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スペーシア・メールマガジン(隔週発行予定)    □[第276号]2011/1/31□ □配信数 771□


スペーシア・メールマガジンの第276号をお送りします。
名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。

<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
  ・『中部圏広域地方計画』エコ2×快適モビリティシンポジウム
  ・平成22年度「武将都市ナゴヤ」魅力発掘事業報告会
  ◆名古屋まちづくり情報◆
  ・有松の古民家再生プロジェクト
  ◆住まい・まちづくりコラム◆
  ・ご当地グルメマップ
  ◆読者の声◆
  ◆スペーシアのこの頃◆

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◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ 『中部圏広域地方計画』エコ2×快適モビリティシンポジウム ○

国土交通省中部地方整備局から広報の依頼をうけましたので、
情報提供させていただきます。
ご関心のある方の参加をお願いいたします。

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中部地方整備局では、環境負荷の低減を目指した環境先進
都市づくりに向けて検討を進めており、関係する方々を始め
多くの方々に知っていただくためにシンポジウムの開催を
以下のように予定しております。
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第1回:次世代モビリティと公共交通

【開催日時】2011年2月8日(火)午後1時30分〜4時45分
【開催場所】愛知県芸術文化センター12階 アートスペースA

【プログラム】
■基調講演
  テーマ:公共交通への次世代自動車導入の可能性
  講 師:伊豆原浩二氏(名古屋産業大学教授)

■パネルディスカッション
  テーマ:公共交通への次世代モビリティの導入にむけて
  パネリスト
   金田 隆司 氏(日本交通(株)営業統括課長)
   高森 長仁 氏(富山市都市整備部交通政策課長) 
   筒井 基好 氏(都タクシー(株)代表取締役社長)
   藤本 忠和 氏(松本電気鉄道(株)乗合運行課長)

*詳細は下記からちらしをダウンロードしてください。
  http://www.spacia.jp/110208.pdf

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第2回:次世代モビリティを活かした環境先進都市づくり

【開催日時】2011年3月2日(水) 午後1時30分〜4時50分
【開催場所】名古屋国際会議場2号館3階232・233

【プログラム】
■基調講演
  テーマ:「柏の葉キャンパスシティと環境先進都市づくり」
  講 師:赤坂 祐一郎 氏 三井不動産株式会社 柏の葉キャンパスシティプロジェクト推進部長

■パネルディスカッション
  テーマ 「次世代モビリティと環境先進都市づくり」
  《パネリスト》
   赤坂 祐一郎 氏 前掲 
   加藤 泰  氏 豊田市都市整備部 調整監 
   齋藤 将孝 氏 三菱自動車工業株式会社 EVビジネス本部EVビジネス開発部部長
   原田 さとみ 氏 エシカル・コーディネーター/タレント
  《コーディネーター》
   羽根田 英樹 氏 名古屋都市センター 上席調査研究統括監

*詳細は下記からちらしをダウンロードしてください。
  http://www.spacia.jp/110302.pdf

〜スペーシア・石田〜
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○ 平成22年度「武将都市ナゴヤ」魅力発掘事業報告会 ○

 名古屋観光コンベンションビューローは、名古屋ゆかりの武将や武家文化など、
歴史的な魅力を発掘し魅力ある観光資源にしようとする取組みを企画し実施する
新しいプロジェクトに助成を行う「武将都市ナゴヤ」魅力発掘事業を実施しています。
  今年度実施された3つのプロジェクトの事業実施者による報告と、まちづくりの
専門家である選定委員会委員を交えたパネルディスカッションが行われます。

1 開催日時  平成23年3月7日(月) 14:00〜16:00
2 開催場所  愛知県産業労働センター(ウインクあいち) 12階 1203会議室
           名古屋市中村区名駅4丁目4-38 電話: 052-571-6131

3 主  催  名古屋市、財団法人名古屋観光コンベンションビューロー

4 プログラム
  14:00〜 事業実施者報告
(1)名古屋の街道をゆく 〜出版・講演会・歩こう会で伝える武将都市ナゴヤの魅力〜
    (堀川文化を伝える会)
(2)「おみやげ町娘隊 〜売って、学んで、創る〜」 (おみやげ町娘隊実行委員会)
(3)「武将都市ナゴヤ 名古屋おもてなしバスツアー」 (名阪近鉄旅行株式会社)
  14:50〜 パネルディスカッション
  モデレーター 安田 文吉氏 (南山大学 人文学部日本文化学科教授)
  パネリスト  角本 伸晃氏 (椙山女学園大学 現代マネジメント学科教授)
         井澤 知旦氏 (株式会社 都市研究所スペーシア取締役会長)
         佐藤 久美氏 (英文情報誌 「アベニューズ」編集長)
         西 善一郎氏 (社団法人 日本旅行業協会 愛知地区会長)
5 参加費(定員)  無料(先着100名)
6 申込方法 参加申込書に必要事項をご記入の上、2月23日(水)までにファックスで申込
    
→名古屋観光コンベンションビューローのホームページ
  この報告会の情報が掲載され、参加申込書をダウンロードできます。
http://www.ncvb.or.jp/contents/

〜スペーシア・井澤〜

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◆名古屋まちづくり情報◆ −名古屋から情報発信−
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○ 有松の古民家再生プロジェクト ○

 先日、都市住宅学会中部支部の見学会で、有松地区の旧東海道沿いにある「中舛
竹田家」を改築してつくられた高齢者施設を訪れた。
  「中舛竹田家」は江戸末期の建物とみられ歴史ある建物であったが、老朽化もかなり
進んでいたことから、当初は、取り壊してアパートが建てられる予定であった。しかし、
一方で保存してもらいたいとの声もあり、この話を聞いた河村たかし市長から取り壊しの
直前にストップがかかり、一転して改築されることになった。以後、「古民家再生プロジェクト」
として管理会社や建設会社など民間事業者による協議が重ねられ、「中舛竹田家」は
デイケアサービスセンターに改築、新たに高優賃(中舛竹田荘)が敷地内に建築される
ことになった。改築ともなれば莫大な費用がかかるが、この点は市が有松まちなみ保存
ファンド募金を設置して寄付金が集められた。
  改築といっても、建物の老朽化が著しかったことから、一旦更地にし、再利用できる
部材のみを使用して、外観は江戸期の様式を再現するという形で再建築された。部材も
老朽化しており、残念ながら梁や建具などの一部しか再利用されていなかったが、天井の
仕上げ材がなく、梁などかつての部材をみることができる。二階建てを平屋にしたことで
天井も高く、気持ちのよい空間であった。
  今回新たに建てられた高優賃は、鉄筋2階建てであるが外観は和風仕様でつくられて
いる。既に入居が開始されているが、現時点での入居率は半分とのこと。高優賃は礼金が
取れないなどの理由から民間仲介業者にとっては扱いにくい物件のようで、自治体の
ホームページに案内が掲載されていても高齢者にとっては必ずしもよい方法とは言えず、
どのように高齢者へ周知するかというのも一つ大きな課題としてあるようだ。
  「中舛竹田家」周辺を歩いてみると、伝統的家屋もいくつか保存されよい雰囲気が
感じられたが、既に取り壊されて新しい現代風の建物が建ってしまっているところも
見受けられた。資金調達や維持管理方法など克服しなければいけない課題も多いが、
歴史的な建物が少しでも多く名古屋に残されていくことを願いたい。
(喜田祥子)

→ホームページに写真を掲載しています。
http://www.spacia.co.jp/Nagoya/arekore/2011/arimatsu/

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◆住まい・まちづくりコラム◆
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○ ご当地グルメマップ ○

 先日、飯田で「いいだ五平もち定食」のスタンプラリーをやっているのを見つけた。
南信州で昔から食べられていた郷土料理「五平もち」をもっとたくさんの人に食べて
もらおうと飯田観光協会がはじめたものだ。南信州に点在する14の店のうち5店舗で
五平もち定食を食べてスタンプを押し、応募すると賞品がもらえる。
  豊橋では「豊橋カレーうどん」のスタンプラリーの第2弾が行われている。観光コンベンション
協会が地域おこしのために新たに企画された商品で昨年4月に登場。市内の45店のうち
5店舗以上を集めると応募できる。パーフェクト賞まであり、結構話題になっている。
  B級グルメが話題となり、B-1グランプリは有名だ。東海3県では、各務原キムチ鍋、
奥美濃カレー(郡上市)、豊川いなり寿司、四日市とんてきの4団体が正会員となっており、
昨年秋には食べ歩きイベント「中日本B−1フェスタ」が岐阜県各務原市で開催されたという。
  まち歩きの楽しみとして地元の味は欠かせない。そんな時にあると便利なのが「ご当地
グルメマップ」。上記で紹介したものもそれぞれマップが作成され、食べ物の写真も掲載
されており楽しい。全国各地でマップが作成されているが、その中でも「捨てられないマップ」と
するための工夫がされたものとして紹介したいのが、神戸の「鉄板こなもんマップ」である。
それぞれのお店の「売り」を、一軒一軒の店主の声とともに紹介した一覧には、「来店日」や
「うっMy(マイ)度チェック」が書き込めるようになっており、自分オリジナルのマップとする
ことができ、別の店に行ってみようと思わせる。
特定のエリアに独特の味が集中していることがわかるとそのまちの個性が感じられ、
食べ歩いてみたくなる。ご当地グルメをまちを元気にする素材として有効に活用すると
ともに、みんなに楽しみながら歩いてもらうしかけとしてマップづくりにも工夫をこらしたい
ものだ。
(石田富男)

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◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介−
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(みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします)

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◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・2月11日から名古屋市営地下鉄や名鉄、豊鉄等で導入されるIC乗車券マナカの予約
  購入をしてきました。みなさんはもう予約されましたか。とにかく使ってみて、便利さを
  体感しようと思います。(T.Asano)

・発行日が1日遅くなってしまいました。申し訳ありません。

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◎ホームページでは一方的な情報提供に終わってしまいますが、このメールマガジン
  を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成できれ
  ばと考えています。 様々なご意見や情報もお寄せ下さい。このメールマガジンに掲
  載させていただきます。(このメールへの返信でお願いします)
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◎今後の配信を希望されない場合は、このまま返信して下さい。
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(株)都市研究所スペーシア 編集:浅野 健
  〒460-0008 名古屋市中区栄5-1-32 久屋ワイエスビル8階
   TEL 052-242-3262 FAX 052-242-3261
   URL http://www.spacia.co.jp/
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