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北九州学術研究都市

 「大学と地域の連携・交流」の調査の一環として、北九州市の北西部に位置する北九州学術研究都市を訪れました。当研究都市は、アジアの中核的学術研究拠点となるとともに、新たな産業の創出と既存産業・技術の高度化を図ることを目的としています。

 総面積は約335ha。土地区画整理事業により3期に分け段階的に実施しており、現在は第1期分の約121haが完成しています。既に北九州市立大学国際環境工学部、九州工業大学大学院生命体工学研究科、早稲田大学理工学総合研究センター九州研究所、英国クランフィールド大学北九州研究所、ドイツのGMD-Japan研究所など国内外の大学・研究所が開設しています。

 当研究都市の開発は周辺の自然環境や都市環境を生かしながら、先端科学技術に関する教育・研究機関の集積のみならず、良好な住宅・宅地の供給を目標に複合的なまちづくりを目指しています。
重厚長大産業で栄えた北九州市。地域産業の再生に対する力の入れ方も半端ではなく、市の肝いりプロジェクトのひとつである当研究都市に地元は大きく期待しています。


 (2002.2.18/加藤達志)