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スペーシア・メールマガジン(隔週発行予定)    □[第334号]2013/4/30□  □配信数 809□

スペーシア・メールマガジンの第334号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。

<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
  ・地域まちづくり活動助成(名古屋市)
  ◆住まい・まちづくりコラム◆
  ・施設のバリアフリー情報の発信に向けて その3
   「おもてなし愛知 観光バリアフリー情報ポータルサイト」の公開
  ◆読者の声◆
  ◆スペーシアのこの頃◆

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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○地域まちづくり活動助成(名古屋市)○

 名古屋市では、地域が主体となった特色あるまちづくりに取り組む地域まちづくりが
推進されています。
  こうした取り組みを広めるための「地域まちづくり活動助成」が募集されています。

募集期間:平成25年5月24日(金)まで
応募できる団体:
  1)規約、会則等を定め、自主的で継続的な地域まちづくり活動を行う団体であること
  2)市内在住者または在勤者10名以上で構成されている団体であること
  3)団体の活動等に要する経費の一部が、会費等助成金以外の財源を持って充当されて
   いること など
助成額:50万円以内
助成件数:4件程度

問合せ先:
  名古屋市住宅都市局まちづくり企画部まちづくり企画課地域まちづくり係
  電話番号:052-972-2938
  ファックス番号: 052-972-4162
  電子メールアドレス:a2938@jutakutoshi.city.nagoya.lg.jp

提出書類など応募についての詳細は名古屋市ホームページに掲載されています。
http://www.city.nagoya.jp/kurashi/category/2-8-2-0-0-0-0-0-0-0.html

〜スペーシア・浅野健〜

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◆住まい・まちづくりコラム◆
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○施設のバリアフリー情報の発信に向けて その3○
「おもてなし愛知 観光バリアフリー情報ポータルサイト」の公開

 スペーシアメールマガジンの324号と327号で紹介した「おもてなし愛知 観光バリアフリー
情報ポータルサイト」が今月4月1日に公開された。平成24年度「新しい公共支援事業
基金事業」の一つである、「新しい公共の場づくりのためのモデル事業」として採択され、
愛知県とNPO法人等が取り組んできたもので、中日新聞2013年4月11日の朝刊でも
取り上げられた。
  このページの目的は大きく2つある。1つは、県内観光施設のバリアフリー情報の文字通り
「ポータル=入口」となることである。車いすユーザーが昨年2012年7月から12月にかけて
82件も調査し、当事者目線で必要な情報を、写真と寸法、ピクトグラムを使って紹介している。
当事者自身が調査し、結果をまとめたことにより、高齢者や障害を持つ方々が不安なく
観光施設へ行けるよう、事前にパソコンや携帯電話等で検索できるページとなっている。
  もう一つの目的は、バリアフリー情報を自らの公式ホームページで発信する観光施設が
増えることである。このため、歴史資源、美術館・博物館、遊園地、庭園、宿泊といった
5つのジャンルについて1つずつモデル施設を選択し、詳しいバリアフリー情報をモデル的に
作成して掲載した。ポータルサイトが施設ごとの情報を1ページで整理しているのに対し、
詳しいバリアフリー情報のページでは「トイレ」「出入口」「エレベーター」「駐車場」などの
項目ごとにページを作成し、写真をできるだけ多く掲載するようにした。
  今後について、1つはポータルサイトの「お守」つまりバリアフリーの改善など変更が
あった場合に情報を更新し続けることと、もう一つはこの事業の成果を施設にフィード
バックして各施設の公式ホームページ上でバリアフリー情報を発信してもらうことにある。
特に後者は、一度施設の公式ホームページで利用案内=サービスの一つとしてバリアフリー
情報が提供されるようになれば、変更があった場合に施設担当者によりす ぐに情報更新が
可能となるし、来訪者にとっても施設にこうした情報があることがとても有効となるため、
今後特に力を入れる取り組みと考えられる。
  年度が平成25年度へと変わって、早速モデル施設への訪問を少しずつ進めており、
施設の実情(ホームページ更新の予算化、改修工事の進捗など)に応じて単にホーム
ページ上で情報発信するだけでなく、施設内のサイン計画やマップへの反映などへの
提案も始まっている。このような場に参加していると、ポータルサイトという具体的な成果が
見えることで施設の方の理解が早まっていると感じられる。
  地道な活動ではあるが、今後も動きがあればこのメールマガジンで紹介していきたい。
(浅野健)

・関連情報
愛知県の記者発表のページ
http://www.pref.aichi.jp/0000059919.html
おもてなし愛知観光バリアフリー情報ポータルサイト のページ
http://omotenashi-aichi.com/

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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・市外・県外からの来訪と思われる方から、名古屋の都心で道をたずねられることが
  たまにあります。名古屋の都心は碁盤の目状になっていて東西南北の方角が明確だと
  我々は思いがちですが、よく聞いてみると地下鉄の出口から出た時に方角を迷う方が
  多いようです。しかも、中にはスマートフォンを片手に現在位置を確認しながらも迷って
  しまう方もいます。情報技術の発達で出先での移動が便利になったとはいえ、人による
  対応は今後も重要なようです。(T.A)

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
  を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成できれ
  ばと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガジンに掲
  載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
◎バックナンバーはホームページに公開しています。
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◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア 編集:浅野 健
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