市におけるオンデマンドバスシステム」
   山梨県甲州市市民課長 飯嶋 喜志男(いいじま きしお)氏

主催:愛知県ITS推進協議会
協賛:情報通信月間推進協議会(情報通信月間行事)

参加費:無料(どなたでも参加できます)
定員:110名(先着順)

申込方法:
参加者全員の氏名、代表者の連絡先、「ITSあいち県民フォーラム2013参加希
望」と明記の上、5月17日(金)まで(必着)に、郵送、FAX、電子メールのいず
れかでお申し込みください。
申込人数が定員を超え、ご参加いただけない場合のみご連絡を差し上げます。
ご参加いただける場合には、改めてご連絡はいたしません。

申込み・問合せ先:愛知県ITS推進協議会事務局
          (愛知県地域振興部交通対策課内)
  〒460−8501 名古屋市中区三の丸3−1−2
  電話 052−954−6125
  FAX 052−961−3248
  E-mail kj-san1@pref.aichi.lg.jp

URL:http://www.pref.aichi.jp/0000060636.html

〜愛知県交通対策課・竹澤様より情報提供いただきました〜

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○愛知住まい・まちづくりコンサルタント協議会 総会記念講演会○  
  堀川まちづくりのこれから〜歴史の交差点・納屋橋100年を迎えて〜
                         (参加費無料)

 納屋橋は、かつて物流や舟運で尾張名古屋の基軸であった堀川に開削当時から
架けられた「堀川七橋」の一つで、現在の納屋橋は大正2年(1913年)に鋼製アーチ橋
として架橋され、平成25年に架橋100年を迎えます。
今回の基調講演では、堀川とまちのつながりを改めて見つめ直し、これからの堀川の
街づくりについて考えるとともに、納屋橋100年を契機に進められる取り組みについて
ご紹介いただきます。
  ご関心のある方はどなたでもご参加ください。

日時:平成25年5月30日(木)15:00〜16:30
講師:水津功氏(愛知県立芸術大学美術学部准教授)
    丹坂和弘氏(レトロ納屋橋100年実行委員会)
会場:名古屋都市センター11Fホール
定員:100名 
申込:氏名、所属、電話番号、FAX番号を記載の上、
    FAXかメールで事務局へお送り下さい。
    愛知住まい・まちづくりコンサルタント協議会事務局
(株)都市造形研究所 担当:細井
FAX/052-972-6832
email/info@toshizoukei.co.jp

〜スペーシア・浅野健〜

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◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−
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○あの日からの建築 集英社新書 伊東豊雄 著○

 書名の「あの日」とは、東日本大震災のことである。世界的な建築家である伊東豊雄氏は
あの震災以降、建築に対する考え方が大きく変わったという。彼は東北の被災地に足しげく
通い、建築家として何かできることはないかと思いを巡らした結果、「みんなの家」という
何の変哲もない集会所を建設するプロジェクトを思いつく。その活動は他の建築家も
巻き込みながら発展していき、仮設住宅の村々に集会施設が建設されていくことになる。
その一連の活動は、2012年のヴェネチア・ビエンナーレという国際的な建築展で金獅子賞を
受賞するほどの評価を受けることになるのだが、「みんなの家」という建築には建築デザイナー
として世界的に高く評価されてきた伊東豊雄氏の個人的な表現は見当たらない。あるのは
被災地の人々と心をひとつにしてつくり上げたというプロセスだけだと言っていい。だからこそ、
「これからの建築を考える第一歩があるのだ」と彼は宣言している。
  その背景にある思いを、彼の建築作品を通して語っているのが本書である。
  彼は、現代の建築家が個性を売りに評価を上げることで仕事を得ている状況を、「資本
主義の道具に成り下がっている」と指摘する。それゆえ、自治体から敬遠され、公共的な
仕事にめぐまれないため、ますます社会から離れた存在となっているという。結果的に、
東日本大震災のような国の一大事でも、復興計画の作成で建築家にはお声が掛からない
という存在になってしまったのである。これからの建築には建築家個人による個人的な
表現に終わる事のない「個を超えた個に行き着く」必要があるのだという。「みんなの家」は、
ある意味「地域の人々に完全に理解される建築」として建設できたことが、「あの日からの
建築」の第一歩となる予感があると語っている。
(堀内 研自)

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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・5月は様々なところで総会が開かれます。まちのトピックでも紹介しているように、
  弊社が所属している愛知住まい・まちづくりコンサルタント協議会では、
  5月30日(木)の総会後に「納屋橋100年」をテーマにした記念講演会を予定しています。
  ぜひご参加ください。

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
  を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成できれ
  ばと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガジンに掲
  載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
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◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア 編集:浅野 健
  〒460-0008 名古屋市中区栄5-1-32 久屋ワイエスビル8階
   TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
   URL http://www.spacia.co.jp/
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