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スペーシア・メールマガジン(隔週発行予定)  □[第279号]2011/3/14□    □配信数 773□


スペーシア・メールマガジンの第279号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。

<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
  ・都心楽会「シンポジウム・名古屋都心部の活かし方」
   「語りたくらNight・ナゴヤ」
  ◆図書紹介◆
  ・名古屋の喫茶店
  ・まちの居場所〜まちの居場所をみつける/つくる〜
  ◆読者の声◆
  ◆スペーシアのこの頃◆

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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 都心楽会「シンポジウム・名古屋都心部の活かし方」 ○
   「語りたくらNight・ナゴヤ」

人と出会い、ワクワク楽しい都心。
名古屋の都心がそんな魅力で一杯になるように、
情報交換と発信の場となる『都心(としん)楽会(がっかい)』をつくります。

■シンポジウム・名古屋都心部の活かし方

 都心提言研究会※が提案する将来の名古屋都心部の姿。
  その中の【交通、賑わい、公共空間活用】に注目し、まちの活かし方、見せ方、
  すすめ方について、あなたの考えを教えて下さい。一緒に話し合いましょう。

日程:平成23 年3 月24 日(木)14:30-17:00
場所:名古屋都市センター 11階ホール
ゲストコメンテータ
    名城大学理工学部建築学科准教授 生田京子さん
    株式会社共立総合研究所副社長 江口忍さん
    名古屋駅地区街づくり協議会事務局次長 藤井修さん
    栄ミナミ音楽祭実行委員会広報委員長 藤井英明さん
モデレータ:名古屋大学環境学研究科教授 森川高行さん
定員:80名 (50 音順)

※名古屋都市センターが事務局となり、2030 年の都市圏における名古屋
  及び都心部の役割とその実現に必要なこと等を検討しています

■語りたくらNight・ナゴヤ

 名古屋の今、旬なスポットってどこ?を調べました。
  意外な・お洒落な・なるほどと思う…そんな場所について、
  もっと知りたくありませんか。夜景の素敵な金山南ビルで
  一緒に語りたくリましょう。(参加費500 円・ドリンク付)

日時:平成23 年3 月25 日(金)18:00-19:30
場所:名古屋都市センター11 階 カフェ (スタンド形式)
発信者:名古屋工業大学准教授 北川啓介さん
     株式会社電通中部支社 原 佳宏さん 他
コーディネート:(株)都市研究所スペーシア 井澤知旦さん
定員:50名

申し込み:
@、Aのいずれを希望するか、住所、氏名(ふりがな)、電話番号、
件名に「都心楽会」を明記の上、E-mail 又はFAX でお申し込み下さい。
参加券は発行しませんので定員超過等によるお断りがなければ、
当日受付にお越しください。 申込期限H23.3.18(金)まで。

【送り先】名古屋都市センター 調査課
      TEL:678-2216(月曜休館)/FAX:678-2211
      http://www.nui.or.jp/

〜名古屋都市センターの井村美里さんから情報提供いただきました〜

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◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−
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○ 「名古屋の喫茶店」/大竹 敏之 著 ○
  リベラル社/2010年10月発行

 本の帯に「ナゴヤの喫茶文化をこの1冊に」と書かれている言葉通り、喫茶店ガイドブック
である。コメダ・支留比亜・コンパルの3大喫茶チェーンから老舗喫茶店、自家焙煎の
喫茶店など様々な種類の喫茶店が、店名の由来などの歴史や店主の想いなども含めて
紹介されている。また、ナゴヤ人にとってはおなじみだが、全国的には珍しい鉄板スパ・
小倉トースト・コーヒーぜんざいといった喫茶店メニューやモーニングサービスについても
取り上げられている。「喫茶店王国」とも呼ばれるほど喫茶店の多いナゴヤにおいて、
喫茶店は地元の人に愛されるだけでなく、ナゴヤを訪れる全国の人からも喫茶店メニューや
モーニングサービスは注目され、名古屋メシの重要なひとつのカテゴリーになっている
とのこと。確かに、関東在住の知人からは「コーヒー頼むとトーストとゆで卵がついてくるって
本当?」と聞かれることもあれば、関東に引っ越した友人からは「最近家の近くにコメダが
できて嬉しい」という声を聞いたこともあるので、やはりナゴヤには喫茶文化が根付いて
いるようだ。
  朝の時間帯にコーヒー1杯の値段で、トーストやゆで卵などのおまけがついてくるサービスで
あるため「モーニングサービス」が正式名称であるようだが、「モーニング」と省略するのが
一般的で、特に注文しなくてもおまけがついてくる店も少なくないように思う。そんなモーニングに
関して、この本では「モーニング発祥の地」としてまちづくりを進めている一宮市と、発祥地の
説もある豊橋市が紹介されている。この本では一世帯あたりの年間喫茶店代が1位で
あるとしかとり上げられていない岐阜市もモーニングの激戦地である。一宮市、豊橋市、
岐阜市にはおにぎりや味噌汁、茶碗蒸しなどという和食のモーニングも存在するそうだ。
コーヒーにあうのかどうか個人的には疑問があるが、おもてなしの心としては素晴らしい。
一読後、喫茶店に足を運びナゴヤの喫茶文化を体験していただきたいと思う。
(山崎 崇)

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○ まちの居場所〜まちの居場所をみつける/つくる〜/編著者 日本建築学会 ○ 
   東洋書店/2010年11月発行

 本書は、まちのなかで「居場所が増えたのか?」という疑問から生み出されている。
近年、核家族化・晩婚化・未婚化など多くの要因により、無縁社会という言葉が生まれる
ほど、人とのつながりが希薄になっている。しかし、そういった中、旧来からある地縁社会
とは別に、自然発生的に生まれている新しい「まちの居場所」が生まれている。その新しい
「まちの居場所」に着目し、古くからある「まちの居場所」と双方をまとめている。「まちの
居場所」を設立主体、主なサービス内容、立地情報、建物情報の4つから分類し、これから
取組もうとしている人たちへわかりやすく解説している。また、運営に関わっている人への
インタビューも掲載され、「まちの居場所」の魅力について迫っている。
  その一方で、業務でまちなかに「居場所づくり」といったテーマが掲げられる機会もある。
専門家として、これまでの公共施設でのハード的なサポートや計画段階だけでなく、事業の
計画段階から実施段階もサポートが必要になるとのことである。まちの居場所は、日常的な
社会の中で生まれるため、継続的にまちに関わることが必要で、まちのホームドクター的な
存在となることが求められる。そのためにも、地域を継続的にサポートしていけるあり方を
模索し、「まちの居場所」を1つでも生まれるように、サポートしていきたい。
(朝倉卓也)

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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・先週末に発生した東北地方太平洋沖地震の被害が明らかになりつつあり、
  あまりの広域的で多大な被害状況に、地震列島日本であることを再認識しました。
  被災地の復興を心から願っています。

・年度末の中、発行日が2日も遅くなってしまいました。申し訳ありません。

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  を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成できれ
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  載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
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(株)都市研究所スペーシア 編集:浅野 健
  〒460-0008 名古屋市中区栄5-1-32 久屋ワイエスビル8階
   TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
   URL http://www.spacia.co.jp/
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