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 ◆  ■   ■  ■  ■  ■ ■  ■  □[第136号]2005/9/19
◆   ■  ■  ■■  ◆ ■ ■  ■■ □−−配信数 674−−□

 スペーシア・メールマガジンの第136号をお送りします。
 名古屋からの情報発信とともにまちづくりのネットワーク形成をめざしています。
今回、はじめて送信させていただいた方もよろしくお願いいたします。
 
<内容・目次>
  ◆まちのトピック◆
   ・アジアへ羽ばたく車いす!
     『スマトラ沖地震プーケット津波、アジア全般支援』報告会
  ◆視察レポート◆   
   ・志摩スペイン村パルケエスパーニャ
  ◆図書紹介◆
   ・エキスペリエンツ7 団塊の7人 /堺屋太一著
   ・ロズウェルなんか知らない /篠田節子著
  ◆読者の声◆  
  ◆スペーシアのこの頃◆ 

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 ◆まちのトピック◆−スペーシアに関わりのある出来事や皆さんからの情報を紹介−
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○ アジアへ羽ばたく車いす!
   『スマトラ沖地震プーケット津波、アジア全般支援』報告会 ○

 アジア障害者支援プロジェクトでは、これまでの活動の報告会を下記のように開催しま
す。当日は、タイより二人のゲストを迎え、タイの現状についての報告もあります。ぜ
ひ、ご参加下さい。

日 時:10月8日(土)13:30〜15:00
場 所:カトリック恵方町教会ホール 
名古屋市昭和区恵方町2-15(AJU自立の家の西側)

内 容:
◎アフガニスタンの車いすを必要としている障害者支援、
プーケットの現地映像の上映。

◎タイ・カンヴォジア・プーケット等、
アジア各国への車いす支援状況の報告

<ゲスト>
Mrs. NATHAWAN KULKHANCHIT(ナタワン クルハンチット)氏
 当プロジェクトの現地コーディネーター(タイ・ノンタブリ障害者協会)
Ms. PANJARAT CHANTRIK (パンジャラット チャントリック)氏
 当プロジェクトの現地サブコーディネーター(脊髄損傷 車いす使用)

入 場:無料

★あわせて、同日午前中の、車いす整備ボランティアを募集しています!!
日 時:10月8日(土) 午前10時〜
場 所:相馬ハウス駐車場にて(昭和区恵方町2−5)

アジアへ送る車いすの空気入れ、ピカピカに磨くいて梱包など、
100台の整備を行います。
終わったら、みんなでおいしいカレーを食べましょう!!
(準備してお待ちしています)

参加して頂ける方は、下記までぜひぜひご連絡をお願いします。

午前のみ、午後のみの参加者も大歓迎です!!
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*
FROM: AJU自立生活情報センター おおたに
E-mail: kyoko@aju-cil.com(大谷)
E-mail: joho-c@aju-cil.com(代表)
URL: http://www.aju-cil.com
プラザ内 TEL: 052-851-0059 FAX: 052-851-0159
サポートJ TEL: 052-841-6677 FAX: 052-841-6622
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*

〜NPOひとにやさしいまちづくりネットワーク・東海 橋本知佳 さんより情報提供いた
だきました〜

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 ◆視察レポート◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
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○ 志摩スペイン村パルケエスパーニャ ○

 開業から11年経った志摩スペイン村パルケエスパーニャに数年ぶりに行ってきました。

 愛知万博では1日に20万人以上人訪れて入場制限が出るほど混雑していますが、パルケ
エスパーニャはゆったりと見られ、子連れで動くには程よい入れ込み客でした。
 パレード「エスパーニャカーニバル」、キャラクターショーなどゲストが参加できるも
のも幾つかありました。パーク内の所々で飲食、家具、工芸品、雑貨などのショップが充
実しており、中には工芸品に絵付け体験ができるコーナーもありました。また、小さい子
ども連れの視点から見ると、飲食店での食事、トイレ、アトラクション、ベビーカーの貸
し出し、ベビー用品の販売なども充実しています。
 パルケエスパーニャの2004年度の観光入込客数は180.4万人で8年前より60万人以上減少
しており、全国の地方のテーマパークと同様に経営が厳しい状況にあると思われます。し
かし、吊り下げ型のコースター「ピレネー」に代表される乗り物系アトラクションの整備
だけでなく、参加型・体験型のアトラクションや子ども向けのサービスなどに力を入れて
おり、集客のための工夫が見受けられました。
 子どもから大人まで楽しめるパルケエスパーニャのサービス面での取り組みは、他のレ
ジャー施設も学ぶべき点がありそうです。  (浅野健)

志摩スペイン村の概要(志摩スペイン村ホームページより)
■開園 1994年4月22日開業
■全体計画面積 113ha
○テーマパークゾーン「パルケエスパーニャ」 34ha
 コンセプト
 ・楽しさの追求と共感の場の提供
 施設概要
 ・遊戯施設:24(アトラクション/21施設、展示施設/3施設)
 ・エンターテイメント施設:3(うち1施設は夏休みのみ営業)
 ・レストラン・ファーストフード:24(レストラン・FF/16店舗、フードスタンド/8店
舗)
 ・ショップ:20
 ・駐車場:約6400台(臨時駐車場2600台含む)
○ホテルゾーン「ホテル志摩スペイン村」 8ha(温泉ゾーン含む)
○保存緑地ほか 71ha
http://www.parque-net.com/index.html

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 ◆図書紹介◆ −まちづくりに参考になるものを紹介−  
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 今回は、まちづくりを素材にした2つの小説を紹介したい。「まちづくりはおもしろ
い」という言葉がある。私自身そう感じてこの仕事をしており、まちづくりを素材とした
映画やあってもよいのにと思っていた。これらの小説で改めてまちづくりのドラマ性を感
じた次第。小説からまちづくりに関心を持つ人が増えることも期待したい。

○ エキスペリエンツ7 団塊の7人 /堺屋太一著 ○

 舞台は東京のとある商店街。シャッター通りと化したまちを現役を退職した7人のエキ
スペリエンツ(知識や経験をもった熟達者)が再生する話である。筆者は「団塊の世代」
という言葉を生み出したことでも知られ、小渕内閣、森内閣では経済企画庁長官として日
本経済を牽引してきた。筆者はあとがきで「団塊の世代に関する官僚や識者の見通しは、
いつも間違えて来た」「だから、今唱えられている『団塊の世代お荷物論』もまた間違
い」だと指摘する。
 2007年は団塊の世代が定年退職を迎えることから、2007年問題とも呼ばれ、大量の退職
による生産活動の低下やそれに伴う経済成長率の低下、技能の継承、退職一時金等の負担
の増大、さらに社会負担の増大など悲観的に捉えられる面があるが、一方で、大量の退職
者が地域社会での生活が中心となることから、まちづくりにおいてこれら人々の活躍が期
待されている。
 小説の内容は東京だから成立するという部分があり、我々のまちではこんなにうまくは
いかないと思う部分も多いが、まちづくりの可能性を示し、まちづくりに取り組む人に元
気を与えてくれる。
 日経ビジネス連載中のタイトルは「ジ・エキスペリエンツ−夢縁の人々」。職業職場の
縁でつながる職縁社会から、これからの知価時代は夢の縁でつながる夢縁社会だという。
夢の実現にむけてまちづくりに取り組む人が大いに増える。団塊の世代の定年はまちづく
りが大きく進展するきっかけになることを予感させる小説だ。

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○ロズウェルなんか知らない /篠田節子著
 
 舞台は過疎に悩む地方のまち。2030年には人口がゼロになると予測されているようなま
ちで元若者たちが村おこしに取り組む話である。何の観光資源もないまちが人を呼ぶため
にはどうするか。箱モノも観光ツアーも失敗。どうしょうもなくなった中で、ひょんなこ
とからそのまちが「UFOのまち」としてネットで紹介され、最後の手段として「日本の
四次元地帯」として売り出すことになる。
 悲惨な地方の状況の中で悪戦苦闘する姿をエンターテイメントとして面白おかしく読ま
せる。荒唐無稽の話ではあるが、こんなことがあってもおかしくないと思わせるのが今の
日本の現状だともいえる。小説では、偽円盤や偽宇宙人を作ったことが大きな問題となり
計画していたフェスティバルが中止されそうになるのだが、何かに期待する人々がどんど
ん集まり大きな動きを作っていく。こんな村おこしもあっていいだろう。

 タイトルの意味が分らず「ロズウェル」をネットで調べてみた。1947年にUFOが墜落
したというまちであり、48年たってその実写フィルムが公開され大きな衝撃を与えたとい
う。この町を舞台にした、青春群像劇と異星人の謎をめぐるSFタッチのサスペンスドラマ
も作られ、海外ドラマシリーズとしてNHKで公開もされていた。そんなことを全然知ら
なくても多いに楽しめる小説だ。
 
 →ホームページに表紙の画像を掲載しています。(Amazonアソシエイト・プログラム)
  http://www.spacia.co.jp/Mati/tosyo/dankai7.htm
  http://www.spacia.co.jp/Mati/tosyo/roswell.htm

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 ◆読者の声◆ −みなさんからいただいた感想や意見を紹介− info@spacia.co.jpへ
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 (みなさんからのご意見・ご感想をお待ちします) 

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 ◆スペーシアのこの頃◆ −所内の話題をちょっと紹介−
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・日経パソコン9/12号の特集「やっていいこと悪いこと」の記事に「本の表紙を載せた
 サイトを作った ×」というのがありました。著作権的には問題かもしれないと思いな
 がら、「宣伝の意味もあるのだから・・・」とスペーシアホームページでの掲載を正当
 化していた向きもあったのですが、このように否定されてしまうと気になります。
 画像がないのはさびしいという理由もあったのですが、この点については合法的に
 やる方法もあるということで、アマゾンのアソシエイトというプログラムに参加
 することにしました。今回の図書紹介がそれです。できるだけ早く、以前掲載した
 ものもこの形にしようとは思っていますが、いつになることやら・・・。

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 を活用し、様々な意見交換等を行うことによって、より深いネットワークが形成
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 ジンに掲載させていただきます。
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