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スペーシア・メールマガジン(隔週発行予定) □[第303号]2012/2/13□    □配信数 796□

スペーシア・メールマガジンの第303号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。

<内容・目次>
 ◆まちのトピック◆
 ・あいちエコモビリティライフ実践促進モデル事業成果報告会
  〜あなたのまちで実践! エコ モビリティ ライフ〜
 ◆名古屋まちづくり情報◆
 ・郊外のまち 八事・南山/中部経済同友会
 ◆住まい・まちづくりコラム◆
 ・タワークレーンの降ろし方 〜岐阜スカイウイング37〜
 ◆読者の声◆
 ◆スペーシアのこの頃◆

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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○あいちエコモビリティライフ実践促進モデル事業成果報告会○
 〜あなたのまちで実践! エコ モビリティ ライフ〜

 愛知県では、「エコモビリティライフ」の普及・定着に向けて、今年度、県内の地域団体の
モデル的な取組を支援する「あいちエコモビリティライフ実践促進モデル事業」を実施して
います。事業の取組成果を広く県内で共有・活用するため、選定された4つの団体による
成果報告会を開催します。

■日時 平成24年3月15日(木) 午後2時〜午後4時30分
■場所 愛知芸術文化センター 12階 アートスペースA
     名古屋市東区東桜一丁目13番2号 
■内容
 1 各団体による成果報告
 (1)バスが広げる観光とバス活用レシピカード
  武豊町コミュニティバス利用促進友の会(武豊町)
 (2)まったり・発見南知多 〜海っ子バスお宝発見ツアー〜
  内海・山海まちづくり協議会「きずなの会」(南知多町)
 (3)西尾市幡豆郡三町合併記念ウォーキング しあわせウォーキング 〜わがまち再発見〜
  わがまち再発見隊(西尾市)
 (4)日本一の銀杏のまちが推進する人と環境にやさしい観光地づくり
  祖父江町商工会(稲沢市)
 
 2 「エコモビ」トークセッション
     〔テーマ〕あなたのまちで実践! エコ モビリティ ライフ
    コーディネーター:名城大学理工学部 松本 幸正 教授
    出演者:今年度を含めこれまでモデル事業を実施した団体

■主  催 愛知県・あいちエコモビリティライフ推進協議会
■定  員 180名(先着順)
■参 加 費 無料
■申込方法 住所、氏名、連絡先(電話番号・FAX番号・メールアドレスのいずれか)を
         ご記入のうえ、FAX、電子メール等でお申し込み下さい。
■申込期限 3月14日(月)(必着) 
■申込先・問合せ先
 スペーシア内「あいちエコモビリティライフ実践促進モデル事業成果報告会」事務局
 電話:052-242-3262 FAX:052-242-3261
 メールアドレス:ecomobi@spacia.co.jp

※参加証は発行しませんので、当日は受付でお名前をお申し出ください。
※案内チラシと参加申込書は、愛知県の「エコモビリティライフ」のページからダウンロードできます。
http://www.pref.aichi.jp/0000048019.html

〜スペーシア・浅野(健)、朝倉〜

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◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○郊外のまち 八事・南山/中部経済同友会○

 先日、中部経済同友会 文化の街づくり委員会の主催するまち歩きの企画をさせて
いただき、八事・南山周辺を訪れた。あまり八事・南山について知らなかったが、今回を
通じて魅力を再認識した。また、中部経済同友会は、中部地方の経済人が、経済の復興と
経済人の養成を目的に様々な活動している。
 今回のまち歩きは、昭和区でガイドボランティアの活動している「昭和区案内人クラブ」に
依頼し、ガイドしていただいた。八事・南山周辺は、興正寺の五重塔(国重要文化財)や
八勝館、南山学園ライネルス館、昭和美術館などが知られている。今回は、それ以外の
八事・南山周辺の魅力を紹介したいと思う。
 まず、八事の名前の由来であるが、八事の「八」は、岩をあらわし、「事」は、ごつごつ
→ごとごと→ごとで、八事になったと言われている。昔、八事村は広大な範囲を占め、
そこに於ける穀物の石高が多かった事から石坂の地名も残っている。興正寺は、境内を
東山と西山にわけることでき、東山は、学問・修行の場として、西山は、また人々の信仰の
拠り所として発展している。昔は、名古屋で山と言えば、興正寺のある八事山のことを
指しており、人気の観光地であったとされている。また、興正寺には、名古屋出身の
偉人の石碑などが残されており、太田三次郎(シーメンス事件)、大島君川(中部日本
書道連盟 会長)、豊竹ロ昇(義太夫)などの石碑や記念碑が残されている。また、境内に
様々な偉人の石碑などがあるのは非常に珍しいとのことである。
 また、興正寺の西側には、「センバツ・伝統の一戦の発祥地」である「山本球場」が
あった。山本球場は、大正11年(1922)に名古屋で最初の本格的球場として完成して
おり、収容人数は2000人であった。その2年後、現在の選抜高校野球(第1回全国選抜
中等学校野球大会)が開催されたが、その翌年からは、甲子園球場で開催されている。
場所が変更になった理由の1つとされているのは、当時、高校野球は西日本勢が強く、
東日本の高校から移動が少ない甲子園球場での開催を嫌がったとされており、中間の
地である名古屋 山本球場で開催されたようである。しかし、優勝が高松商業であった
ため、翌年から甲子園で開催されたと言われている。球場の記念碑には、第1回から
現在までの優勝校が記されている。さらには、昭和11年に伝統の一戦と言われる巨人
対阪神の第1戦が開催されている。写真にある記念碑の場所にホームベースがあった
ようである。現在は、取り壊されてマンションが建設されている。
 私自身、昭和区に住んでいるが、はじめて知ることが多くあった。住んでいるまちの
歴史などを調べる機会はないので、今回のまち歩きは非常に良い機会であった。また、
住んでいる場所や出身地の歴史など、人に伝えることができることの重要性を感じた。
いつかは自分もまちを案内したいものである。
(朝倉卓也)

昭和区案内人クラブ 問合せ先(昭和区役所)
http://www.city.nagoya.jp/showa/category/107-2-2-0-0-0-0-0-0-0.html

→ホームページに写真を掲載しています。
http://spacia.co.jp/Nagoya/arekore/2012/yagoto/

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◆住まい・まちづくりコラム◆
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○タワークレーンの降ろし方 〜岐阜スカイウイング37〜○

 JR岐阜駅前で問屋町西部南街区市街地再開発組合が市街地再開発事業により整備を
進めている「岐阜スカイウイング37」は、2010年1月の起工式から2年が経過し、工事も
順調に進んでいる。東棟、駐車場棟、西棟の3棟から構成され、特に37階の東棟は躯体
工事も完了間近で、遠くからでもその姿がよく見える。
 東棟の建設のためにタワークレーンが2基設置されていたが、そのうち1基の解体が
先週から始まった。超高層ビルの上から巨大なクレーンをどうやって降ろすのか疑問に
思った人も多いのではないかと思う。降ろし方には大きくわけて2つの方法がある。
ひとつはクレーンを徐々に小さくしていく方法である。
  1)解体したいクレーン(大クレーン)で、一回り小さなクレーン(中クレーン)の部材を
    吊りあげ、屋上に中クレーンを組み立てる。
  2)中クレーンを使って、解体した大クレーンの部材を地上に降ろす。
  3)これを繰り返し、クレーンを小さくしていく。
  4)最後は、小さなクレーンを手作業で解体し、エレベーターに載せて地上に降ろす。
 もうひとつは岐阜スカイウイング37で採用された方法で、クレーン自らが解体しながら
降りていくものである。
  1)クレーン本体が支柱に沿って5mほど降りる。
  2)上に突き出た支柱の部材を外して、クレーンで降ろす。
  3)これを繰り返し、クレーン本体が自力で地上付近まで降りる。
  4)最後は、地上にある別のクレーンを使ってクレーン本体の部材を降ろす。
 いずれの方法でも1週間から10日程度という短期間でタワークレーンは解体されるようだ。
完成が近づく高層ビルの建設現場を見る機会には、タワークレーンが降りる様子にも
注目していただければと思う。なお、岐阜スカイウイング37のもう1基のタワークレーンが
降ろされるのは4月上旬の予定である。
(山崎 崇)

→ホームページに写真を掲載しています。
http://www.spacia.co.jp/Topic/column/towercrane/

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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・先日、"スマホ"を誤って故障させてしまいました。電話帳などの大事なデータは何とか
 バックアップできたため、修理されてくるまでの間、代用機にデータを移して使用して
 います。スマホもPCもバックアップが大切だと身にしみました。(T.A)

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(株)都市研究所スペーシア 編集:浅野 健
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   URL http://www.spacia.co.jp/
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